高級魚イシガキダイには毒がある?生態や釣り方、美味しい料理についてご紹介!

余ったアラなどを煮付けにすることで、一匹無駄なく最後まで味わうことができます。イシガキダイは煮付けにすると、旨みや甘みがでてさらに味がよくなります。特に、頭部やあらは一番旨味豊かな部位なので、煮つけると味は最上級となります。

イシガキダイを飼育することは可能?

釣りのターゲットや、食用としては有名なイシガキダイですが、飼育をすることは出来るのでしょうか。水族館ではよく展示されているほど模様もキレイで、観賞魚としても楽しませてくれるイシガキダイ。飼育する場合の方法や注意点をまとめました。

イシガキダイはペットとして飼育可能

非常に頭がよく、飼育者とそれ以外の人間を見分けることができると言われています。野生の個体は人影に敏感で、すぐに岩陰へと逃げ込んでしまいますが、飼育下であれば触ることができる程人によく懐くので観賞魚よりもペットとしてコミュニケーションを取りながら楽しく飼育することもできます。

イシガキダイの飼育方法

寿命は長いと20年ほど生きると言われています。体長は50㎝以上にも成長するので、水槽は180㎝規格以上の大きいものを用意する必要があります。また、水温は20℃前後に保てるよう温度調節ができる水槽用のヒーターやエアコンを設置しましょう。室内で空調が聞いていれば、ヒーター類は必要ない場合もあります。

餌の与え方

釣り餌同様、様々なものを食べてくれます。家庭ではアサリやハマグリなどの貝類が安価でおすすめです。また、魚の切り身や鶏肉なども食べるので、人間用に購入した食材の余りを少し与えるのも良いです。頑丈な歯があるので、固い甲殻類や貝を丸ごと与えてもバリバリと食べるので、食べやすく調理するなどの手間は不要です。

イシガキダイ釣りおすすめのフィールド3選

せっかく憧れのイシガキダイを狙って釣りに出かけるのであれば、少し遠出の旅行をして、その土地自体もじっくり味わいながら時間をかけて狙ってはいかがでしょうか。たくさんの釣り場があるエリアや大物の釣果が記録された場所など、全国のおすすめ釣り場をご紹介します!

東京都八丈島

伊豆七島の最南に位置し、釣り天国と言われるほど数多くの釣り場があり、盛んにイシガキダイ釣りも行われています。島はひょうたん型をしており、二つの火山からなっていて風が強い日も風裏をねらえば釣りをすることができます。過去には10㎏オーバーの超大物イシガキダイが釣られた記録もあり、イシガキダイの大物が釣れる可能性も高いです。

和歌山県/三重県紀伊半島

太平洋に大きく突き出た紀伊半島も非常に多くの釣り場があります。本州最南端の町、串本の先にある潮岬周辺、熊野灘に面している三木里周辺、志摩半島の最東端にあたる大王崎周辺などが有名です。ほかにも地磯から少し離れた沖磯も無数あり、各地の渡船店を利用して渡ることができます。

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