バス釣り初心者のためのタックルや基礎知識まとめ!釣り人はバス釣りに魅了されていく

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バス釣りの条例

ブラックバスは特殊外来生物に指定されています。飼育、運搬、売買、放流、輸入の5つは法律で禁止されています。特殊外来生物法違反は3年以下の懲役、300万以下の罰金の対象になります。バス釣りはキャッチ&リリースが基本であるとされています。ただしリリースが条例で禁止されている地域もあるためバス釣りをするときは地域での確認をしてください。ルールを守って楽しみましょう。

バス釣りとは??

バス釣りとは疑似餌であるルアーを使用して時期に関係なく一年中釣りを楽しむことができるアウトドアのゲームです。バス釣りをする為にブラックバスの特徴や動きを知り、バスの居場所を推測したり、最適なルアーを選択したり、ポジションの絞り込みを行い、バスを釣りあげます。またバス釣りにバスプロと呼ばれるバス釣りのプロが出場する大会が各地で開かれています。バスは日本各地で楽しむことはできます。バスは湖、河川、野池、ダムなどになります。日本各地に有名な釣り場スポットがあるので検索してみてください。

バス釣りの時期(シーズン)・時間帯

バス釣りの最適シーズンは??

ブラックバス釣りとは一年中楽しむことのできるスポーツです。しかし、生き物ですので時期(シーズン)や時間帯によって活動状況は異なります。また、バスはウロウロ回遊しながら餌を追っていることもあれば障害物の近くにいる可能性も高いです。頭のいい魚ですので障害物に小さな魚やエビなどの餌が集まってくるのを知っています。障害物に身を寄せていれば自分が動くことなく効率よく餌をたべることができるからです。バス釣りを行うときは障害物を見つけながら釣りをするとされています。浅橋や岸際の木、水草の影、地上にいる鳥などの敵から身を隠せる場所に生息していることが多いです。季節ごとにいる場所も変わるのでシーズンごとの特徴を紹介します。

春は産卵期なので狙いやすく、釣れる最適な時期だといえます。春は産卵時期なので比較的浅いところにいます。2~3月はまだ水温もあがっていないので暖かい日には上に上がってきたり、寒い日には深い場所にいったり深いところと浅いところを行き来している様子です。4~5月になると冬の間にじっとしていたバスも暖かくなってくるので浅い場所にやってきます。産卵に備えるためたくさんの餌を食べます。春のバス釣りは9時から17時の日中の時間がおすすめです。

夏は春と違い水温が高くなっていくので暑さを避けるために流れ込みや日陰や深いところにいることが多いです。春に産卵して体力が落ちているので身を寄せることのできる木の陰などにいることが多く、少しでも水温が低い場所を求めて居場所を見つけています。夏は水温が上昇する日中よりも早朝や夕方から夜によく活動するといわれています。

秋は広範囲にいてるとされています。冬にむけて食欲も増す時期っですが餌を求めるために広い範囲を散って動くので居場所の推測が難しい時期になります。残暑が残るころは水温が低そうな場所にいてる可能性が高いです。水温安定してくるといよいよ餌を求めだします。この時期にいろいろな場所に散って回遊します。秋は水温が安定しているので日中につれますが天気の変化も激しいので気温を確認して狙う時間を考えてください。

冬は気温の低下と同じように水温も低下していきます。バスの活動も低下していきます。冬が一番バス釣りには難しい時期といえます。しかし、冬大型のバスが釣れる時期とされています。大型のバスは体力があるため日中の天気がよく気温が高いと体力維持のため餌を求めます。そんなバスを狙うことをおすすめします。冬は水温の安定している深い場所や晴れている日は水温があがりやすい浅いところにいようとします。冬は日中が基本的におすすめです。一番気温が高くなりやすい14時ごろがいいとされています。天気のいい晴れた日にぜひ大物を狙いに出かけてみてください。

バス釣りをするためにバスの釣り場(ポイント)を知ろう

バスの釣り方をマスターするためにはバスの居場所、バスの釣り場(ポイント)を推測することも重要です。一つ目は水の流れ込む場所を好みます。流れ込みにはベイトフィッシュポイントが多くく、バスはそれを求めて流れ込みにやってきます。ベイトフィッシュはバスの餌となる小魚、エビやザリガニ、ミミズ、カエル、虫などが多く集まるエリアになります。二つ目はワンドであり、湖や川でえぐれている場所をしめし、水の流れが安定している場所です。他には水面からでている木の杭、浅橋、護岸、ハスなどの水草で水面が覆われているカバー、水面に木々が覆っているオーバリングに身を寄せているといわれています。バス釣りが一番行いやすい時期は春ですがバス釣りはどの時期も楽しめるスポーツです。バス釣りとは居場所を推測しることも楽しみの一つです。是非、障害物を探してみてください。

バスの釣り方

バスはどのように釣るのでしょうか。バスの釣り場(ポイント)を知り、その場所に向かって投げます。バスは水草や杭などの障害物に身を寄せていることが多いのでその場所を目指して、そっと着水させてください。そのまま何もせず、動かさずの状態を保ってください。ちょっとした刺激が伝わてくるときもあれば、重さを感じるときもあれば様々です。一度バスがかかると引きが強いため口から針が外れて逃してしまうこともあるので暴れさせないようなテクニックも重要になります。

バス釣りのタックルの選び方

種類

タックル(道具)には二種類あります。釣り竿よりリールが下についているスピニングロッドとスピニングリール、釣り竿よりリールが上についているベイトロッドとベイトリールがあります。初心者には釣り竿よりリールが下についているスプニングロッドとスプニングリールをおすすめします。釣り竿よりリールが下についていると糸が絡むなどのトラブルが起きにくいです。バス釣りとは適切なルアーを選択することも必要なので、7㎏以上のルアーを使用する場合もあります。その時は釣り竿よりリールが上についているベイトロッドとベイトリールが必要になります。自分がどんなものを釣りたいかによって使用するリールは異なります。

ロッドの長さと硬さ

ロッドメイン素材はカーボンやグラスになります。カーボンは軽くて感度が高いとれており、グラスは重くて感度が悪い反面粘りがあるという特性を持っています。ロッドには長さがあり、様々な長さがあります。自分の身長と同じ長さか少し長めのものをセレクトするのをおすすめします。ベイトロッドで6フィート6インチ~7フィート、スピニングロッドで6~6フィート6インチ程度がおすすめです。短いロッドは取扱いやすいですが飛距離がでにくい特徴があります。長ロッドは飛距離はでますが初心者には難しいとされています。ロッドの硬さの種類はUL :ウルトラライト L :ライト ML :ミディアムライト M :ミディアム MH :ミディアムヘビー H :ヘビー
XH :エクストラヘビー の7種類ありますが 中間の硬さであるミディアムや少し柔らかいミディアムライトをおすすめします。

リールの選び方

スピニング、ベイトリールの選択で迷う方や特にこだわりのない方はスピニングをおすすめします。糸が絡むトラブルもおきにくく、飛距離も出やすいとされています。また簡単にハンドルを受けかえることができます。 バス釣りでは2000番台と 2500番台の二種類のリールを主に使用します。 番台が高いほうがライントラブルは少ないですがその分、重量も増すので2000番台のリールのほうが小さいため疲れにくく扱いやすいためまず最初の購入としてはおすすめできます。

バス釣りラインの選び方

バス釣りとは時期や時間によってバスの居場所を考えることも楽しみの一つであるため、狙う場所によってラインの使い分けも必要とされることがあります。ラインはナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインの三種類が主に使用されます。特徴を説明していきます。ナイロンラインはバス釣り初心者におすすめします。他のラインと比べてトラブルが少ないラインです。浮力のあるルアーに向いていますが浮力があるためルアーを深く沈めるような釣りには向かないラインです。フロロカーボンはナイロンラインと比べて比重があるため水に沈ませることができます。伸びにくく摩擦に強いためバスが寄り添っている障害物にアプローチするにはこの特性を生かすことができます。摩擦に強いぶん、ハリが強いので収まりが悪くトラブルに繋がりやすいのが欠点となります。PEラインはポリエチレン繊維を複数、編み込んで作っているため、感度が高く、浮力も高いラインです。しかし摩擦に弱いため岩や枝で切れてしまう可能性があります。バス釣りのラインパッケージには「lb」、「#」、「ⅿ」が記載されています。「lb」はポンド、強度をしめしています。「#」は太さ、「m」は長さの表記になります。

バス釣りのルアーの種類

バス釣りとは適切なルアーを選ぶことも楽しみの一つです。時期によってルアーの選択は変わってきますがルアーには主にハードルアーとソフトルアーの二種類があります。どちらにも特徴があり、少しづつ揃えていってください。バス釣りのルアーの種類が多く、ルアーを選ぶことも楽しみの一つです。ハードルアーはハードという名前の通りに硬い素材が多く、金属やプラスチックで作られています。ソフトルアーはやわらかいプラスチックの素材で作られたものです。ソフトルアーのほうが釣りやすいとされていますがハードルアーもコレクションされている人もいます。ハードルアーは見た目が気に入ったものを一つ、ソフトルアーは何種類か実用性のあるものを購入してはどうでしょうか。浮力が強く、水しぶきをあげて動くポッパー。浮力強く首を動かすペンシルベイト、小魚をイメージして作られたミノー、ミミズに似たような形をしたワームなどたくさんの種類があります。

バス釣りのフックの重要性と種類

バス釣りにとってフックの重要性は高い。フックがあるからこそ魚をひっかけることができます。多くの種類のソフトルアーに対応できるのがオフセットフックです。オフセットフックには大きいワームとよく合うワイドオフセット、スリムなルアーに適しているスリムオフセット、コイルでルアーと止め、シャッド系ワームに適しているツイストロックフックがあります。他に障害物がないエリアで使用しやすいマスバリ、強めのフッキングにも対応できるストレートフック、おもりがついているジグヘッドフックなど様々な種類があります。またフックのサイズもあり、ワームと合わせて購入していきます。実際にお店に行って、フックを見てみて自分のバス釣りにあったフックを見つけてください。

バス釣りの仕掛けの種類

仕掛けには種類があります。基本とされるのはノーシンカーリングです。おもりを使わずにフックとワームだけを付けます。一番シンプルな仕掛けがノーシンカーリングです。ノーシンカーリングより重さがあるあめ幅広い場所をさぐることができるのがジグヘッドリグです。これはフックとシンカーが一緒になっているものです。初心者でも使用しやすいものにスプリットショットリグというものがあります。これはおもりの中心部に切れ目があり、自然な動きをするので扱いやすいです。飛距離も出すことができるし、水の抵抗もあまり受けないダウンショットリグはラインの途中にフックがあり先端におもりがあるという特徴を持っています。大きいバスを釣りたい人におすすめといわれているキャロナイリグもあります。たくさんの仕掛けの種類があるので釣りたいバス、狙いたい場所によって仕掛けの種類も変えていってください。

バス釣りにあったら便利なもの

バス釣りとはアウトドアのスポーツです。日中は水面に光が反射して魚の位置がわかりにくいので偏光サングラスがあれば便利です。日射病や日焼けから守るための帽子も必需品です。夏の日差しの強い時期は日焼け対策は重要になります。薄いラッシュガードやネックガードが役に立ちます。他にロッドを持つ手も安定するし木などを掴むときに怪我しないように手袋、糸を切るときのハサミ(釣り具専用)、魚から針を外すときに使用するプライヤーがあれば便利だと思います。
他に小物を入れとけるタックルボックスやウェットティッシュ、地図や絆創膏などあれば役に立つと思います。

まとめ

バス釣りとはとても奥が深いアウトドアゲームです。時期を問わず一年中楽しめます。道具を揃え、フィールドに出向き、バスの釣り方をマスターするためにバスの特徴、生態を知ってください。知れば知るほど奥深さを感じ、きっとバス釣りに魅了されていくと思います。地域ごとにあるマナーや釣りを行うマナーは守ってバス釣りを楽しみましょう。