ヴィレガス氏の予言は外れましたが、教皇の発した火の海の発言は、いまだに真相が不明のままです。ですが、緊迫する米朝関係や無くならない核兵器など、海を火の海にしてしまう予兆は残っているのです。
日本にも関係することかもしれない
昭和50年、秋田の修道会「聖体奉仕会」において、所属するシスター笹川にマリアからの啓示があったというニュースがありました。その啓示はまさに終末予言であり、救いようのない未来だっとのこと。太平洋が火の海になるという教皇のコメントといい、日本も他人事ではないのかもしれません。
第3の予言は嘘だった?
第3の予言について、その真相を巡る議論は尽きませんが、一方で「実は三つ目は無かったんじゃないか」と考える人たちもいます。その人たちの考えをご紹介します。
公表されたのは嘘の内容?
予言の存在自体を否定する根拠は聖書の「ヨハネへの啓示」にあります。この「ヨハネへの啓示」は聖者ヨハネが幻の中に見た、訪れるであろう恐怖について書かれています。そこには「3つの汚れた霊感の表現が(中略)偽預言者の口から出るのを見た」という一節があります。これこそがファティマ村の予言騒動であるというのです。
真実を知るものはもういない
実際に予言自体の中身を知る人は誰もいません。ルシアは2005年に亡くなっており、証言を取ることもできません。ヴィレガス氏の予言は外れ、今となっては三人の子どもたちの「ファティマの予言には三つ目がある」という証言だけが残っている状況なのです。
第3の予言は存在すらしていないのか
バチカンが発表した教皇暗殺計画が本当に第3の予言なのかどうか、それはバチカンしか知りませんし、バチカンはすでに三つ目は開示しているとして、この問題から手を引いているのです。もはや確かめるすべはなく、バチカンが再開示するのを待つほかないのです。
ファティマの予言にまつわる3つのキーワード
ファティマの予言は謎も多く、当時の関係者で存命の人もいませんし、バチカンは口を閉じたままです。ですが、明らかになっている情報を駆使して、色々な角度からその謎の解明が試みられています。そこで重要になるのが以下のキーワードです。
13
この「13」という数字はこのファテイマの予言に最もよく出てくる数字の組み合わせです。最初にマリアの出現が1917年5月13日、そして毎月13日にマリアは子どもたちの前に現れ、1981年5月13日の教皇暗殺未遂事件、さらにルシアが亡くなったのは2005年の2月13日。この数字には何か理由があると考える人もいます。
ガウディコード
サグラダ・ファミリアで有名な天才建築家アントニ・ガウディは実はフリーメイソンだったとされており、自身の建築に暗号「ガウディコード」を忍ばせていると言われています。このガウディコードに予言の真相が隠されているとも噂されています。
2039年
ガウディのサグラダファミリアが完成するのが2026年、その13年後の2039年にはケネディ大統領の暗殺に関するウォーレンレポートが公開されます。ケネディは宇宙に関する情報を知りすぎたために暗殺されたと言われています。なので、ガウディコードの解読、そしてウォーレンレポートから予言と宇宙との関係がわかるかもしれません。
ファティマの予言と2062氏の証言
2062氏が伝える未来とは
彼が語る予言後の未来、それは「冷戦の再来」です。世界情勢は再び米露の対立状況に陥り、核戦力のシーソーゲーム状態からの核戦争に発展、世界中に死の雨が降るというのです。1980年の教皇の火の海のコメントと符合する部分もあり、当時ネットを騒がせました。
今後も目が離せないファティマの予言
世界でもトップクラスに有名な都市伝説であるファティマの予言。最近では映画の題材にもなっていますが、いまだに謎が多く、議論が議論を呼んでいる状態です。果たして真相は人類にとっての吉報なのか、あるいは凶報なのか、それはまだ誰もわかりません。