冬のバス釣りにおすすめのルアーから釣り方まで!釣れる攻略法を徹底解説!!

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冬のバス釣り攻略法①狙うポイント

ここまで冬のバス釣りにおすすめのルアーを紹介してきました。ではこのルアーを使って活性が低くなり、動きが悪くなっている冬のバスを釣るためにはどこを狙うといいのでしょうか。

ポイントと水温の関係

バス釣りの際、どのポイントにルアーをキャストするのかが重要になってくることになります。通常ですと水草が沢山生えているポイントや杭、桟橋の下などを狙いますが冬場のポイントはやはり水温になるので水温ができるだけ高くなりそうな場所、もしくは温度変化が起こりにくい所を狙いましょう。そういった場所には冬場でも水草などがある所が多いです。

ボトム

冬のブラックバスボトム、つまり湖や池の底でじっとしている事が多いです。ですので、ボトムを狙うのが一番です。ボトムの中でも岩や葦など、身を隠すことができるストラクチャーやバス達が捕食対象としている小魚といったベイトフィッシュが身を隠しす枯れたブッシュに集まっている事が多いです。

ウィード

ウィードとは水中に生えている水草や海藻の事です。季節や水深などにより、カナダモやエビモなど生えている植物は違いますが総称してウィードと呼ばれています。

ウィードの根元あたりは酸素も豊富で海老や小魚が隠れていることもあり餌にも困ることがなくその上水温の変化が少ないためブラックバスが冬場に隠れるにはもってこいの場所です。

流れ込み

流れ込みには2種類あり、池などに水が流れ込むインレットと池から外に流れでるアウトレットがあります。バスがよくいるのはインレットの方になります。

水の流れがあることから酸素の量も多く、餌などが流れ込む機会が多い、そして冬場は池の水よりも温かい水が流れ込むこといった理由からインレットにバス達がいることが多いです。

冬のバス釣り攻略法②釣り方

冬のバスたちはポイント選びだけでは釣れません。夏と比べると活性が低くなっているバスたちは水の中でじっとしています。どうやって食わせていけばいいのでしょうか。そのコツをご紹介します。

動かないバスにどう食わせるか

冬のバスは先ほども書きました通り、動きません。水温変化が少ない場所や比較的水温が高めの場所でじっとしています。餌を食べないわけではないのですが、消化が悪くなっているため積極的に探すことはしません。目の前に餌がいたら食べる程度です。ここがポイントになります。バスがいる場所にルアーを通過させる必要があります。

リアクションバイトを狙え

リアクションバイトとは、ブラックバスだけでなく魚のもつ条件反射の事です。人間でいう「もしボールが飛んで来たら反射的にキャッチする」といったように、目の前に動いている物があれば一度口に入れてしまう魚の習性の事です。

これは生まれながらの習性なので動きが悪くなる冬でも変わりません。目の前を通過させる、という事がポイントになります。

動かないからこそ釣りやすい

動かないのはブラックバスだけではありません。小魚などの捕食対象の生き物も同様にほとんど動くことはありません。動かないからこそ、メタルジグといった振動するルアーなどが目の前を通るようにしてるアクションバイトを誘うことができます。夏と比べると冬の方がルアーアクションが少なくても釣ることができます。

冬のバス釣り攻略法③ルアー

冬のバス釣りにはポイントを選び、リアクションバイトを狙えば冬の方が少ないルアーアクションで釣ることができるのですが、ルアー選びを間違えてはいけません。どのようなタイプの、どのような色合いのルアーを選ぶとよいのでしょうか。

冬のバスにはこのルアー

冬のバスは深い所にいることが多いため、沈むルアーを選ぶ方が得策です。また、温かい水は濁っている事も多く、目の悪いバスにはわかりにくいです。ですので、重くてわずかな光でもキラキラ光り振動するメタルジグが適しています。

リアクションバイトを誘いやすいバイブレーションも冬のバス釣りには向いています。同じくフラッシングを期待できるメタル素材のバイブレーションが適しています。

冬のバスが反応するカラーは

先ほども挙げましたが、バスは元々トラウトのように目がいい魚ではありません。水が濁っている事が多いので派手な色のルアーを選ぶ方がいいです。具体的には赤系の色が目立ってよいようです。ソフトワームでしたら、オレンジや赤などの色合いのクローワームが適しています。

根がかり対策がポイント

水深のかなり深い所や草などが生えている所でじっとしていることが多い冬のバス。ウィードエリアを狙う際は根がかり対策が必要です。障害物を避ける、となると一番回避性に優れているのはスピナーベイトやバズベイトです。他にも先ほど説明しましたザリガニの形をしたワーム、クローワームも根がかりはしにくいタイプです。

冬のバス釣り攻略法④ルアー別釣り方

冬のバス釣りに大事なのはリアクションバイトを誘えるか、になるのですが具体的にどのようなルアーアクションを起こせばよいのでしょうか。タイプ別に説明していきます。

バイブレーションでの釣り方

夏はあまり使えないメタルバイブレーションなのですが、冬はとても有用です。その理由は、着水後のフォールスピードにバスが追い付かないからです。冬ですとボトムでじっとしているのでフォールスピードは関係ありません。地形を探るようにゆっくり動かすと効果的です。

ジグでの釣り方

ジグもバイブレーションとほとんど同じです。ですがジグの場合、バイブレーションとは違いフラッシングを利用してリアクションバイトを誘うという感じになります。メタルジグの場合、ボトムについたらロッドを上げることでルアーを上に持ち上げてから落とす、リフトアンドフォールを繰り返し、バスの目の前を通過させます。

スピナーベイトでの釣り方

スピナーベイトは冬場で大型バスを釣りたい時に一番効果的なルアーです。冬の間ウィードなどでじっとしているバスのリアクションバイトを誘うためにはボトムを攻める必要がありますが根がかりがどうしても発生してしまいます。

その点スピナーベイトは障害物には強いので期待できます。ボトムをなぞるようにリトリーブさせるボトムクロール、先ほど紹介したリフトアンドフォールが効果的です。

ワームでの釣り方

ワームはストレートワームやシャッドテールのようなワームより、ザリガニの形をしたクローサーム、特にテキサスと呼ばれる大型のワームの方が適しています。

ボトムに到達したことを確認したらロッドを上に持ち上げ、また落とすといった事を繰り返しバスの目の前でアクションし、リアクションバイトを狙います。テキサスリグを使うのが初めての方は、こちらで使い方を確認するといいでしょう。

冬のバス釣り攻略法⑤時間帯

夏のブラックバスは水温の低めの朝方や夕方に活発に活動していました。冬のバス達も同じなのでしょうか。冬のバス釣りに最適な時間帯をチェックしておきましょう。

バスも人間も考えることは同じ

一年を通して一定の体温を保つことができる恒温動物である私たち人間は変温動物であるバス達とは違い寒くても活動することができます。

ですが、寒ければ寒いほど、温かい所から動きたくないものです。そこはバス達も同じです。水温が下がると活性がどんどん下がってしまうのでバス達も温かい所を求めて移動します。

ズバリ、最適な時間帯は昼間

先ほども少し触れましたが、夏場のブラックバスは主に朝方や夕方に活発に活動します。これは温度が上がりすぎるのが原因です。しかし、冬はその逆で、太陽が昇り水温が上がる12時から14時ごろに動きが活発になります。

しかし16時を過ぎると日が沈み、気温と共に水温も下がっていってしまいます。お昼ごろの2~4時間が勝負となります。お昼ごろとはいえ、水際は非常に気温が低いです。防寒対策はしっかりしておきましょう。こちらのサイトでは最近話題のワークマンの防寒具など釣りに適した防寒具を紹介しています。

冬でもバスは釣れます!

寒い中、釣りに行くのは少々腰が重くなってしまいがちですが冬でなければ味わう事のできない釣り方、というのもあります。冬のバス達は活性こそ低くはなっていますが冬の方が大型バスに出会う機会が多く、必要テクニックが少ないため初めてバス釣りをされる方にはピッタリの条件がそろっています。暖かい恰好をして一度挑戦されてはいかがでしょうか。