日本に元から繁殖している亜種で、繁殖場所は東北地方や関東地方の山岳付近、滋賀県、鳥取県にかけて広く分布しています。夏でも水温が15度以下になる上流域を好んでいて、全長は約30~80㎝で、体側に白斑が点在し側面から腹部には眼と同じくらいのやや大きめの斑紋が散在しているところが特徴です。
ヤマトイワナ
神奈川県の太平洋側や山岳付近の水温が15度以下になる河川に生息しています。体長は、約25㎝くらいで側面に赤や黄の小斑がありますが、他のイワナの亜種のような白い斑点は目立ちません。
ゴギ
中国地方の河川などに繁殖しています。体長は、約20㎝くらいで白斑が頭頂部にも付いています。環境省の絶滅危惧II類に分類されていて、禁漁区が設定されて保護されています。
キリクチ
紀伊半島の十津川水系にだけに繁殖しているヤマトイワナの地域変異型で、この個体群が南限(一番南に生息している)と言われています。環境省では絶滅のおそれのある地域個体群と言われていて、奈良県の天然記念物に指定されていいます。
アメマス(エゾイワナ)
千葉県以北の太平洋側、山形県以北の日本海側に繁殖していて、中でも冷水域を好んでいる魚です。降海型と河川残留型が存在しますが、孵化後すぐに降海しないで約2、3年くらい河川で生息して降海します。
イワナ釣りの時期と時間帯
イワナ釣りの時期は春から秋
イワナ釣りの時期は早春の解禁される時期から、産卵を控えて禁漁になる秋までにあたります。季節が変わるにつれて、行動パターンやエサの対象が少しずつ変化していきます。