鯉について知っておこう!
釣りについて紹介する前に、この魚について、よく知っておきましょう。釣る魚のことを詳しく知っておくことは、釣りを楽しむためにも、もちろん、この魚を釣るためにも、きっと役に立つはずです。また、生態などを知ることは、釣りの対象魚を大切にすることにも繋がります。是非、詳しくなって魚に優しく釣り上げてください。
鯉の基礎知識
コイ目コイ科の魚です。体長は成長した個体で60㎝程度、大きい魚だと1メートルを超える個体もいます。漢字でも分かるよに里の魚と書き非常に身近な魚のひとつです。鑑賞用に育てられることや、食用として養殖されるなど非常に人との関わりも深い魚です。釣りにおいても、身近な大型魚で、手軽に強い引きを楽しめることから人気があります。
鯉の生息地と分布
この魚は世界でも、とてもメジャーな魚で、世界各地に生息しています。日本国内でもほとんどの場所に生息していますが、流れの緩やかな場所を好むため、あまり河川の上流などでは生息していません。盛んに放流していた河川もあり、どこででも見ることが出来るでしょう。
鯉の生息環境
川や沼、池、湖から用水路とさまざまな場所に生息しています。生命力が非常に強く、環境の変化に対応できる魚です。また、緩やかな流れを好むため、あまり流れの強い河川では見られません。しかし、泳ぎは得意な方なので、流れが激しい場所でも、泳ぐ光景はよく見られます。鯉の滝登りという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
鯉の特徴を紹介
この魚についてさらに詳しく解説していきたいと思います。みなさんご存知のメジャーな魚ではありますが、あまり知られていない生態などの特徴も沢山ある魚です。このような特徴をしかりと抑えておけば、釣りや飼育など、色々な場面で活用出来ると思います。それでは詳しく紹介しましょう。
鯉の種類について
この魚も、細かく分けるといくつかの種類に分類することができます。日本でま昔から生息している魚で、中国から輸入されたという説もあるが、日本の固有種として扱われていつ個体もいる。固有種とされている魚を野鯉と呼ばれています。一般的に見かける魚は、養殖され放流された個体がほとんどとなっているようです。
鯉の食性
食性は雑食性です。主に水草やザリガニなどの甲殻類や虫やミミズなどなんでも食べる。口は下に向いていて底の食べ物を食べることに向いている。しかし、水面に流れてくる虫なども捕食することがある。また、のどの奥に咽頭歯という歯があり硬い貝などもこの歯で砕いて食べることが出来る。