ココからは一般的な三枚おろしの要領です。先ずは胸ビレと腹ヒレに沿って斜めに包丁を入れ頭を外します。片側から包丁を入れたら、魚をひっくり返し反対側からも同じように包丁を入れます。上記動画はアカムツではありませんが三枚おろしがわかりやすいので参考にしてください。
アカムツの捌き方③内臓の処理をする
頭が外れたら内蔵を取り出します。内蔵は雑味の原因になったり、食中毒の元にもなるので出来るだけ破裂させないように取り除きます。刺身で食べる場合は特に注意をしたいです。煮つけにする場合は中骨の部分に血合いがあるので水でよく洗って綺麗にします。
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アカムツ料理のレシピ
アカムツを美味しく食べることが出来るレシピを3種類紹介します。最近は女性の釣りファンも多くなっていますが、まだまだ男性が活躍するフィールド。普段キッチンから遠い所で生活する男性諸兄でも簡単に調理でき、美味しく食べられるレシピです!
アカムツ料理のレシピ:刺身
先ずは刺身!鮮度の良い魚は刺身が旨いです。スーパーでは手に入らない釣り師ならではの特別な旨味を存分に味わってください。そしてちょっと一工夫!アカムツは皮がうまい魚。ぜひ皮付きで刺身にしてください。皮はそのままだと硬くて食べにくいのでバーナーで少し焦げる程度に炙ります。香ばしさがプラスされ正に絶品です。
- 3枚に下ろし身を背身と腹身に分ける
- 身の真ん中にある血合骨を取り除く
- 皮目だけをバーナーで焦げが出来るまで炙る
- 火が通りすぎないように氷水で冷やす
- 水分をよく拭き取り完成
アカムツ料理のレシピ:塩焼き
塩焼きはシンプルだからこそアカムツの味わいが引き立つ一品です。白身で上品な上に、ジンワリと浮き出る極上の脂は口に入れると華やかで甘みがあります。荒く削った岩塩を使うと更に美味しさが引き立ちます。そのままの大きさで調理できる環境があれば贅沢な尾頭付きで。三枚におろして食べやすい大きさにカットしても。
アカムツ料理のレシピ:煮つけ
甘塩っぱく煮付けるとアカムツの旨味はギュッと凝縮します。ホロッと柔らかくなった白身は口の中でとろけるような柔らかさ。お腹の方の身は口の中で噛み締めるとジワリと脂が染みだし思わず唸る至福の味わいです。酒のあてにも、白いご飯のおかずにも絶品です。
アカムツ料理のレシピ:干物
干物作りと聞くと「ちょっと難しそう」と腰が引けてしまうかもしれません。ところが意外と簡単で釣った魚を保存でき、旨味も凝縮するので是非トライしてほしいです。必要な作業は「2枚に開く」「塩をする」「干す」と主要な工程はたったの3つです。
- 先ずはお腹から包丁を入れ2枚に開きます
- 丁寧に洗って内臓や血合いを取り除きます
- 直接塩を振るか10%前後の塩水につける
- 30分で引き上げ軽く水で洗う
- 直射日航の当たらない風通しの良い場所で陰干し
- 夏場は3時間~5時間、冬場は5時間から1日