カセットガス式冷蔵庫の仕組みを解説!ポータブルで屋外にも最適

冷却により常に冷たさをキープできる

冷蔵庫のような冷却機能を持っていますのでとても魅力的です。食材を常に鮮度を保ったままキープしてくれます。

CB缶1本使用でおよそ24時間冷却できる

カセットボンベ(CB缶)やアウトドア缶(OD缶)が使えます。さらに、CB缶1本でおよそ24時間くらい冷却することができる驚異的なコストパフォーマンスを可能な仕様になっています。

ガス式冷蔵庫の注意ポイント

メリットばかり気を取られますが必ずデメリットもありますのでよく理解した上で検討してください。

直射日光を避けて、水平に置く

ガス冷却の冷蔵庫でも、真夏の炎天下に直射日光が当たる場所では実力を発揮することはできません。クーラーボックスと同様で涼しい所に置きましょう。また、液体を循環させるシステムなので、本体を水平に設置しないと冷却効率が低下しますので必ず水平に置きましょう。その時に、より効果を上げるためにボックススタンドなどを利用することをおすすめします。

重量がある

3wayガス式クーラーボックスの重量の平均は、約15〜20kgくらいになります。中に食材を入れたらそれ以上になる計算になりますので、食材を入れるタイミングなど検討する必要がありそうです。

風で火が消えることがある

風を締め切ると火が弱くなってしまい冷却機能も下がって火が消えてしまうこともあります。そのため、通常は風が通るスペースを確保するように設置して、強い風の当たらない風防を設置するなど風の対策は必要になってきます。

メンテナンスが必要

数年使っていくとカセットガス使用するときだけ冷却性能が下がってくるのが分かります。使う頻度にもよりますが、気が付かないうちに内側に埃などのゴミの影響でガス燃焼の炎自体が弱くなっているのです。見た目だけでは、分かりにくいのですが清掃することで炎が復活して大きくなり、性能も上がるます。定期的にメンテナンスを行うことで、本体そのものの寿命を伸ばすことになります。

ガス式冷蔵庫の仕組みを知ろう!

アンモニア水溶液を加熱して発生する気化熱で庫内を冷却する吸熱方式になります。この方式はガスを使ってアンモニアを温めますので、ガスのシステムを搭載したものになります。

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