流れ込みには2種類あり、池などに水が流れ込むインレットと池から外に流れでるアウトレットがあります。バスがよくいるのはインレットの方になります。
水の流れがあることから酸素の量も多く、餌などが流れ込む機会が多い、そして冬場は池の水よりも温かい水が流れ込むこといった理由からインレットにバス達がいることが多いです。
冬のバス釣り攻略法②釣り方
冬のバスたちはポイント選びだけでは釣れません。夏と比べると活性が低くなっているバスたちは水の中でじっとしています。どうやって食わせていけばいいのでしょうか。そのコツをご紹介します。
動かないバスにどう食わせるか
冬のバスは先ほども書きました通り、動きません。水温変化が少ない場所や比較的水温が高めの場所でじっとしています。餌を食べないわけではないのですが、消化が悪くなっているため積極的に探すことはしません。目の前に餌がいたら食べる程度です。ここがポイントになります。バスがいる場所にルアーを通過させる必要があります。
リアクションバイトを狙え
リアクションバイトとは、ブラックバスだけでなく魚のもつ条件反射の事です。人間でいう「もしボールが飛んで来たら反射的にキャッチする」といったように、目の前に動いている物があれば一度口に入れてしまう魚の習性の事です。
これは生まれながらの習性なので動きが悪くなる冬でも変わりません。目の前を通過させる、という事がポイントになります。
動かないからこそ釣りやすい
動かないのはブラックバスだけではありません。小魚などの捕食対象の生き物も同様にほとんど動くことはありません。動かないからこそ、メタルジグといった振動するルアーなどが目の前を通るようにしてるアクションバイトを誘うことができます。夏と比べると冬の方がルアーアクションが少なくても釣ることができます。
冬のバス釣り攻略法③ルアー
冬のバス釣りにはポイントを選び、リアクションバイトを狙えば冬の方が少ないルアーアクションで釣ることができるのですが、ルアー選びを間違えてはいけません。どのようなタイプの、どのような色合いのルアーを選ぶとよいのでしょうか。
冬のバスにはこのルアー
冬のバスは深い所にいることが多いため、沈むルアーを選ぶ方が得策です。また、温かい水は濁っている事も多く、目の悪いバスにはわかりにくいです。ですので、重くてわずかな光でもキラキラ光り振動するメタルジグが適しています。
リアクションバイトを誘いやすいバイブレーションも冬のバス釣りには向いています。同じくフラッシングを期待できるメタル素材のバイブレーションが適しています。
冬のバスが反応するカラーは
先ほども挙げましたが、バスは元々トラウトのように目がいい魚ではありません。水が濁っている事が多いので派手な色のルアーを選ぶ方がいいです。具体的には赤系の色が目立ってよいようです。ソフトワームでしたら、オレンジや赤などの色合いのクローワームが適しています。
根がかり対策がポイント
水深のかなり深い所や草などが生えている所でじっとしていることが多い冬のバス。ウィードエリアを狙う際は根がかり対策が必要です。障害物を避ける、となると一番回避性に優れているのはスピナーベイトやバズベイトです。他にも先ほど説明しましたザリガニの形をしたワーム、クローワームも根がかりはしにくいタイプです。
冬のバス釣り攻略法④ルアー別釣り方
冬のバス釣りに大事なのはリアクションバイトを誘えるか、になるのですが具体的にどのようなルアーアクションを起こせばよいのでしょうか。タイプ別に説明していきます。
バイブレーションでの釣り方
夏はあまり使えないメタルバイブレーションなのですが、冬はとても有用です。その理由は、着水後のフォールスピードにバスが追い付かないからです。冬ですとボトムでじっとしているのでフォールスピードは関係ありません。地形を探るようにゆっくり動かすと効果的です。