ワカサギ釣りをしよう
一度は釣ってみたい魚といえば、これからの季節やっぱり「ワカサギ」ですよね!氷に穴を開けて、竿を垂らす様は、ほかの魚釣りとは一風違ったユニークなスタイル。ですが、釣り方が特別難しいわけでもなく、初心者でも挑戦し易い魚です!
ワカサギについて
分類は、キュウリウオ目キュウリウオ科。日本の内湾や、湖などに生息している冷水性の魚です。漢字では、公魚・鰙・若鷺などと書きます。また、別名でアマサギ・オオワカ・コワカ・サイカチ・サギ・シラサギ・シロイオ・メソグリなどと地方によって呼び方が変わる事もあります。
ワカサギの特徴
成魚だと15cmほどの大きさ。細長い体に、小さめのヒレが付いています。背ビレは腹ビレより後ろの方に付いており、背ビレの後ろには小さなあぶらビレが付いています。よく間違われやすいチカという魚は、背ビレが腹ビレの前に付いているため、この点で区別ができます。
ワカサギの生態
成長期に川から海に帰る遡河回遊型と、一生を淡水で過ごす河川残留型がいます。産卵期は冬から春。遡河回遊型は、産卵期になると群で河川を遡り、水草や水中の枯れ木などに卵を産みつけます。ケンミジンコやヨコエビ、魚卵や稚魚などを食べる肉食性です。
ワカサギ釣りの魅力
冬の風物詩ワカサギ釣り。氷に穴を開けて竿を垂らす昔ながらの釣り方や、暖かい室内で釣りが出来るドーム釣り、ボート上から竿を垂らすボート釣りなど、様々な釣り方があるのも魅力的ですね。竿は小型で持ち運びがし易く、魚も小ぶりなので、調理などもやり易いです。
ワカサギは食べてもおいしい
釣って楽しい、食べて美味しいのがワカサギです。中でも氷上でそのまま揚げて、アツアツで食べる天ぷらは格別。自分で釣った食材を、新鮮なうちに食べられるなんて、この上ない贅沢ですね!また淡白な白身は、一夜干し・煮物など、どんな味付けでも合うので、様々な料理に仕上げることが出来ます。
ワカサギは爆釣りができる
群れで行動する習性があるため、一度かかるとあれよあれよと言う間に、爆発的に釣れる場合があります!竿を上げれば同時に何匹も掛かっている!なんてことは珍しくありません。チャンスが巡ってくれば、今までにない大漁を経験することが出来ます。
ワカサギ釣りの種類
一口にワカサギ釣りと言っても、その方法は様々です。主な釣り方は3種類。氷上釣り・ドーム船釣り・ボート釣りがあります。昔ながらの釣り方から、最近人気の釣り方まで、それぞれ釣り方の特徴と魅力について、ご紹介します。
ワカサギ釣りの種類:氷上釣り
氷上釣りの特徴と魅力
まずみなさんが思い浮かべる釣り方と言えば、氷上釣りではないでしょうか。氷に穴を開けて、そこから竿を垂らして釣り上げる、昔ながらのスタイルです。一面真っ白な氷上で、壮大な大自然を感じながらアタリが来るのをジッと待つ。普段経験することのない、思い出深い体験になりそうですね!
ワカサギ釣りの種類:ドーム船
ドーム船釣りの特徴と魅力
やってみたいけど、寒いのが苦手…。という方でも大丈夫です!最近では、暖房が完備された船内での、船釣り施設が用意されてる所もあります。ドーム船釣りなら、気温が低くても雪が降っても大丈夫ですし、トイレの心配も要りません。釣り道具はもちろん、電気ポットや電子レンジが用意されている施設もあります。
ワカサギ釣りの種類:ボート釣り
ボート釣りの特徴と魅力
冬はちょっと寒ずぎる…。という場合は、秋のボート釣りがおすすめです!ある程度の防寒で対応できるので、体調管理もし易いでしょう。また、冬場の待ち時間は中々辛いものですが、秋のボート釣りであれば、待っている時間はゆったりと紅葉を楽しむことが出来ます。
ワカサギ釣りの道具|基本の道具
それでは、釣り道具についてご紹介します。通常の魚釣りでも使うハサミ・タオル・クーラーボックスなどの一般的な道具もありますが、防寒具、折りたためる椅子などワカサギ釣りならではの、必要なアイテムがいくつがあります。
ワカサギ釣り共通の道具
ハサミ
針はずし、フックはずし、ラインカッター、オモリつぶし、オモリ開きなどこれ一つで対応できます。ハサミの他に、多機能ナイフ・ウロコ落とし用のナイフも付いているので、仕掛け作りから調理まで、これ一本あれば困りません。
タオル
釣りに水濡れや汚れは付きもの。やはりタオルは必須ですね。魚を触った後、ちょっと手を拭きたいなとなる時や、濡れた釣り道具を手入れするために必要になってきますので、1枚は持って行っておきましょう。
シマノ クーラーボックス
もし食べきれない程の大きなヒットが来たときのために、クーラーボックスがあると安心です!こちらはサイズが約21.7×33.4×22.1cm、重量が約1.1kgとコンパクトなクーラボックスですので、小型の魚釣りにピッタリ。
ダイワ クーラーボックス
こちらはサイズが約23×35×25cm、重量が約1.7kg。取っ手ではなくベルトがついているため、持ち運びもし易そうですね。フタに小さな投入口も別で開けられるようになっているので、毎回フタを開け閉めしなくていいのが便利です。
VBIGER 飛行帽 防寒帽子
氷上釣りでは重要な防寒具。気温が低い上に、風が吹くとさらに体感温度が下がりますので、防寒が全身しっかりと行った方がいいでしょう。こちらは帽子に、取り外し可能なフェイスマスクが付いていますので、ほぼ顔全体を覆うことが出来ます。