メスティンは炊飯・料理にとても便利!
キャンプや登山などの大自然の中で楽しめるアウトドア。普段とは異なる環境に気持ちも高まり、つい行動もアクティブになります。たくさん動けば、その分よりお腹も空きます。そんな時に、出来たてのアツアツ料理を食べる事が出来たら嬉しいですよね。
メスティンは、その様な願望を叶えてくれます。せっかくのアウトドア、食事も便利に美味しく楽しむならばメスティンがおすすめです。
メスティンが活躍するのはこんなシーン
近年盛り上がりつつあるのが、キャンプをおひとり様で楽しむ事を意味するソロキャンプです。メスティンには通常のサイズとラージサイズの2種類が用意されており、通常のサイズであれば炊飯目安は1.8合までとソロキャンプにぴったりです。
また、ラージサイズのメスティンでは約3.5合までの炊飯が可能であり、ファミリーキャンプや友人との間で行うキャンプにも利用が可能です。
メスティンはクッカー(コッヘル)の一種
アウトドアでの調理に使用する調理器具はクッカーやコッヘルと呼ばれ、メスティンもその1種です。メスティンは飯盒(キャンプや登山などの野外における調理に使用する携帯用炊飯器・食器)ですが、ラーメンやパスタや炒め物などにも幅広い活躍を見せる万能機具です。
メスティン以外のクッカー(コッヘル)をご紹介
アウトドア飯をより便利で豊かにしてくれるクッカーを、メスティンの他にもいくつかご紹介します。キャンパーや登山家から人気のアイテムを集めましたので、是非ご参考下さい。
モンベル アルパインクッカー
モンベルのアルパインクッカーは、アルミニウム製のクッカーです。軽量かつ早い火の通りは、調理を素早く効率の良いものにしてくれます。また、クッカーの内側に付いた目盛も調理に役立ちます。アルパインクッカーには様々な種類の形状が用意されており、使用人数や用途に合わせて最適な物を選ぶ事が出来ます。
プリムス イージークック・ソロセット
プリムスのイージークック・ソロセットはアルミで出来ており、その内側は炊飯の際にもお米がベタつかないノンスティック加工が施されています。更に腐食耐性のあるハードアノダイズド加工と、底面には滑り止め加工まで施された至れり尽くせりの性能です。その上、コスパにも優れる究極のクッカーです。
ユニフレーム 山クッカー 角型
ユニフレームの山クッカー 角型はアルミで出来ており、その名の通り角型の形状が特徴です。ラーメンを作る際は、麺を割る事無くそのまますっぽり入る大きさです。また、角型には収納におけるデッドスペースが生じにくいメリットも。性能に加えて、シンプルでおしゃれな見た目も魅力です。用途や大きさなどから3種類用意されています。
クッカー(コッヘル)の選び方について知ろう
各メーカーからたくさん販売されているクッカー。どれも魅力に溢れ、選択に迷う事もあるはずです。そんな時におすすめしたいクッカーの選び方を紹介します。
クッカー(コッヘル)を形状で選ぼう
クッカーの主な形状と形状における特徴をご紹介します。
深型タイプ
深型である故に、内側のスペースは収納にも活かせます。その際はクッカーを収納用袋に収納した上で行うと、クッカー同士の接触による傷の防止になりおすすめです。重要な実用面では、炊飯やコーヒー、味噌汁などのお湯が必要な場面に適しています。
浅型タイプ
深型タイプと比較して、通常の鍋やフライパンに近い形状をしている為、焼く・炒める・煮るなどの加熱調理全般に適しています。
クッカー(コッヘル)を素材で選ぼう
クッカーは、素材も様々です。クッカーに多く使われている素材と素材における特徴をご紹介します。
アルミ製タイプ
メリットは熱伝導に長けており、効率化と燃料の節約も加味した調理が行えます。重量は、調理や持ち運びにも有り難い軽量です。デメリットは表面加工が強い衝撃などに弱く、たわしやクレンザーを用いて磨く行為は適しません。その為、お手入れと保管には注意が必要です。
ステンレス製タイプ
メリットは野外での調理にうってつけの硬くて丈夫な耐久性です。その為、クレンザーでのお手入れも可能です。デメリットは酸性に弱い事と、他の素材と比較すると重さがある事です。
チタン製タイプ
メリットは硬くて丈夫な割りに重量は軽量であり、使い勝手に優れます。また、熱くなりすぎる事が無く火傷しにくいメリットも。デメリットは熱伝導率が比較的弱く、加熱時間には注意が必要です。
クッカーで山ごはん① 炊飯
アウトドアで味わう出来たてアツアツの山ごはん。日常とは違って、材料も準備して持ち運ぶ場合がほとんどだと思います。だからこそ1つ1つの材料やアイテムの貴重さを改めて学べる事も、アウトドアならではの醍醐味の1つかもしれません。
日常とは違いボタン1つで終了とはいきませんが、アウトドアだからこそ楽しめるクッカーによる炊飯方法をご紹介します。
炊飯の仕方
- お米を研ぎます。 ポイント:研ぎ方は、野外においても日常と同様に行います。ただ、お米の握りすぎによるでんぷん質の流出には注意が必要です。また、無洗米を選ぶ事で効率化を計る事が出来ます。
- お米を水に浸します。 ポイント:時間は、30分~1時間が目安です。浸す事により、芯の残らないふっくらとしたお米が炊き上がります。お米1合に対する水の目安は200ccです。目的地に到着後、最初のうちに②までの作業を行うと時間を有効に活用出来ます。
- お米を火にかけます。 ポイント:蓋をして、強火にしたコンロやバーナーなどの安定した火元の上にクッカーを乗せます。
- 湯気が出たら火を弱火にします。 ポイント:湯気の他にも、クッカーの蓋がカタカタするなども火力調節のタイミングとなる合図です。
- 湯気が無くなるまで加熱します。 ポイント:湯気が無くなってきたら火を止めます。
- お米を蒸らします。 ポイント:そのまま5分程度蒸らして完成です。
炊飯におすすめのクッカー ユニフレーム ライスクッカー
ユニフレームのライスクッカーです。アルミ製の熱伝導を上手く利用し、お米全体にムラなく熱が行き渡ります。また、炊きこぼれの防止に少し高めに設計された鍋のフチと、火力調節のタイミングには蓋がカタカタと音を立てる分かり易い仕様などがおすすめポイントです。
ライスクッカーについてはこちらの記事もご参考下さい。