泳がせ釣りで大物を釣り上げよう!仕掛けの作り方や釣果アップのコツ

ヒラメやマゴチなどの砂泥底に潜んで通りかかったエサに食らいつく魚は捕食行動が下手で、エサを丸呑みするというよりは齧り付く様な捕食の仕方をしてきます。そのために1本針だとうまく針がかからず、エサの一部だけかじり取られるケースも目立ちます。

そのため、ヒラメやマゴチを狙う場合は2本針や3本針を使用して針に掛かるチャンスを増やすのが良いでしょう。また、エサを飲み込むのが下手で時間がかかるため、当たりが来ても慌てて合わせずに少し待ってターゲットがしっかりとエサを飲み込む時間を作る事もコツとなります。

泳がせ釣りで釣果を上げるコツ

泳がせ釣りは間違いなくルアーや通常のエサよりもよく釣れる方法だと思います。ただし、ちょっとしたコツを知っていないとターゲットがエサを食ってきてもうまく釣り上げる事は難しいでしょう。ここでは、泳がせ釣りで釣果を上げるためのコツについて説明していきます。

餌にしっかり食いつくまで待つ

泳がせ釣りのエサであるアジやイワシなどの小魚は、通常のエサ釣りで使用するエサよりもサイズが大きくターゲットの魚にとっては飲み込むのに時間がかかります。そのために通常の感覚で合わせのタイミングを取ってしまうとうまく針がかりしません。そのため、当たりが来ても慌てて合わせずに気持ちを抑えてドラグを緩めて糸を送りましょう。

そして、しっかりとターゲットがエサを飲み込むのを待ちます。タイミングの目安としては、ウキが沈んで浮いて来なくなるのがサインになります。ここで竿を立てて合わせる事で針掛かりの確率がグッと高まります。こういった魚との駆け引きこそが泳がせ釣りの最大の魅力であるといっても過言ではありません。

元気な魚を餌にする

エサにする小魚が弱っていて元気がなかったり瀕死の状態では針につけても泳ぎ回ってくれません。これではそもそも泳がせ釣りにならないので、エサを元気な状態に保つ事は極めて重要なポイントです。

生き餌を弱らせないためにエアレーションを使用したり、針に取り付ける際も手際よく行う事、取り付けたらすぐにキャストすることなどが大切です。こういった点からも泳がせ釣りに使用するエサは現地で釣り上げて確保するのがベストだと言えるでしょう。

孫針を使う

泳がせ釣りではターゲットがうまく針まで飲み込んでくれずに、エサの一部だけが食いちぎられるといったケースが頻発する事があります。こういった場合には孫針と呼ばれる針をもう一箇所に刺しておく事でうまく丸呑みされなかった場合でも合わせた時に針掛かりする可能性を上げる事ができます。

泳がせ釣りに最適なタックルのご紹介

続いては、泳がせ釣りに使用するのに最適なタックルを厳選して紹介していきます。泳がせ釣りで使用できる複数の仕掛を紹介しましたが、それらの仕掛けに合わせてロッドを選択する必要があります。

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