糸を軽く引っ張ることで巻き癖をとりライントラブルを低減させます。しなやかで結束もしやすいのに感度はバツグン。デメリットを払拭した使い勝手最強のフロロカーボンになります。シーバスアングラーに人気です。
サンライン ソルトウォータースペシャル システムショックリーダー FC
細いサイズは根ズレや魚の歯による切断に耐える耐摩耗硬質設計。太いサイズはルアーアクションを邪魔しないしなやかさをもっている専用デザインのラインになります。
おすすめショックリーダーナイロン編
- 価格が安い
- しなやかで扱いやすい
- 伸張性が高くショック吸収性に優れるので魚をバラしにくい
- 浮力がありルアーが浮きやすい
- 光屈折率が多少劣るのでフロロより魚に見切られる
ナイロンラインは上記特徴があります。大きな欠点はないので初心者にとっては、とても扱いやすいラインでしょう。ナイロンラインも様々な種類があるので、おすすめをいくつかご紹介します。
ヤマトヨテグス 耐摩耗ナイロンショックリーダー
耐摩耗性能に重点をおいたナイロンショックリーダー。しなやかなのでラインシステムを組みやすく価格も安いです。ラインチェックをつねに行い、傷やダメージの確認を怠らないようにしてください。大物を釣った後などラインシステムを必ず組み直していれば、ほぼ無敵の使い心地です。
モーリスショックリーダーバリバスVEPナイロン
伸縮性に強力な耐摩耗を加えたナイロンショックリーダー。ナイロンなのに適度なハリがあり結束力も強くとても使いやすいでしょう。耐久性が心配なので、マメな交換がオススメです。
よつあみDMVナイロンショックリーダー
通常ナイロンより20倍の耐摩耗性能をもつ最高級ナイロンリーダー。根ズレに強いうえにしなやかで結節しやすいです。ナイロンにしては値段がやや高めに設定されているので、お財布と相談しましょう。
サンライン ショックリーダー ソルトウォータースペシャル システム ナイロン
特殊製法によりフロロカーボン並の低吸水率を実現し、高強力、高耐摩耗性を追求したモデルです。水を吸わないので通常ナイロンと比べて耐久性があります。急激なショックも吸収できるので、フッキング時のラインブレイクの心配はいりません。
おすすめのショックリーダーの結び方
初心者がショックリーダーを使う妨げとなるのはその結び方です。難しいと思われがちですが、慣れれば簡単ですし、キレイに編み込めた時は、魚を釣り上げるのと同じくらいテンションが上がります。糸の摩擦を利用し編み込むことでできる摩擦系ノットと結び目を作るノットがあります。
摩擦系ノットと結び目を作るノット
摩擦系ノットはPEラインを道糸にした時に使い、結節強度はかなり高いです。また結び目を作るノットは細いライン同士を結ぶ時に使うことが多く、結節強度はあまり高くありません。
FGノット
- リーダーにメインラインを10から15回編み込む。
- リーダとメインラインを巻き付けて止める。
- メインライン先端でハーフヒッチで10回締める。
- メインライン先端でメインラインにハーフヒッチ5回
- 余分な糸をカットしライターであぶる
ソルトルアーで使う定番ノット。短時間かつ強度も高いです。摩擦系で結束強度は、ほぼ00%の強度をだせます。結び目のコブが小さいので、ガイドに干渉しづらくキャストしやすいメリットがあります。リーダーを長めにとりたい時やキャスティングゲームに使うとよいでしょう。
トリプルサージェンスノット
- リーダーとPEラインを重ねて輪を作る
- 輪の中に3回、束ねたラインを通す
- 両サイドから束ねて締め込む
- 一本ずつ締め込む
- 余分なラインをカットしほつれ防止でライターであぶる
簡単なのに強度をだせる結束方法です。初心者にもでき、摩擦系の約8割の強度。素早くできるので、釣り場でつくる時や地合いを逃したくない時の使用に向いています。キャストを繰り返し行うと結び目が締まり強度が徐々に落ちていきます。
ノーネームノット
- リーダーで8の字を作りその中をPEラインを通す
- PEラインをリーダーに8回巻いて9回目にハーフヒッチ
- ハーフヒッチを軽く締め込む
- PEラインを今巻いた所の上の反対方向に8回巻き、8の字リーダーの輪の中を通してリーダーを締める
- リーダーと輪を通した2本のPEラインを締め込む
- メインラインのPEとリーダーをPEラインの先端部で8回ハーフヒッチ
- 根元のリーダー部分をはずし、メインラインのPEに8回ハーフヒッチ
- 締め込み後、余分な部分をカットしてできあがり
摩擦系ノット。比較的簡単に結べます。船上など早く摩擦系で結びたい時やガイドの通りの妨げにならないキャスティングゲームが向いているでしょう。
電車結び
- メインラインとリーダーを重ねる
- メインラインで輪を作りリーダーと重ねて輪の中を3回巻き付け締め込む
- 反対側のリーダー部分で輪を作りメインラインに重ねて輪の中を6回巻きつけて締め込む
- 両サイドから引っ張り余分な糸をカットする
ラインとラインを結ぶ結束方法では最も簡単な結び方。結束強度はそれほどありません。現場でササットつくって手返しのよい釣りができます。細いラインを結ぶのにもよいでしょう。結束部が大きいため、ガイドとぶつかりライントラブルの原因となることがあります。
SFノット
- リーダーにメインラインを10から15回編みこむ
- リーダーでメインラインとメインライン先端部を3回ユニノットで巻き込む
- リーダーとPEを引っ張り締め込む
- 余ったラインをカットしライターであぶる
摩擦系ノット。PEとの接続ノットでは最も一般的です。途中までFGノットと同じですが最後リーダーを使いユニノットで結びます。結束強度は約100%。ジギング系の釣りに使う人が多いです。
トリプルエイトノット
- リーダーとPEラインを重ねて輪を作る
- 輪を3回ねじって輪の中に短いリーダーとPEラインを通す
- 両サイドから引いてキレイになるように締め込むのがコツ
- 余ったラインをカット
10秒もあれば結べる超簡単ノット。「シガーノット」ともいわれ、釣り場で素早く結べる手軽さで愛用されています。結節強度が出にくいので、ライトゲームなどラインブレイクの心配がない釣りで使うと良いでしょう。