フナムシは海のゴキブリ?食べることも出来るこの生物を徹底解説!

焼くことで、甲殻類独特の香りが引き立つので、比較的美味しく食べられる調理法とのこと。エビやカニに似た味がするそうです。しっかり焼くことで、パリパリとした食感も楽しむことが出来ます。初心者は焼きから試してみるのがいいのかもしれませんね。

茹でる

沸騰したお湯に塩とフナムシを入れて、塩茹でにします。茹でることで磯臭さが更に増してしまうとのことで、食べるには少しハードルが高い調理方法かもしれません。から揚げや焼きに飽きた方には、ぜひ挑戦していただきたい調理方法ですね。

フナムシは釣エサになる

自分で食べるのは躊躇われるという方、魚のエサにしてみてはいかがでしょう。フナムシは、釣りのエサとしても利用出来きますよ。しかも釣り場で大量に調達出来きますので、買いに行く手間も、持ち運ぶ手間も省けます。お財布にも優しいという大変優れたエサになるのです。

フナムシは海の万能エサ

釣り人たちに愛されているエサであるのは、コスパがいいからだけではありません。通常通り鈎に掛けてもいいですし、撒き餌としても利用できるので、とても使い勝手がいいんです。見かけに反して柔らかいので、様々な魚を食いつかせてくれますし、まさに非の打ち所がない万能なエサといえるでしょう。

フナムシをエサにするときのポイント

鈎に掛ける時は、チョン掛けが一般的です。背中から尾に掛けて鈎を通していきます。撒き餌にする時は、少し弱らせておかないと、泳いで戻って来る場合がありますので、撒く時には、少し潰して弱らせて使うか、水溶き片栗粉を使って動きを鈍くしておくといいでしょう。

上手に使ってコストダウン

釣りをするにも、道具代やエサ代など、中々お金がかかりますよね。釣りに行きたいけど、お財布が寂しい…。そんな時には、フナムシに頼ってみるのもいいかもしれませんよ。有能なエサが大量に現地調達出来るのですから、使わない手はありません。

フナムシで釣れる魚を紹介

見た目はグロテスク。味も私たち人間が食べると、とても美味しいとは言えませんが、魚にとっては美味しいご馳走のようです。アジなどの小型の魚はもちろんのこと、メジナなど大型の魚、メバルなどの根魚、その他様々な種類の魚を誘き寄せてくれます。

釣れる魚①イシダイ

イシダイのエサは、通常ウニやサザエなど高価なものが多いので、毎回となるとお財布に厳しいですよね。その点、フナムシだと無料で大量調達出来ますので大変助かります。エビやカニなどの甲殻類も捕食するイシダイは、フナムシにもよく食いついてくれますよ。

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