カセットガス発電機を徹底比較!ホンダやヤマハ製品もご紹介

エンジンスイッチのダイヤルを「停止」から「運転」の位置に回します。本体上部のボンベカバー部分をしっかりと押さえながら、正面向かって右側にある始動グリップをゆっくりと重くなるところまで引き、そこから勢いよく引いてエンジンを始動させます。グリップはゆっくりと戻してください。

電気機器を接続する

電気機器の電源スイッチが切られている事を確認の上、本体右横部のコンセントへと電気機器のプラグを差し込みます。電気機器のスイッチを入れると、本体正面にある負荷警告灯が点灯します。正常の場合は緑に点灯、過負荷運転や使用機器に異常がある場合赤色に点灯するので注意しておきましょう。

停止方法

続いては、「ホンダ エネポ EU9iGB」の停止方法です。基本的にどのカセットボンベ発電機でも流れは共通ですが、安全のためにそれぞれの機種のマニュアルに沿っての停止作業を行なってください。

電気機器を取り外す

接続している電気機器の電源スイッチは必ずオフにしてください。電源スイッチがオンのままで、プラグを抜くと電気機器が故障する恐れがあります。確認の上でコンセントから電気機器のプラグを抜きます。

エンジンを停止させ、カセットボンベを外す

エンジンスイッチのダイアルを「運転」から「停止」の位置にして発電機の運転を停止します。停止を確認したらボンベカバーを開き、操作レバーを「固定」から「解除」へスライドさせロックを解除します。カセットボンベの手前側を上に浮かせるようにしながら引き抜いて取り外します。

残留したガスを排出する

カセットガスボンベを取り外した後は、本体の残留ガスを排出する必要があります。カセットガスボンベが取り外された状態で、もう一度エンジンを始動させ、自動的に停止するまで運転させてください。

簡単なメンテナンスを行う

カセットガス発電機のメンテナンスは大変簡単です。「ホンダ エネポ EU9iGB」の場合であれば、メンテナンスカバーを取り外し、エアクリーナーカバーのウレタン製のろ過部を取り外して洗浄するのみとなります。簡単なメンテナンスを行い保管しておけば、いつまでも快適に利用可能です。

カセットガス発電機の注意点

以上のようにカセットガス発電機は、大変便利で使い勝手が良く誰にでも手軽に使用可能ですが、重要な注意点がいくつかあります。命にも関わる事柄なため、以下の点は絶対に確認した上で使用するようにしましょう。

室内での使用は絶対に禁止

カセットガス発電機はカセットコンロなどと比較して、マフラーなどから排出される排気ガスには有毒な一酸化炭素が多く含まれています。そのため、室内で使用すると一酸化炭素中毒になる危険性が高く大変危険です。室内での使用は絶対に避けるようにしましょう。

換気の良い場所で使用する

さらに、同様の理由から、たとえ屋外で使用する場合であっても万が一の危険を避けるために換気の良い、風通しの良い場所に設置して使用するようにしてください。また発電機の周りをもので囲ったり、燃えやすいものを置いたり、運転時の本体の移動も危険なので行わないようにしましょう。

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