カムルチーってどんな魚?飼育方法や生態、レシピまでご紹介!

区別がつけづらくて見た目がそっくりな魚として、まずタイワンドジョウという品種がいます。サイズや生息地域も似ていることから非常に見分けがつきづらいです。次に、コウタイという品種がいて、この魚は他の2種よりもサイズが小さくて見た目にも違いがあるので区別がつけやすいです。

タイワンドジョウ

台湾から大阪府に導入された記録が1906年にあるので、雷魚と呼ばれている中では最初に日本にきた魚となります。タイワンドジョウは成長して60cm位になります。流れの影響をあまり受けない沼や池、中下流域に生息しています。

コウタイ

全長が最大で30cm程の小型サイズです。コウタイには、たくさんの銀色の斑点模様があることから七星魚とも呼ばれています。見た目では、他の雷魚との見分けがつきやすいです。生息域が局所的で個体数が多くないので、一番出会いにくい雷魚になります。

カムルチーを釣ろう!

全国のほぼ全域に生息しているカムルチーは、意外と身近な所で出会うことができます。豪快な捕食シーンが魅力的で、ルアーフィッシングの対象魚として人気がある魚です。池や沼の他に、川の流れが緩い中下流域にいて、水草が多い場所を好みます。カムルチーは顎の力が強靭なので、マウスオープナーという道具を使ってルアーを取り外します。

カムルチーは肉食の魚

お腹が空いたカムルチーは、魚やカエル、甲殻類や昆虫などをエサとします。さらに、大きくなる魚だけあり、鳥のヒナやネズミなどの小動物も捕食範囲に含まれています。暖かくなって水温が18°以上になると捕食するようになり、冬に近づいて15°を切るとエサを食べずに冬眠モードに入ります。

カムルチーはルアーフィッシングがおすすめ

カムルチーは、動いているものに対して果敢にアタックする習性があります。そこに、水に浮くカエルのような見た目のフロッグというルアーを投入します。水面で動かしていると、ハスなどの水草の隙間から凄い勢いで飛び出てきます。ロッドは、パワーのあるヘビークラス以上のロッドが好ましく、中には雷魚専用ロッドが存在します。

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