ワカサギが餌に喰いついた際、竿へ伝わってくる手応えをアタリと言います。とても小さな魚であるワカサギのアタリは、それはそれは繊細で最初は気付きもしないかもしれません。目で見て、手で感じて。この感覚を自分のものにするところから釣果が育っていくのです。
ワカサギ釣りのアタリの感覚は一匹目に注目
最初はこのアタリの感覚がどんなものであるのか、果たして気付く事が出来るのだろうかと神経を最大限に集中させるはずです。最初の一匹目のアタリの感覚を全身で感知し、覚えていく。それが勝利への道筋と言っても過言ではありません。
とは言えとても可愛らしいアタリですので、最初は見逃してしまっても仕方ありません。経験あるのみです。
アタリがでたらすかさずアワセを行います。アワセとは竿を上げ、ワカサギの口に針を引っ掛ける動作です。こうすることでワカサギに逃げられてしまうことがなくなります。この一連の動作を通しアタリの感覚を身体で覚えることで、アタリが来る度に自然とアワセが出来る様になっていきます。
ワカサギ釣りのアタリの感覚をつかんで爆釣りしよう
アタリの手応えを身体が覚えてきたら、後は失敗を恐れず誘いを入れ、次々アワセて釣って行きます。小さなワカサギのアタリの手応えさえも逃さなくなってきたら、こっちのものです。後は時間や餌、寒さと相談しながらひたすら釣って行くだけです。ポイントにもよってきますが、きっと嬉しい釣果が得られるはずです。
ワカサギ釣りのコツを知ろう!⑤置き竿はしない
置き竿とは、台などに竿を置いたままターゲットがかかるまで放置しておく手法です。海釣りなどで良く見かけますが、ワカサギにはこの手法は適しません。ワカサギ釣りは時間との勝負ではなく、誘いとアタリへの早い対応が求められるものですから、是非手をかけて楽しんでください。
ワカサギ釣りは置き竿をしないのが基本
ワカサギ釣りは誘いが不可欠なので、置き竿はオススメしません。ワカサギに活きた餌だと思わせ、見事喰いつかせるためです。いくら新鮮な餌であっても、全く動いていないとワカサギはあまり興味を示しません。また、すぐにアワセを行える様に、仮に竿を台に置いたとしても手をかけておくのが釣果をあげるには不可欠です。
ワカサギ釣りでは常に竿を動かそう
ワカサギ釣りでは、2~3回上へ竿を動かし数秒制止して、再度2~3回上へ、が基本です。餌を動かした方が、ワカサギの興味をそそりますし、近くにワカサギが居ない場合でも餌を見つけて貰う事に繋がります。その他にも、一度底につけてからスーッと引き上げたりと様々なテクニックがあります。
共通して言えることは、餌を長時間停滞させているよりも竿を動かして誘いを入れた方が釣果にはつながるのです。しかし、時にはこの停滞しているインターバルに食いついてくるワカサギもいますので、数秒間の制止時間も大切にしていきます。
ワカサギ釣りのコツを知ろう!⑥防寒対策はしっかりしよう
何といってもワカサギのシーズンは寒いので、この寒さに負けて釣りが楽しめなくては仕方りません。まずはしっかりと防寒対策を整えるのは非常に重要です。近年では薄手であっても温熱効果の高い服も多く出ていますから、気重ねなくても暖かくすることは難しくありません。動きやすく、楽しい時間が過ごせるコーデを整えてください。