鈎先が魚の硬い顎にすっと刺さるほど鋭くなっているタイプの針は、少しの動きでも獲物を捕らえます。針より先に糸が切れてしまうと仕掛けごと持っていかれてしますので、根がかりのあるポイントでは伸びの良い針や根がかりしにくいネムリ形状の針が好まれます。
キラキラしたもの
イシガレイは光るのもや動くものに反応するとても好奇心旺盛な魚です。仕掛けにも様々な工夫をして誘いましょう。キラキラ光るビーズをくっつけたり、その物自体が発行する夜行玉などがおすすめです。
夜行玉は夜間の釣りの際のアピールなどにも役に立ちます。カラフルな夜行玉は仕掛けを作るのも楽しくなります。ハードタイプとソフトタイプがあり、ソフトタイプは後付けができるので便利です。イシガレイの活性が低い場合は発光する夜行玉に警戒して喰いつかないこともあるので注意してください。
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イシガレイの餌
イシガレイの餌は色々あります。それぞれに特徴がありますのでその時々にあった餌を選んでみてください。イシガレイはあまり視力の良い魚ではないので装飾品でアピールしたり餌の臭いで誘ったりします。
ユムシ
韓国や中国、日本では北海道で食用として使われています。ピンク色の親指程の虫で、砂泥に穴を掘り巣穴にしています。大型の魚が食いつきますが餌取りはほとんどありません。針に刺す際は絞って水分を取るとつけやすくなります。
コガネムシ
ウチワゴカイと呼ばれることが多く、種類は数多くあります。ミミズのように少し赤い色をしており、海水域、汽水域に生息しています。胴には剛毛が生えておりそれを使って動きます。生き餌のため弱ってきたらすぐに替えたほうが食いつきがよくなります。針には何匹か房のようにつけ餌をアピールします。
マムシ
本虫、エムシ、ドロムシ、イワイソメとも呼ばれています。体液の臭いがきついので魚を集めやすいのが特徴です。臭いによって虫の餌の中では他の魚の食いつきもよいので、もし餌を取られすぎるようなら餌を替えたほうがいいでしょう。マムシは他の餌より少し値段がはるので切って使うといいです。
イシガレイのレシピ5選!
イシガレイは脂肪が少なく、あっさりした味わいで、たんぱく質を多く含む消化の良い食べ物です。火をいれても身が締まらずふっくらとしているので様々な調理に使われています。鮮度が落ちると臭いがするため、選ぶ際は腹が緩んでなく全体に張りがあり、ヌメリの色が透明の鮮度の良いものを選んでください。
お味噌汁
カレイのアラをお味噌汁にすると、旨味がギュッと凝縮されてとてもおいしい味噌汁になります。頭など捨てずに味噌汁にします。頭やアラをきれいに洗い湯通しし、かつおだしと昆布を入れた鍋が沸騰したら、お好みの野菜とイシガレイを入れて酒を入れて臭みを取り煮ます。最後に味噌を入れて味を整えます。
刺身
鮮度のよいイシガレイが手に入ったら刺身がおすすめです。刺身は薄造りにします。程よく脂がのっていて、歯ごたえもよくとても上品な味わいです。縁側もとても脂がのっていておいしいです。ワサビ醤油で食べるのもよいですが、芽ネギを散らしてポン酢などでいただくのもおすすめです。その他かぼす、すだち、塩などで食べてもおいしいです。