ホヤを元の状態に戻したら、器具栓部分のつまみをひねり点火スイッチを押します。数回スイッチをカッチっと音がするまで押しマントルに火が付くのを確認できれば完了です。点火ができない場合は、無理に続けず少し置いてからもう一度点火スイッチを押してください。
点火時の注意点
ガスランタンの点火時は、安定した場所に置き周りに引火しやすい物は置かないように注意してください。使用するガスカートリッチは、基本ランタンと同じメーカーの指定されているものを使ってください。事故などの問題が起きた場合他メーカーを使用していることで、対応してもらえなくなる可能性があります。
ガスランタンを比較して選ぶときの目安
ガスランタンには、それぞれ特徴の違いがあり明るさ、燃焼時間、使用ガス、コストパフォーマンスなど使うシーンにあわせて比較して選ぶことが大切です。購入前に比較目処を把握しておけば、購入してから失敗することがなくなるのでしっかり選んでいきましょう。
メイン用・サブ用で選ぶ
メインランタンは、キャンプサイトの全体が照らせる明るさ、燃料時間のいいものが必要になってきます。サブ用では、料理時や食事などのテーブル全体が灯せる控えめな明かりが必要です。テーブルは、居心地の良さも重視したい場所なのでランタンを選ぶときに重要です。
明るさの単位にも注意
ガスランタンは明るさが違うものがあるので、選ぶ際に確認しましょう。メイン用ランタンとして明るいものが適しているのでだいたい200Wほどのものを目安に選ぶと使いやすいです。サブ用ランタンは、明るすぎない心地よさから50~100Wほどのものを目安にしましょう。
燃焼時間をチェック
使用するガスカートリッチの大きさにより基本燃焼時間が変わります。ランタンを使用するのは夜なので自分達のキャンプスタイルに合わせて、燃焼時間の確認をしておきましょう。また、途中でカートリッチのガスがなくなる可能性もあるのでカートリッチの予備もあれば安心です。
使用するガスで選ぶ
ガスランタンで使用するガスカートリッチは、OD・CB缶の2種類です。ランタンにより使用するタイプが異なりますが、種類によっては2種類を使える2WAYタイプもあるので、ランタン購入時には使用できるガスカートリッチの種類も確認してくださ。
マントル不要なものもある
ガスランタンの種類は、基本マントルを使用するものが多いですが、中にはマントルが不要なキャンドルタイプのガスランタンがあります。空焼きなどの作業がないため手軽に使用することができますが、明るさは期待できないためサブ用としての使用をおすすめします。
OD缶
アウトドア用のガスカートリッチです。基本は500g・250gがありメーカーによっては110gもあります。価格平均は500円ほどでCB缶に比べると高く感じますが、OD缶はアウトドア用としているため耐寒性能や火力に優れているというメリットを考えると納得いきます。
CB缶
家庭用のカセットコンロとして使用されるガスカートリッチです。コンビニや100均などで100円ほどで手軽に購入できるメリットはありますが、家庭用に作られている為OD缶と比べると耐寒性、火力は少し弱いです。しかし、CB缶専用とするランタンもあるので購入時確認してください。
ガスカートリッチにアレンジしておしゃれ度アップ
ガスランタン用ガスカートリッチにカバーを付け、自分好みにアレンジすることができます。最近では、色々なメーカーからガスカートリッチ用カバーが出ている為、何種類か用意して気分で楽しむこともいいかもしれません。メーカーによっては、OD・CB缶カバーがそれぞれあります。
What will be will be レザーOD缶カバー
OD缶470/500サイズ用の本皮ガスカートリッチカバーです。マットでヴィンテージ風の落ち着いた雰囲気が、ガスランタンのおしゃれ度をさらにアップさせてくれます。カラーのラインナップは、キャメル・ダークブラウン・ブラックの3色です。サイズも大470/500・中230/250・小110サイズとあります。
C&C.P.H.EQUIPEMENT CB缶カバー(CEV1700)
CB缶用の牛革使用のガスカートリッチカバーです。見た目が気になる家庭用ガスボンベなどを使う際には、CB缶カバーがあればたちまちおしゃれガス缶に大変身してしまいます。カラーラインナップは、ネイビー・モカブラウン・オリーブがあります。
ガスランタンの魅力を実際に感じよう!
ガスランタンは、夜のキャンプサイトの空間に明かりを魅力的でおしゃれに灯してくれます。それぞれのシーンに合わせて選ぶことで、日常では感じられない明かりを様々な様子の炎で楽しむことができる貴重な時間が過ごせるので、おすすめしたいガスランタンです。