食べると危険!?沖縄で有名なアオブダイの毒に注意!毒がある理由も徹底解説

海に生息する生き物の中には毒をもった種類は少なくありません。危険度は様々で幅広く存在しているので、その中からいくつかご紹介していきます。

ソウシハギ

口が尖っているのが特徴で、薄黄色に水色の斑点がついたような特徴的な色をしています。この魚もとても強力な毒をもっていて、事故も起きています。食べることができますが、特段美味しいわけでもないため、食べるのは避けた方が良いです。

イシガキダイ

あまり知られていない魚ですが、実は高級魚で刺身で美味しく食べることができます。しかし毒をもっていて、それによる事故も起きています。温度感覚が異常になってしまう症状がこの毒特有のもので、他には筋肉痛や下痢、腹痛などがあります。死者が出る事故は起きてませんが十分危険です。

アオブダイとイラブチャー

沖縄県でよく親しまれている魚の総称でもあり地方名でもあります。ブダイ科の魚の一部がこの名称で呼ばれていて、そのため見た目も名前も似ています。しっかりと見分けられれば安全に美味しく頂くことができますので、見分ける方法をいくつかご紹介していきます。

イラブチャーはよく似ている別の魚

同じ科に属するため見た目は似ていますが、ナンヨウブダイやヒブダイという別の種類の魚です。ぱっと見だと体の色や形がほとんど同じようですが、違いはいくつか存在するため、しっかりと見極めることができれば毒の心配はありません。

見分け方:体色

どちらも青系統の色をしていますが、多少の違いはあります。濃い青色に比べ、緑っぽい色をしているのがイラブチャーになります。しかし、体色の違いは並べて比較でもしない限り判断するのは困難です。あくまで判断材料の一つとして考えるようにしましょう。

見分け方:突起

前頭部に突起があるかどうかでも判断できる場合がありますが、イラブチャーの中にも突起のある種類がいるため、やはりこれだけで判断するのは大変危険です。ですが突起のない種類もいるため判断材料の一つにはなります。

見分け方:尾びれ

これが一番簡単で正確な見分け方です。尾びれに注目したときに、上下の端が長くなっているか、尾びれがしっかり扇状になっているかで見分けることができます。前者がイラブチャーなので、長くなっている方が安全と覚えておくといいかと思います。

アオブダイ釣りをしよう

この魚を狙うのは難しいため、狙って釣りをする人はほぼほぼいません。他の魚を狙った際の外れ枠として釣りあげられることがほとんどで、クロダイやイシダイ、メジナ釣りでの外道として考えるのが妥当なので、それについて詳しくご紹介します。

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