ギギってどんな魚?飼育方法や料理、釣り方まで詳しく紹介します!

この「鯰マックスパワー」は、葦などに引っかかっても回収できる強度があり、蛍光トロピカルカラーのラインはその明るい色から、ラインを見失うことなく、初心者でも釣りを楽しむことができます。

スミスキャタピー

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ギギに向くルアーを考える時には、ミスバイトが多いことと、目の悪さに訴えることのできるものを選ぶことがポイントです。ギギは夜行性ということもあり、夜はどう猛になりますが、ルアーに食らいつくのが苦手です。そのため、柔らかく設計されていることや、カスタムしてダブルフックにするなど工夫が必要です。

また、目が悪いため、音が鳴ったり動きがわかりやすいアピール力の強いルアーが向いています。そこで、この「スミスキャタピー」は、細かく首を振り、全体的に丸みのある形からしっかりと水面を動かすため、アピール力が高くなるためおすすめです。

ギギと人との関わり

ギギはいつ頃から人々に馴染みがあるのでしょうか。昔から現在に至るまでのギギと人との関係や、食用から釣り、飼育など様々な楽しまれ方、これからの関わり方についてお伝えします。

昔は身近な魚だった

ギギの一種であるネコギギは、ギギの中では最小種であり、昭和60年代までは東海地方のどの河川でも見られるような魚でした。しかし、ダム建設や河川改修などによる生息地の破壊や工業排水などによる水質汚染などにより、個体数の減少が顕著になってきています。ある意味では人間に振り回されている魚なのです。

1977年には国の天然記念物に、近年には環境省のレッドリストや水産庁のレッドデータブックをはじめ、滋賀県琵琶湖を含む各地域で絶滅危惧種として指定されています。なお、環境省のレッドリストでは近い将来に絶滅の危険性が高い「絶滅危惧1B類」に分類されています。

ネコギギ保護の動き

絶滅危惧種とされているネコギギについて、三重県では1988年から、その分布地域や生態調査が行われています。2005年には保護管理指針が策定され、絶滅の危険性が高い地区の繁殖が試みられています。また、岐阜県では1990年代以降に保全対策がなされ、2010,2011年の工事でもよりよい保全のための対策が行われています。

高級魚として食べられている?

かつては日本各地で見ることのできるメジャーな魚でしたが、上記にもあるように、今では個体数に減少により、絶滅危惧種や天然記念物として指定されていることもあり、高級な食用魚として価値ある魚となっています。

釣りの対象としてもたのしい

とはいえ、フィッシュイーターでもあるギギを釣ることは、釣り的な面白さも兼ねそろえています。その名の通り、魚を好んで食すため、ルアーにかかる際のライブ感を楽しむことができます。よりよく釣れるように、ルアー選びやルアーの使い方の研究にも熱がこもります。

ギギを知って釣りに料理に楽しもう!!

以上のように、初心者でも比較的釣りやすく、愛嬌のあるギギは、釣る迫力はもちろん、食べて美味しい、見て面白い魚です。釣りや飼育が難しい場合には、滋賀県・琵琶湖博物館や山梨県・森の中の水族館で見ることもできます。是非、ギギに興味を持ってみてはいかがでしょうか。

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