アカムツとはどんな魚?釣り方やおすすめ仕掛けとレシピも!

アカムツを狙う釣りの深さは100メートルから200メートルの深い海です。船釣りでは「ライト深海」といわれるクラス。もっと深く居場所を狙う場合はディープ深海と呼ばれます。海底付近に群れをつくって生息するアカムツを魚群探知機をつかって探ります。魚影の濃いポイントへ案内するのが船釣りにおける船長の腕の見せ所です。

アカムツは小魚が主食

アカムツは海底に生息し小魚やエビなどを主食にする魚です。海底の岩礁帯など、小魚が身を寄せることが出来るポイントを狙います。釣りエサも主食に合わせるのが基本で、サバを代表とした青物やイカの切り身をエサにすると好反応を示します。慣れるまではエサも乗合い船の船長に確認するのが鉄則です。

アカムツの釣り方

アカムツは陸からでは釣れないので船で釣ることになります。他の方と一緒の船に乗合船です。一日同じ船に乗るので隣の人への挨拶は基本。アカムツは海底に住む魚なので、底まで仕掛けを沈める。そこでエサを煽って魚を誘って食わせます。しっかり底まで仕掛けを沈めるのが重要です。

アカムツ釣りの時期は夏から冬

アカムツの釣りは夏から秋が好シーズンです。シーズン中で最も釣果が期待できるのが7月から9月の夏の盛り。アカムツの群れを見事に捉えることが出来れば、2桁以上の数釣りも可能です。夏の魚は脂が落ちる場合が多いですが、アカムツに関しては心配無用。特徴的な脂はしっかりとのっていて夏の方が旨いという人も多くいます。

アカムツ釣りはバラしやすいので注意!

アカムツは一気にエサを丸呑みするタイプの魚ではありません。口の先に咥えるようにします。そのため釣りでも針の掛かりが甘くなり、水面から取り込む際にバラしてしまうこともあります。アカムツをフッキングしたら、定速で巻き上げ無駄に竿を上下させたりしてはいけません。

アカムツの竿

アカムツは船に乗って沖合で釣る釣法です。ですから基本は船釣り用の竿で、竿先が柔らかくあたりが取りやすい先調子の竿がオススメ。そして、複数のアカムツが一度に掛かったり、思わぬ大物にも対処できるように、胴の部分はしっかりとパワーのある竿を選びます。

アカムツ釣りの竿の選び方

アカムツ釣り用の竿を選ぶポイントは、竿の長さ、使えるおもりの大きさ、竿の調子が重要になります。下記にスペックを記載したので竿を選ぶ参考にしてください。アカムツは人気ターゲットなので専門の竿も開発されています。専門の竿なら外れはありません。

  • 仕様 :船釣り用のの竿
  • 調子 :先調子7対3
  • 長さ :1.8メートル程度
  • おもり:100号を使える竿
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