アブラハヤは西日本では目撃例が少なく、東日本や東北で多く見られます。渓流や小川など比較的どこにでも生息しているアブラハヤですが、狙うポイントとしては河川の淵や淀み、岩陰など隠れる場所があるような所がポイントです。小川などでは木や草の多い場所を狙いましょう!
釣れる時期と時間はいつ?
アブラハヤがよく釣れる季節は春から秋にかけてピークを迎えます。また昼行性なので、日中に活発に活動しています。明るい時間に魚を探しに散歩してみましょう!
アブラハヤはウキ釣りかミャク釣りが簡単!
アブラハヤの釣り方として最もポピュラーなものはウキ釣りとミャク釣りです。どちらも仕掛けとしては簡単で、初心者からお子さんまで幅広くチャレンジできる釣り方です。
どちらが適しているかの目安は流れがあるかどうかが見極めるポイントです。流れのあまりない場所はウキ釣りがおススメです。流れのある場所ではミャク釣りでチャレンジしてみましょう!
アブラハヤの釣りを紹介
アブラハヤは簡単な仕掛けでテクニックも然程必要なく、子供から初心者さんも楽しめるオススメの釣りです。身近な河川にも住んでいるので、近場で楽しめるのも嬉しいポイントです!
アブラハヤの仕掛け
アタリが分かりやすくて初心者にオススメのウキ釣り
- 延べ竿 渓流なら3m程度 大きい河川なら5m程度が目安
- 道糸 ナイロン0.6~0.8号
- 唐辛子ウキや玉ウキ
- オモリ 2〜3号
- ハリス フロロ0.3~0.6号
- 針 マス針5~8号
- エサ アカムシやミミズなどなんでも
アブラハヤのアタリは小さくウキの浮力調整が最も重要ですが、ミャク釣りよりも合わせやすく初心者の方はより分かりやすくおススメです。
エサを流れに合わせて流すミャク釣り
- 延べ竿 渓流なら3m程度 大きい河川なら5m程度が目安
- 道糸 ナイロン0.6~0.8号
- 目印
- オモリ 2〜3号
- ハリス フロロ0.3~0.6号
- 針 マス針5~8号
- エサ アカムシやミミズなどなんでも
ミャク釣りは竿にくっとくる振動や目印を目安にアタリを合わせます。初心者の方はアブラハヤのアタリが小さく慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、感覚を掴むと魚の動きをより感じることができ非常に面白いのでおススメです!ミャク釣りの魅力はコチラで詳しくご紹介しています。
アブラハヤの釣り餌
アブラハヤは雑食であり、食欲も旺盛でなんでも食いついてきます。一般的にはアカムシやアオイソメなどの虫エサが良く使われますが、魚肉ソーセージなど餌になるものであれば積極的にアタックしてきます。虫エサが苦手な方は毛バリやワームなどを使っても狙うことができます。
アブラハヤを釣るコツ
アブラハヤはアタリが小さく、エサ取りも非常に上手です。タイミングを掴む事が最初は難しく感じるかもしれませんが、竿の先やウキにピクピクとしたアタリを感じたら軽く合わせるのがコツです。またアブラハヤの口は小さいので、針や餌もそれに合わせて小さくしておきましょう。他にもこちらで川釣りの魅力をご紹介しています。
お子さんが釣りに飽きちゃったらオススメ!ガサガサ川遊び
小さいお子さんなどはせっかく釣りに行っても、すぐに飽きてしまう事も多いです。そんな時は釣り竿を一度置いて、網を使って魚を一緒に捕まえてみるガサガサがおススメです。体を動かすのでよりお子さんでも楽しむ事ができます!
ガサガサとは
タモ網を使って魚の隠れていそうな場所をガサガサと捕まえる事からそう呼ばれています。コツを掴むと群れを一気に捕まえたりする事も出来るので、ハマるととても楽しいです!
ガサガサのテクニック
流れがあまりなく淀んでいるような場所で、水草などが茂っている場所が狙いどころです。ガサガサのポイントは網で捕まえるのではなく、網に魚を追い込む事です。魚は人が近づくと反対方向に逃げようとするので、網をそっと入れ追い込むように隠れていそうな場所を足で踏んだりと魚を驚かせましょう!
ガサガサに必要な道具
タモ網
水草や石など比較的重い物を一気にすくい上げるので、極力しっかりした作りのものがおススメです。網目も細かい物を選択しましょう。魚が逃げにくいタモ網は円ではなく、先が水平になって塵取りのような形をしているタイプです。
バケツ
ガサガサは色々な水中の生物を捕まえることができます。バケツなどに捕まえた生物を入れて、じっくりと観察してみると面白いです。透明の虫取りカゴのようなものであれば、四方からじっくり観察できお子さんも興味深々で楽しむ事ができます。
期待できる生き物
アブラハヤ・ドジョウ・エビ・カニ・カエル・カメなど、場所にもよりますが沢山の生き物を捕まえることができます。より水温が高く、流れが穏やかな場所の方が生き物の種類が豊富です。場所を色々変えながら探してみましょう!