冬に釣れる魚の種類と釣り方を一緒に紹介!冬も釣りを楽しもう!

脂が乗った美味しい魚が沢山いる冬のこのシーズンでも、魚の動向を把握できていれば釣りも十分に楽しむ事ができます!型も狙える冬場は、釣って楽しく食べておいしい季節なので防寒対策だけは十分に備えチャレンジしてみて下さい!

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1歳と7歳のやんちゃな子供たちの母です! 一緒に楽しめるように、楽しいアクティブな活動を 日々情報取集してます!
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冬に魚は釣れるのか?

寒さがだんだんと厳しくなってくると、楽しみだった釣りが出来なくなるのかなと心配して、気持ちまで落ち込んで冷たくなってしまいます。出来るならば、オールシーズンで釣りを楽しみたいと思います!寒さが厳しい季節では、魚達と戯れる事が本当に出来ないのか?いえ、真冬だろうと魚はそこにちゃんといます!

冬だって釣りは出来ます

なぜ冬は魚が釣りにくくなるのか?その理由は魚は変温動物であり、水温の低下とともに魚自身の体温も低下します。それに伴って新陳代謝が下がり、餌を食べに行く行為が減ってしまうからという事です。そして、体力を温存しようと、動き回ることもなくじっとしている事が多くなります。

また温かい水温の場所まで移動してしまう魚もおり、魚の数自体が減ってしまう事も原因です。なので、冬で釣りを楽しむポイントは冬でも釣れる魚の情報を正確に仕入れ、その魚を釣るためのポイントを押さえて準備しておく必要があります!

冬の状況を確認

外気温が下がるとともに、川・海の水温も低下します。夏場は底に行く程冷たい水温になっていますが冬は少し違います。水というのは不思議な性質をしており、4°Cを下回ると冷たい水温の方が軽くなります。つまり水温が4°Cを下回るような真冬では、表層に近い程0°C近い冷たい水の層があり、底の方が4°Cと安定した温かさを保つ環境となります。

冬の釣りで狙うポイント

魚達は水温の急激な低下に弱く、より温かく安定した場所を好みます。そして、体力を温存しながらじっとしていながら美味しい餌が落ちてくるチャンスを待ちかまえています。魚の習性と冬場の水の特徴を理解すると、狙うべきポイントが見えてきます。

  • 外海により近い堤防でボトムを狙う
  • 工場や発電所の温排水の近くの温かいスポット
  • テトラポットの中

冬に釣れる魚を紹介

冬でも狙う事ができる魚はどれぐらいいるのか?実は、冬が旬の美味しい魚も多く釣り上げる事も可能な魚は意外と多いのです!冬釣りならではのいつもと違った釣りにチャレンジしてみると面白いです!海釣り、川釣りそれぞれご紹介します。

冬に釣れる魚:海編

産卵期前後のシーバス

シーバスは12月~2月に産卵時期を迎え、深場のある沖へ移動してしまう為に数が少なくなりますが、冬は産卵前、産卵後の個体をそれぞれ狙う事ができます。場所や水の透明度、ベイトの有無など見極めるポイントが重要になりますが、ランカーサイズの個体などを狙う事ができます。

美味しさ抜群で人気カレイ釣り

水温が低い場所が好きなカレイは冬場になると岸に近づいてくるので、冬釣りの人気者です!海底が砂地の場所で狙うことができます。グイグイと底に潜っていく重量感のある引き味が特徴的で、魅了される方も多くいます!

ヒラメと違ってカレイはあまり活発に餌を追う事がないので、じっくりと狙いましょう。産卵期に入ってしまうと極端に食べなくなってしまいますので、見極めが重要です。

高級魚カサゴ

煮つけなどが美味しいカサゴと聞くと高級なイメージが強い魚ですが、実は釣るには難しい魚ではなく一年中狙うことができ、美味しさも抜群でアングラ―に人気のある魚です。体調は30cm程度で、瞬発力のある強い引きがカサゴ釣りの魅力です!穴釣りでも狙うことができ、比較的難しくなく釣り上げることができます。

ゲーム性の高いメバル

冬はメバルのハイシーズンと言われており、冬でもルアーで楽しむ事ができる数少ない魚です!近年ではその人気に火が付き、多くの釣り人がメバリングを楽しみに寒い冬でも元気に海へ出掛けていきます!

数釣りが可能なアジ

ルアーで狙うアジングやサビキ釣りが人気で、冬でも爆釣りできると人気の高い魚です!良いポイントを見つけられれば1キャストごとにアタリがあり、初心者でも十分に釣果を上げることができます。アジは刺身も美味しく、釣っても食べても楽しむ事のできる魚です。

脂がのった旬のサバ

11月~12月にかけての鯖は脂がしっかりと乗った非常に美味しいことが魅力的です。型も良く大サバを狙う事も出来るアツいシーズンです!1月~は数が難しくなってくることもありますので、よりポイント選びが重要です。

冬に釣れる魚:淡水編

初心者でも簡単エリアトラウト

河川でのトラウト釣りの注意する点は冬場の禁漁期間です。産卵などを理由に魚を保護する目的で釣りを禁止しているところが多いです。しかしエリアトラウト=人工的に放流されている管理釣り場は真冬で釣りを楽しむ事ができます!

食わせ方に一工夫のコイ

身近な存在のコイですがコイも冬場は活性が下がり食いにくくなっていますので、ポイント・餌に一工夫必要ですが冬でも狙うことができます!エサはゴカイなどが冬場の食いつきが良いです。

冬の釣りに重要なのは場所

海釣りでも川釣りでも共通して大事なポイントは、釣るポイントをしっかりと見極める事です。堤防のようなタナがある所が好きなのか、温かい排水溝の近くなのかなど魚によって、その日のコンディションによって日々変わっていくため、魚が居ないと感じる時は違うポイントを探ってみることも大事です。

冬に釣れる魚の釣り方紹介:スズキ(シーバス)

冬に釣るときのポイント

産卵期を迎えたシーバスの移動に伴った場所選択、特にベイトの有無をよく確かめる事が重要なポイントです。また天候も重要なポイントで、冬場は水の透明度が高くスズキの警戒心が高くなります。

なので、雨が降って適度に濁った時などがねらい目です。冬場のベイトの動きは非常にゆっくりとしていますので、ルアーもその動きに合わせたゆっくりとした動きの遅いアクションが重要です!

冬に狙う場所はここ!

  • 温たかい排水が流れているポイント
  • 貯木場
  • 河口

一番重要な場所の見極めはベイトがいるかどうかをよく観察する事です。分かりやすいのは水温の高い場所で、ベイトが集まりやすく、それを狙うスズキも多く集まります。

ただし、水温が低くてもハゼ等ボトム系のベイトがいる場合には冬でも活発なシーバスが狙ってきますので、ボトムの様子もじっくりと観察してみましょう!人気スポットではスレてしまったスズキばかりで全然食わない…という事態もあるので、場所に捕らわれ過ぎずにベイトがいるスポットを探すことが大切です。

冬に釣る時の仕掛けを紹介

ワーム

動きが少なく、ただ巻きで自然に見せる事ができるワームが冬の動きの鈍いシーバスに有効です。カラーは天候や透明度によって使い分け、ナチュラルに演出しましょう!

シャッドテールタイプを基本として使いつつ、反応によってピンテール系のワームで少しアピールするなど、使い分けての使用がおススメです。しかし風に弱い為、ベイエリアや河川向きです。

ローリングベイト

シーバスといえばローリングベイトと言われる程実力が知られているローリングベイトは冬でも有効です!フォールの際にも細かく震えながら落ちていく特性があるので、リフト&フォールとの相性もよくボトムを攻略したい時にもぴったりハマります。

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様々なカラーが揃っており、シチュエーションで色々試して反応を見てみると当たりが変わってくる事を実感できます!是非色々なルアーを試してみる事がおススメです!

冬に釣れる魚の釣り方紹介:カレイ

カレイの釣れる時期は海水温が下がり始める10月中旬頃から春頃までです。カレイは動きの鈍さが特徴的で、潮の流れや海底の状態を読み場所を決める事が重要です。

冬に釣るときのポイント

カレイは地形の変化などがある場所をよく好み、根まわりや駆け上がりのある場所を狙います。堤防の先端などは潮の変化が複雑になっているので海底の地形も複雑になっている事が多いです。

また、船が通るミオ筋も底が駆け上がりになっているので、狙い目です。潮の変わり目が特にカレイの食いつきが良く、潮の流れが速い釣り場はビッグサイズのカレイがいる事が比較的多いですが、比例して釣りやすさの難易度も高くなります。

冬に狙う場所はここ!

  • テトラポッド
  • 堤防
  • 漁港

この辺りのポイントで、カレイの好むかけあがりを丁寧に探ってみましょう!カレイは活発な魚ではないので、地道に耐える時間もカレイ釣りの醍醐味です。

冬に釣る時の仕掛けを紹介

カレイを狙う際は虫餌を使う事が一般的です。虫餌にも色々と種類があり、メリットデメリットがありますので、カレイ釣りでよく使われる代表的な虫餌をご紹介します。しかし、どうしても虫が無理…!という方でも、虫餌ほど食いつきは良くない可能性もありますが、ワームなどで狙うことができます。

マムシ

本虫・イワイソメなどとも呼ばれているにおいが非常に強く、魚をおびき寄せることについて非常に優秀な虫餌です。アオイソメと比べると一回り程大きく大物のカレイを狙う際にも効果的です。価格が少し高い事がネックなので、マムシでおびき寄せ他の餌で釣るなど使用するポイントを絞って使うと効率が上がります。

イソメ

アオイソメ、青虫などと呼ばれている虫餌で安価で手に入れられるのでカレイ釣りでは定番です。切って使う場合も多いですが、カレイの反応が悪い時は房掛けと呼ばれる1本の針に沢山のイソメをかける手法で狙うと、大幅に食いつきが良くなります。

イシゴカイ

柔らかさが特徴的で、魚が飲み込みやすく針がしっかりとかかりやすいというメリットがあります。あたりの分かりにくいカレイ釣りにも効果的です!アオイソメと比較すると少し高価になりますが、マムシよりは安く使いやすい価格です。やわらかいので、慣れないと針を通す作業が若干やりにくさを感じます。

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初心者でも餌をつけるだけの楽々セッティングで、絡みにくく、投げやすいなどの良く取り回しやすさもおススメです!

冬に釣れる魚の釣り方紹介:カサゴ

カサゴは夜間に活発に活動する魚ですが、昼間でも狙うことができます。冬場でも果敢に餌に食いついてくる為、引きの強い釣りを楽しむ事ができます。餌だけでなく、ルアーでも狙うことができ手軽に楽しむ事ができます!

冬に釣るときのポイント

カサゴを狙うポイントは、テトラポットや岩礁・波止場の石周りなど隠れる場所が多いところを狙います。特にテトラポッドなどの障害物奥深くに潜んでいるものを狙う「穴釣り」は簡単に釣り上げる事ができるのでおススメです!

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