スノーピークのランドロック徹底紹介|最上級大型シェルターテントのすべて見せます!

スノーピークの最上級シェルターテント「ランドロック」。快適性や機能性でファミリーキャンパーからベテランまで絶大な人気を誇るその「ランドロック」のすべてをご紹介します。そろそろテントを買い替えようかなという方も、キャンプビギナーの方も要チェックです。

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初めてキャンプをしたのは30年前の学生の頃です。簡素なテントと雑な炭火、手が炭で汚れ、虫に刺されて、それでも最高に楽しい思い出です。それからスタイルが変わってもキャンプは今でも楽しんでいます。
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スノーピークランドロックとは

人気アウトドアメーカーであるスノーピークの大型シェルターテント、ランドロック。何よりもフィールドで使うことを第一に考え、キャンプを知り尽くしたスノーピークらしいギアのひとつです。こだわりの技術、性能が詰まった大型のシェルターテントがどのようなものか紹介します。

スノーピーク最大級のシェルターテント

今では総合アウトドアメーカーとして国内最大級のスノーピーク。その洗練された技術、性能は海外からも脚光を浴びています。テント、タープ、シェルターもニーズに合わせて数多くのラインナップ。その中でも最大級の大きさを誇るのがランドロックです。その大きなフォルムに、スノーピークが培ってきた技術が詰まっています。

ランドロックは大型シェルター

シェルターとは、タープの開放感を残しつつ、サイドの幕により、よりプライベート空間を作り出します。最近ではタープの代わりにシェルターを使うキャンパーも増えています。キャンプ場でもよく目にするシェルターですが、ランドロックはその中でも最大級の大きさです。インナーテントを取り付ければ、リビングと寝室の2ルームで使用できます。

ランドロックの詳細スペック

  • サイズ:奥行き625cm×幅405cm×高さ205cm
  • インナーテント:奥行き240cm×幅405cm×高さ190cm
  • 重量:22.0kg(付属品含む)
  • 収納サイズ:キャリーバッグ/75×33×36(h)cmフレームケース/72×17×22(h)cm
  • 対応人数:6名
  • 室内高:205cm
  • フライ耐水圧:フライ耐水圧ミニマム値3,000mm(ルーフ)、1,800mm(ウォール)
  • ボトム耐水圧:ミニマム値1,800mm
  • 価格:¥159,000
  • 遮光ピグメント
  • UVカット加工
  • テフロン撥水加工

ランドロックの特徴

ランドロックの特徴はお部屋のような空間です。まずシェルター部分の大きさ、奥行き625cm×幅405cm×高さ205cmの大空間はキャンプ場にできるプライベートゾーン。インナーテントを設置すれば、ベッドルームとリビングの2ルームとして使用できます。まさにキャンプ場に現れたプライベートルームです。

スノーピークランドロックの構造|「シェルター」+「インナーテント」

ランドロックは「シェルター」と「インナーテント」により、リビングとベッドルームなど、2ルームとして使用することができます。複雑な構造に思われますが、実はシンプルな構造で、設営、撤収の負担を軽減し、快適に過ごせる工夫が詰まっています。

ランドロックは2ルーム「シェルター」

二つの空間を作るというより、ひとつの大きな空間の中に、もうひとつ別の空間を作り出すイメージです。ドーム型の大きなシェルターの中の一部にインナーテントを設置します。インナーテント部分は床面があるのでベッドルームとして使用できます。それ以外は地面が見える土間のようなリビングスペースとして使用できます。

シェルター部

楕円の大きなドーム型、これがシェルター部分です。シェルターは上部と側面がシートで覆われていますので、外部と区切られたプライベート空間が作られます。下部は直接地面ですので出入りも気軽にできます。前面パネル、背後パネル、サイドドア、メッシュウインドウなどすべてを開くと、タープのような開放的な空間に変わります。

インナーテント部

インナーテントは、ランドロックのシェルター部分の中に設置します。床面があるのでベッドルーム、靴を脱いでのくつろぎスペースとして使用できます。インナーテントの高さも190cmと高く、テント内の移動はもちろん、着替えをする時なども、窮屈を感じません。メッシュになる入り口と、サイドのメッシュウインドウで通気性も抜群です。

スノーピークランドロックの人気の秘密|7つのおすすめポイント!

キャンプ初心者からベテランキャンパーまで、幅広い人気を誇るランドロック。キャンパー同士の間では、いつかは大型シェルターランドロックがほしい、との声も耳にします。そんなランドロックの人気の秘密を紹介します。

使い方いろいろ快適な広い居住空間

ランドロックの最大の魅力は、その大きさです。幅およそ4メートル、奥行およそ6メートル、畳にすると14畳以上の広さです。大人数でのパーティーはもちろん、自転車やハンモックスタンドなど大型のアイテムもすっぽり入ります。家族でのんびりキャンプから、大人数のグループキャンプなど、どんなキャンプシーンにも活躍します。

大型でも安心の強度・耐久性

ランドロックのシェルター部分は、その大きさに十分耐えられる構造になっています。支柱となるのは5本のアーチ型のフレームと、それを前後で支えるリッジポール。リッジポールは全体のバランスを支え、背骨のような役目を果たします。そのため、大きな空間を邪魔することなく、少ないフレームで支えることができています。

インナーテント(寝室)はポール不要

シェルター内の指定の場所にインナーテントを敷き、床面の端をシェルターのペグダウン部分に固定します。さらにインナーテントの天井を、シェルターの天井に吊り下げます。すべてシェルター部分に支えられているので、インナーテント自体を支えるフレームはありません。大きく快適なベッドルームが手軽にできます。

天候に左右されない防水性

シェルターの素材は、「150Dポリエステルオックス」という撥水性に優れた生地を使用しています。耐水性はサイド部分が1,800mm、トップの天井部分が3,000mmです。一般の傘の耐水性が300mm~500mm程度ですので、その安心感は絶大です。一晩中雨に降られても安心して過ごすことができます。

外敵から守るまさにシェルター

強固なフレームと耐水性に優れた素材ですので、雨だけでなく、風にも強い設計になっています。フレームエンド付近と、横風から安定させる張り綱にペグダウンすることによって、地面からも飛ばされる心配がありません。また、メッシュウインドウで、風を感じながらごみなどはシャットアウトできます。虫の対策にも最適です。

快適に過ごすための通気性

見落としがちなのが通気性です。広々とした空間でも、じめじめとしていたら台無しです。ランドロックは、前後のパネル、サイドドア、サイドメッシュウインドウに加え、サイドドアの上部にベンチレーション(メッシュ)、があります。上部にあるので、空気が動きやすくなり、換気効率を上げる効果があります。

テントの下からの冷気や雨を防ぐスカート

スカートはテントの下の裾から地面を覆うまさにスカートのような部分です。ランドロックのシェルターの下の部分には標準でスカートがついています。テントの下からの冷気や雨をシャットアウトしてくれます。これだけでも快適性はまったく違います。こういう使う人のための細かい気配りが、スノーピークならではといえます。

スノーピークランドロックの楽しみ方|無限のキャンプスタイル

ランドロックはシェルターでもあり、テントでもあり、また、タープの代わりにもなります。その自由度は大きく、使用人数、キャンプスタイルで、何通りものキャンプを楽しむことができます。グループで一つあるだけでもまったく違うキャンプになりますよ。ランドロックを使ったおすすめキャンプスタイルを紹介いたします。

大人数でパーティー

ランドロックはインナーテントを取り外せば大きなひとつのシェルターになります。この大空間を利用して、パーティールームを作ります。テーブル、椅子を並べても10人以上が入れます。夏はメッシュウインドウで涼しく、シートを閉じれば、雨、風、寒さも防いでくれるので、いつでも、誰とでもパーティーが楽しめます。

夜はキャンピングシアターに

ランドロックの天井の高さと横幅の広さを利用してスクリーン張り、プロジェクターで映画などを投影する、ホームシアターならぬキャンピングシアター。電源サイトの選択と、スクリーンは白い布で十分です。天井が高く広いので、家庭用のプラネタリウムで星を投影するのも幻想的でおすすめです。

ごろんと和室感覚のリビング

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