話題のロッド!タトゥーラ エリートの基本情報からインプレまとめ

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大森プロは、バスプロ界では知らない人はいないのでは、と思われるくらい有名なバスプロですが、大森プロについて簡単に振り返ってみましょう。大森プロは、東京都港区生まれのプロフェッショナルツアーアングラーで、現在はアメリカを拠点に活動しています。9歳のころに始めたバス釣りで15歳のときにはジュニアトーナメントに出場、18歳のときには日本のトーナメントで優勝するというほどの実力を当時から備えていました。その後、21歳のときにアメリカに渡り、B.A.S.S.の大会への出場を果たし、すぐに入賞しています。そして、33歳のとき、アメリカ人以外では初となる、バスマスタークラシック(第34回大会)制覇を実現し、その名が全米に知れ渡ることとなりました。現在は、全米最高峰のバスマスターエリートのツアーに参戦し、活躍しています。

クランキング用の701MHRB-G 【7’0″ CRANKIN’】

ここからは、大森貴洋プロのシグネイチャーモデルのロッドについて見ていきたいと思います。すでにお伝えしているとおり、大森プロのモデルはクランキング用とピッチング用の2種類がありますが、まずはクランキング用ロッドからご紹介します。

キャストからフッキングまで、クランキングに特化したロッドです

クランキング用ロッドは、その名のとおり、クランキングに特化したものとなりますが、まずは、ダイワのオフィシャルホームページではどのように紹介されているのか見ていきましょう。701MHRB-G 【7’0″ CRANKIN’】とは…

B.A.S.S.エリートツアープロ、T.O.こと大森貴洋氏が長きに渡り、その右腕としてきたクランキンロッドの名機TD-S701MHRB-Gが現代の最新テクノロジーで蘇る。HVF UDグラスのグラテック構造が潰れを防ぎながらグラス特有の粘りをさらに引き出した。X45で締め上げたブランクがネジレを防ぐと共に高い感度や軽さにも貢献。大森貴洋が得意とするシャロークランキングはもとより、この一本のロッドでリップレスクランク、ワイヤーベイト、ブレイデッドジグ、スイムベイト、ディープクランクまでを全て対応。パラボリックに曲がるロッドが多いグラスコンポジットロッドの中では珍しい7:3調子のファストテーパーがシャローへのロールキャストなどのアキュラシーキャストと確実なフックセットを可能にしてくれる。(引用:ダイワ オフィシャルホームページ)

…となっています。

使い勝手がよく、コスパ抜群のクランキング用ロッド

ダイワの説明をみると、まさにクランキングのために作られたロッドといえそうですね。ちなみに、仕様としては、全長は7フィート(2.13m)、重さは155g、適合ルアーは1/2オンスから2オンス、適合ラインは10~20lb.で、価格は32,000円です。また、パワーはミディアムヘビー、アクションはファストテーパーとなっています。ここまでのスペックのクランキング用ロッドが3万円台で手に入れられるなら、使ってみない手はないかもしれません。

ピッチング用の731HFB 【7’3″ PITCHIN’】

続いて、大森プロ監修のもう1つのモデルのピッチング用について見ていきます。この後に紹介するインプレ動画内でも触れられていますが、このピッチング用ロッドは、主にシャローエリアを攻めるシーンで、ガンガン攻めつつ確実なフッキング、そしてファイト中に持続するパワーが特徴的なロッドとなっています。

フッキングシーンで活躍する1本

クランキング用と同様、ダイワのオフィシャルホームページでどのように紹介されているか見てみましょう。731HFB 【7’3″ PITCHIN’】とは…

本国U.S.A.ではシャローカバーを主戦場として数々の勝利を得てきたT.O.をバンクビーターと称える。ピッチン&フリッピンの原動力、BL PF731MHFBをベースに次なるステージへと挑んだのがこのモデルだ。SVFナノプラスを軸にX45で締め上げたブランクは狙いのスポットへジグ&テキサスをピッチ&フリップ。このロッドでノーシンカーからヘビキャロまでを対応し、バイトを瞬時に捕らえる高感度、掛けてからのリフティングパワーにも注力。国内モデルはバットジョイントの2ピース。携行性も万全。(引用:ダイワ オフィシャルホームページ)

…とされています。

シャローエリアを攻めるなら、ピッチング用ロッドが相性抜群

特にフッキングの場面で性能の高さを実感できそうなロッドといえるのではないでしょうか。ピッチング用の仕様としては、全長7フィート(2.21m)、重さ150gで、適合ルアーは3/16オンスから1.5オンス、適合ラインは14~30lb.、価格はクランキング用と同様32,000円です。また、パワーはヘビーのカーボンロッドとなっています。ちなみに、こちらのモデルのみグリップジョイントの仕様で、そのためかオフィシャルホームページ上は継数2本との記載がされています。

タトゥーラ エリート インプレ紹介

ロッドの種類や特徴、具体的な内容について見た後は、大森プロ自身によるインプレ動画を確認してみましょう。どちらも、大森プロのロッドに対する納得と信頼を感じることができますので必見です。

インプレ(1)――701MHRB-G 【7’0″ CRANKIN’】

まずはクランキング用ロッドです。大森プロの話にあるとおり、納得のいく仕上がりで開発に成功したことがわかります。クランクを使ってガンガン攻める釣りをしたい方には最適な1本なのではないでしょうか。

インプレ(2)――731HFB 【7’3″ PITCHIN’】

次はピッチング用ロッドです。クランキング用ロッドと同じく、絶大な信頼を置いていることがうかがえます。ピッチングやフリッピングで使うのであればこのロッドを試してみない手はないのかもしれません。カバー周りを積極的に攻略していきたいという方にもおすすめかと思われます。

タトゥーラ エリートまとめ

コストパフォーマンスが抜群なタトゥーラ エリートについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。ダイワの先端技術が存分に取り入れられながらも、手に取りやすい価格設定で、かつ、あの有名な大森貴洋プロの刻印入りということであれば、ご自身のタックルに加わる日もそう遠くないかと思います。早速タトゥーラ エリートをゲットして、大物記録を更新してみてくださいね。