川釣りとは?
これから釣りを始めようと思っている方は「川釣りって何?」「どんな釣りがあるの?」と思ってこの記事にたどり着いたはず。そこで、ここでは川釣りとは何か、川釣りの魅力を紹介していきます。
淡水魚を狙った釣り
川の上流から下流に生息しているアユ、イワナ、ニジマスなどの淡水魚を釣る釣りです。川の上流付近でアユやオイカワなどを釣るのが清流釣り。他の流れのある所でイワナやヤマメを釣るのが渓流釣りです。また、フナやコイを釣るのも川釣りの一つです。
川釣りの魅力
海釣りで潮風を感じながら釣りをするのもいいですが、海では感じる事ができない魅力が多くあります。川の土手で季節の植物を楽しんだり、川のせせらぎを聞いたりと海にはない魅力が数多くあります。
川では釣りをするだけではなく、夏場はバーベキューやキャンプなどのアウトドアを楽しむ事ができます。釣ったばかりの魚をその場で新鮮なうちに食べるといった楽しみ方もできます。身近な人とバーベキューをやりながら釣りをすると言った楽しみ方もあります。
川釣りで釣れる魚
川でもたくさんの種類の魚を釣ることができます。一度は聞いた事がある魚、アユやニジマス。他にはイワナやハゼなども聞いたことや食べた事がある人もいるでしょう。ここでは、川で釣れる代表的な魚を簡単に紹介します。
オイカワ
北陸から北九州に棲んでいます。流れの緩やかな所を好み川の中流から下流に棲んでいる魚です。体の側面にはピンク色の黄斑がはいっています。また、尻びれは大きな三角形をしていると言った特徴があります。
観賞魚としても人気が高く、タナゴなどと同じで繁殖期(5~8月)に入ると婚姻色が出る魚です。体の色が綺麗な緑に近い水色とピンク色になります。顔には追星と呼ばれる白い斑点が出てきます。
ハゼ
ハゼは川や海、汽水と広い地域に棲んでいる魚です。初心者が釣るにも釣りやすい魚なので人気があります。成魚で大きいものは50センチを超えるハゼから小さいのは1センチ程度にしか成長しないハゼまで様々です。よく見かけるハゼは5~15センチくらいが多いです。
川で釣れるハゼで一番多いのはヨシノボリでしょう。ヨシノボリは成魚になっても10センチ程度にしか成長しません。頭には赤い色の線があるものが多いです。また、腹びれは吸盤上になっていて、川底に張り付くことができます。
イワナ
イワナは川の一番奥の上流に棲んでいます。種類によりいない地域もありますが、大きくイワナでまとめると全国に棲んでいます。イワナの種類により特徴が違いますが、基本的には口が大きく鋭い歯をしていて、背びれと尾びれの間に脂びれがあります。体には斑点があるのが特徴です。
ニジマス
ニジマスはサケ科の魚です。特徴は体全体に黒い点があり、エラから尾びれにかけて赤色の線が入っているのが特徴です。顔はサケに似ていて下あごが長くしゃくれたように見えます。淡水ですごすニジマスは成魚で40センチ前後の大きさです。一度、海に行って川に戻るニジマスもいます。海に行くニジマスは60から120センチ前後になります。
コイやフナ
コイとフナはよく似ているので間違われる事があります。コイは口の近くに2本のひげがあり、フナにはひげが無いのが一番の違いです。野生のコイは飼われている物と違い体の高さは低く動きが速いです。成魚は60センチくらいになります。
フナはコイよりも頭が大きくコイと同じで背びれは一つ。背中の方は光沢のある黒色をしています。お腹の方は白い色です。コイとは違い口の近くにヒゲが無いのが大きな違いです。体の高さは10~30センチくらいになります。成魚は15センチから大きい種類で40センチになります。
ブラックバス
川や湖に棲んでいる魚。体は円柱の両端がとがった形をしています。ブラックバスは大きな口をしていて細かくノコギリのような歯をしているのが特徴です。成魚になると40センチから80センチ以上になります。
川釣りにおすすめな竿とは
川釣りをしたことがない人はどんな竿を選んだらいいか分からないでしょう。ここでは、どんな竿が最適なのか選ぶポイントや高い物がいいのか分かりやすく紹介していきます。それでは、おすすめの竿って何?おすすめの竿5選を見ていきましょう。
川釣り初心者はセットでもOK
釣りをする場所、狙う魚、釣り方によって竿を変えるのが一番いいですが、最初から全部揃えようと思うと大変でお金がかかってしまいます。ですので、最初はリールとセットで売っている物や、そこまで高くない竿やどこでも使える竿を選ぶと良いです。
川釣りにおすすめ竿5選
オルルド:コンパクト延べ竿ノベルドA
延べ竿の中でも比較的軽い竿です。仕舞寸法が32センチとコンパクトになるので持ち運びに苦労する事がなく便利です。また、湖や池、海の釣りまで使う事ができる万能な竿。値段もお手軽なので入門にはもってこいの竿です。
LEO Sports:釣りセット
リールとルアー更にはラインが100メートルがセットになってお得な商品です。使い方によって様々な場所で使う事ができる竿です。耐久性、軽さ共にばっちり。このセットがあれば、すぐに釣りを楽しむ事ができます。
Doolland:釣竿 伸縮式
スゴク軽く270グラムし重さがないのが特徴の竿です。軽いだけではなく、素材もしっかりとした物を使用しているので耐久性にも優れています。リールが卵型と見た目も可愛く女性や子供にも使いやすいのでおすすめです。もちろん上級者も使えます。
プロトラスト:GR楽釣
タナゴやハゼなどの小さい魚を釣るには最適な竿。軽くてお手頃な金額です。入門用には丁度いいです。軽いので子供や女性でも使いやすく釣りを楽しむ事ができます。ネットでの口コミも評判が良いので間違いなし。
魚三昧 万能竿 二代目剛
コストパフォーマンスのいい竿。金額以上の性能を感じる事ができ満足できる竿です。コイやフナで使う事ができます。大きい魚がかかっても耐えれるだけの強度があります。買って損なし。使ってみてください。
海釣り竿と川釣り竿の違いは?
海釣りと川釣りの竿の違いは作る時に使用している素材です。海釣り用の竿は潮風を常に受けているので、錆びにくい素材で作られています。また、川釣り用の竿を海で使う事もできますが、使った後は手入れをしないと錆が出やすく壊れる可能性が高くなってしまいます。
川釣りの餌は何を使うの?
ここまで来たら釣る準備ができました。竿まで揃ったら問題はエサです。何を使えばいいのでしょうか?狙う魚によってエサを変えるのがベストです。ハゼやマス、ブラックバスと魚ごとに使うエサを紹介していきます。
小物狙いならグルテンや練り餌
タナゴやモロコを釣るならグルテン系の練り餌を使うといいでしょう。グリテン系の練り餌はベトベトして使いにくく感じるかもしれません。使う人によりますが、油分のある調味料を使ったり、菓子パンなどを混ぜて使う人もいます。
練り餌は大きく付けないのがポイントです。まず、一円玉くらいか少し小さいくらいの大きさに丸めます。それをハリの先から付け根元までしっかりと付けます。この時に、水に入った時にスグにバラバラにバラないよう抑えること。後は投げて少しずつ練り餌がバラバラになり魚が寄ってくるのを待ちましょう。
ハゼやマスなら虫餌
ハゼ釣りで使うエサはミミズや青イソメ、ジャリメと呼ばれる虫を使います。どのエサも長いので魚の食いつきが悪かったら切って使うといいでしょう。付け方はエサにする虫を適当な長さに切り、胴体にハリの先を通すチョンがけが基本の付け方になります。
マス釣りで使うエサはブドウ虫と呼ばれる蛾の幼虫が主なエサです。他には小魚やイクラを使います。生きたエサの方が食いつきがいいのでブドウ虫をメインで使うのがいいです。補助的な感じでイクラを使うのもありです。