タカベは高級魚!釣り方から刺身のさばき方まで一気に解説!美味しい料理5選も!

タカベの煮つけは、まず十字に切れ目をつけます。次に、薄く切った生姜と醤油、砂糖、酒、水を加えます。汁が沸騰したら、弱火でしばらく煮込みます。何度か煮汁をタカベにかけてあげて、トロミが出てきたら火を止めて完成です。

レシピ

  • タカベ 4尾
  • 生姜 1片
  • 醤油 大さじ3杯
  • 砂糖 大さじ2杯
  • みりん 大さじ3杯
  • 酒 大さじ4杯
  • 水 100cc

タカベの干し物

ご家庭で手間がかかる料理になりますが、タカベは干し物としても絶品です。伊豆諸島の方ではお土産としても扱っているので、興味がある方は伊豆諸島に足を運んだ時に購入してみると良いと思います。

タカベのフライ

タカベのフライのコツはしっかり水気をとり、二度揚げることにあります。タカベを三枚におろしてから、塩、こしょうを振り、ここで水気をとって小麦粉、溶き卵をつけ、最後にパン粉をつけます。5~6分揚げたあとに、一度取り出し1分ほど揚げてしあげます。

レシピ

  • タカベ 4尾
  • 卵 1個
  • 小麦粉 大さじ2杯
  • パン粉 1カップ
  • 塩 少々
  • こしょう 少々
  • 揚げ油 鍋にあわせた適量

タカベのムニエル 

タカベは脂がとてものってる魚なので、ムニエルにはバルサミコ酢をかけるの良いと思います。タカベに切れ目をつけ、塩とこしょうを振ります。小麦粉をまぶした後、バターで両面を焼き、最後にバルサミコ酢を数滴かければタカベのムニエルの完成です。ちなみに油はオリーブオイルを使います。

レシピ

  • タカベ 1尾
  • 塩 少々
  • こしょう 少々
  • 小麦粉 魚の大きさにあわせて適量をまぶす
  • オリーブオイル 適量
  • バター 5グラム
  • バルサミコ酢 数滴

タカベの健康面での効能

タカベは小柄ですが、脂がのってるだけでなく栄養価の高い白身魚です。120gあたり197kcalです。タカベを食するにあたってどのような栄養素があり、どのような効能が見込めるか掘り下げていきたいと思います。また、タカベは鮮度の高いほど刺身もおいしく食べれるので、鮮度の見極め方についても述べます。

栄養素

食べれる部分は全体の60%になります。なのでタカベの1尾あたりの体重を200gとした場合、120gが食べれる部分になります。そこから算出される栄養素の割合は、たんぱく質は22.44g(89.76kcal)、脂質は10.8g(97.2kcal)になります。なお、ビタミンE、ビタミンD、鉄、亜鉛等の栄養素もあります。

効能

タカベはIPA、DHAを多く含みます。IPAは血栓を作ることや、動脈硬化を防ぎやすくし、DHAは主に脳機能の維持や改善を手助けします。おいしい魚というだけでなく健康面でも他の魚と同様良い効能が期待できます。

タカベの鮮度の見極め方

タカベは鱗が剥がれやすい魚であるため、鱗からは鮮度の良し悪しは判断しずらいです。特徴的な黄色のラインが薄くないものほど良く、目が澄んでいて腹部分にはりがあるものが鮮度が良いとされています。

タカベの釣り方

タカベは岩礁のやや深いところに群れて生息していますが、水温が上がると堤防付近によって来るため気軽に狙いやすい魚です。また、狙っている魚の餌をかっさらってしまう魚とも言われています。このような魚を釣るにはどうような方法や道具が良いか掘り下げていきます。

仕掛けはウキ釣り

タカベの場合、簡易的な仕掛けで充分です。図のように、上から竿は磯竿、道糸、ウキ、ウキゴム(ゴム管)、おもりにはガン玉、サルカン、ハリス、針の順で備えます。図には写っていませんがリールも使います。タカベは口があまり強くないので小型のリールで強引なリーリングをしないように釣るのが望ましいです。

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