雷魚ってどんな魚?
なんだか見た目がグロイですが。雷魚とは一体どのような魚なのでしょうか。雷魚について調べていきましょう。
雷魚について
ライギョ(雷魚)はスズキ目タイワンドジョウ科の淡水魚の総称であり、英名snekehead(スネークヘッド)といいます。。体は細長く円筒形をしている。口は大きく、下顎が上顎より突き出しているのが特徴で口の中には鋭い歯が並んでいます。
雷魚は空気呼吸ができ、鯉のように頭部の腔所に「上鰓器官(じょうさいきかん)」を持っています。そのため水面に口を出して空気を吸い込むことが出来ます。ただし、これだけでは生存に必要な酸素を得られず、二酸化炭素は水中に排出しているので陸に上がると生きていくことは出来ないようです。
雷魚の生態
雷魚は基本魚食性ですが、水底に身を潜めカエルやカメ、時には水辺周辺にいるネズミやヘビに飛び掛かり捕食することもあります。見た目のイメージから獰猛に見えますが、警戒心が強く臆病な一面も持ち合わせています。
繁殖期には水草を集めて巣を作り、親が卵や稚魚を保護して育てています。そのため、開発の進んでいる地域では繁殖が出来ないため、数の減少が見られる傾向もあります。中には口の中で育てる種類もいるようです。
雷魚の生息環境
雷魚はハスなど水性植物が生い茂った湖や沼、池や河川の水流の無い穏やかな環境を好み生息しています。主に中下流域に多く生息しています。活動時間は薄暗い時間帯や水が濁っている時に活発に活動するようです。冬季は冬眠しているので4月後半から10月頃までが狙い目です。
雷魚の育て方はこちら
雷魚釣りの魅力
警戒心も強く水底で身を潜めている雷魚。雷魚釣りのどういった所が良いのでしょうか?雷魚釣りの魅力とはなんなのでしょう?これを見ればあなたも雷魚釣りの虜になるかもしれません。
雷魚釣りの魅力その①:なんといっても強い引き!
大きな口に鋭い歯、その大きなボディが獲物を捕らえた時の力強さ。最大の魅力はやはり引きの強さでしょう。雷魚は小さいサイズでも50cmはあります。雷魚の抵抗、生い茂る植物の重さ、水の抵抗に逆らってそれらを巻き上げる重量感を味わうとクセになります。
雷魚釣りの魅力その②:淡水では最大クラス!
雷魚は淡水魚の中では最大サイズのクラスになります。環境にもよりますが1mを超えるものもいます。そのようなサイズを釣り上げる事が出来たら・・・。夢が広がります。
雷魚釣りの魅力その③:迫力のトップウォーター!
雷魚釣りはブラックバスの様に小細工が要らないので、カバーが薄くなってきた所あたりから集中して釣ると良い。水面スレスレの所での食いつきの迫力は素晴らしく、水面を跳ね上がる雷魚。跳ね上がりながら抵抗してくる姿はとても迫力のあるものです。
雷魚釣りを紹介
さあ、雷魚の魅力を知ったところで、その力強い引き、大物狙いを体感してみたくなってきたのではないでしょうか?
初心者でも分かる雷魚釣りの仕掛けや釣り方を紹介します。
雷魚釣りの仕掛け
雷魚の生態でも説明したように、雷魚はカエルなどを狙って捕食します。一般的にはカエルの形をしたソフトルアーのフロッグを使用します。フックが上向きに付いており、カバーゲームをする雷魚釣りには最適です。
雷魚用のフロッグはフックとボディの間に隙間が空いており、針がかりしやすいような構造になっています。また強固な造りになっています。また、フロッグはそのまま使うと、水が入りやすく沈みが早くなってしまうので、ブレードを付けたりして改造するのもおすすめです。