全長5.33m、自重215g、対応ハリス1.5~1.4号です。タカベだけでなく、様々な磯釣りの魚にも対応できる丈夫で汎用性のある竿です。また、丈夫なだけでなくしなやかさも併せ持つ優秀な竿です。お値段もお手頃なので、これからという方にもおすすめです。
リール
リールに関しては、強力な巻き取りができるリールではなく、小型のリールの方が望ましいです。なぜならタカベはあまり口が頑丈な魚ではなく、ゆっくりとやさしくリールをまく必要があるからです。また、磯竿と小型のスピニングリールはタカベを釣る上で相性が良いです。
ダイワ スピニングリール15レブロス 2500
汎用性の高いスピニングリールで初心者から玄人まで使えるおすすめのリールです。磯釣りだけでなく、海水や淡水でも扱いやすいです。軽くて頑丈で反応も良く、耐久力の高いギアを採用しています。
ライン
ライン(道糸)に関しては、ナイロンの0.8~1号のものを使うのが良いです。ちなみに、ハリスはナイロンの0.6~0.8号を使う良いと思います。従来通りハリスに比べてラインは太いものを使用するのが適切です。
東レ(TORAY) ライン 銀鱗 50m
主に堤防や磯釣りで使われるラインです。長さは50mで値段もお手頃でコストパフォーマンスも良いです。号数は0.4~5号まで選べ、カラーはナチュラルとなっています。(2019年1月11日時点)様々な魚へ対応ができるラインとなっています。
針
タカベは全長25cm程度の魚で、口も小さく小ぶりな魚です。なので針は、袖針でサイズは5~8号が望ましいです。袖針は、口の小さな魚に向いていて上の写真のように銅に当たる部分の長さがとても長く、針も細く強度も弱いですが、タカベを釣るにおいてはちょうど良い針です。
がまかつ 糸付 袖針
がまかつの袖針で値段もお手頃です。サイズも5号から8号まで選べます。(2019年1月11日時点)色は茶色で、袖針で釣る全魚に対応しやすいものとなっています。初心者の方はまずこちらから気軽に購入してみるのも良いと思います。
ウキ
この記事でタカベはウキ釣りでとうたってきました、最後にタカベ釣りの顔にあたるウキについて述べたいと思います。ウキは、オーソドックスな脚がついた玉ウキで宜しいと思います。ウキから針までの距離は1m以内にとどめた方が良いです。
ナカジマ NO.245 蛍光玉ウキ 3号
オーソドックスなナカジマのウキ玉です。ウキ玉は、ガン玉の重さに合わせて号数を合わせるので号数に関しては3号がもっとも適してるというより、状況にあわせていくつか号数をそろえても良いと思います。
他のウキ釣りに関する記事はこちら
ここまでタカベのウキ釣りについて述べてきましたが、他の魚でのウキ釣りも魅力的です。もし、興味がありましたらこちらの記事のご覧ください。太刀魚は歯が鋭く危険なイメージもありますが、捕食がうまくない魚です。タカベの特徴の口が弱いということとは似てるようで違いますが、興味深い釣りができると思います。
防波堤での釣りの注意点
防波堤は、海上でする釣りではないのでつい気が緩んでしまう方もいるかもしれません。防波堤ならではの注意しなければいけない点がいくつかありますので、ここではそれらのことについて述べたいと思います。
立ち入り禁止の場所に気を付ける
どの場所でも言えますが、立ち入り禁止の場所にはもちろん入ってはいけません。また、防波堤の近くということもあり漁業の妨害になるような場所に陣とって釣りをしてはいけません。釣り場についてはやる気持ちもあると思いますが、しっかり周りを見渡した方が良いです。
釣り禁止の場所に気を付ける
安全そうに見えて、特に問題なさそうな場所に見えてもよく見たら釣り禁止の看板があったなんてこともあるかもしれません。昨今では釣り禁止の場所で釣りをされる方もいて問題になってたりもします。もし、ご不安であれば周辺の人ともコミュケーションをとって情報を仕入れ把握しておくと良いと思います。
テトラポットに気を付ける
防波堤には、テトラポットもあったりします。また、タカベもそのあたりに潜んでたりすることもあります。テトラポット上は足場も悪く、釣りに夢中になって転落しないように細心の注意を払う必要があります。雨の日にはとても滑りやすく危険ですので、テトラポットに乗らないようにした方が良いです。
防波堤での釣りの安全面での装備
あらゆることに言えますが、いくら細心の注意を払っていてもけがをしたり大事故にあう可能性はあります。防波堤で釣りをする上でさまざまな危険から身を守るためにどのような装備があるのかここで紹介していきます。
ライフジャケット
防波堤での釣りは、磯釣りなどと比べれば安全ではあります。しかしそれゆえ慢心してしまったり、夢中になりすぎて海に落ちることもあります。もしもの時に備えてライフジャケットの着用をおすすめします。昨今ライフジャケットは、ベストタイプだけでなく、首にかけたり、腰にかけたりさまざまな物があります。
Eyson 手動/自動膨張式 ベルトタイプ
ベルトタイプのライフジャケットでお手軽に装備できます。防波堤などの近場での釣りにはちょうど良いライフジャケットと言えます。重さは、500gになります。手動式と自動式のどちらかを選んで購入する形になります。
磯靴
滑りにくい靴に磯用の靴があります。通常の靴よりは滑りにくいので、危険を軽減できます。スパイクとフェルトのタイプのものがあります。また、両方の要素を持ったフェルトスパイクというタイプもあります。スパイクの方は、テトラポットの上ではむしろ滑りやすいのでとても危険です。
磯靴に関して詳しい記事はこちら
防波堤での釣りのマナー
タカベのウキ釣りは防波堤で行うことも多いと思います。そこでここでは、釣り人同士お互い気持ちよく釣りができるようにマナーを述べたいと思います。また、実際現地の方々に迷惑をかけないように何を気を付けたら良いかも述べたいと思います。
周囲を確認してから釣りを始める
先に場所にいらっしゃる方がいた場合、そこから最低でも4~5mは距離をとって釣りをした方が良いです。なお、先に釣りをしてる方にタイミングを見計らって一声かけてから場所を確保するとなお良いと思います。また、防波堤ですので人の行き来もあるので、仕掛けを投入する時は背後を確認してから行ったほうが良いです。
漁師さんに気を配る
防波堤付近では、漁師さんの往来もあると思います。船などが近くを通りそうだと思ったら、仕掛けを回収して待つようにしたほうが良いです。釣りは魚を待つだけでなく、そういう場面も含めて待つのも釣りの流れの一つだと思います。
ゴミを持ち帰る
釣りだけに限りませんが、自分の出したごみの回収は忘れずに行うことです。近隣住民の方に不快な思いをさせてまで釣りをしていてはもともこもありません。特に餌などは散らばりやすいものなので、できる限り掃除して帰る必要があります。
タカベを釣って美味しく食べよう!
夏の高級魚タカベ、釣って良し、鑑賞して良し、食して良しと三拍子揃った魅力的な魚です。夏の炎天下の下で眩しいタカベの黄金の軌道を眺めながら優雅に釣り上げ、たっぷり脂ののったタカベを食し堪能するのもいかがでしょうか?
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