風を締め切ると火が弱くなってしまい冷却機能も下がって火が消えてしまうこともあります。そのため、通常は風が通るスペースを確保するように設置して、強い風の当たらない風防を設置するなど風の対策は必要になってきます。
メンテナンスが必要
数年使っていくとカセットガス使用するときだけ冷却性能が下がってくるのが分かります。使う頻度にもよりますが、気が付かないうちに内側に埃などのゴミの影響でガス燃焼の炎自体が弱くなっているのです。見た目だけでは、分かりにくいのですが清掃することで炎が復活して大きくなり、性能も上がるます。定期的にメンテナンスを行うことで、本体そのものの寿命を伸ばすことになります。
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ガス式冷蔵庫の仕組みを知ろう!
アンモニア水溶液を加熱して発生する気化熱で庫内を冷却する吸熱方式になります。この方式はガスを使ってアンモニアを温めますので、ガスのシステムを搭載したものになります。
どうしてガスで冷えるのか?
冷却ユニット内でアンモニアを液化させて、急激に気化させることによって、そのときに発生する吸熱効果を利用することになります。気化させるときに、ガスの火を使うことになります。
静かで低振動な理由は冷却方式
吸熱方式は、アブソープションシステム(アンモニア吸収式冷却器)とも言われていて、静かで低振動な稼働を実現しています。アブソープションシステムとは、冷却ユニットに自然冷媒のアンモニア水溶液と水素を封じ込めることによって、アンモニアが気化するときに、周りの熱を奪う性質を利用して庫内を冷やすシステムのことです。通常の冷蔵庫に装備されているコンプレッサーや、ファンなどの駆動部品を使用していないので、無振動・無静音でシステムを稼働することができるのです。
使用する際の大事なポイント
何でもそうですが、使用する前は必ず取説をよく読んで使用してください。大事なことが記入していますのでよく読んでください。
使用前には必ず冷やす
食材を入れて使用する前には、約7時間くらい運転して、庫内を空の状態で冷やして準備しておく必要があります。そのときは、カセットガスを使って運転しても構わないのですが、ランニングコストや効率の良さを考えるとAC100V電源で冷却することをおすすめします。