深海生物のテヅルモヅルの謎に迫ってみた!驚きの生態や味が判明!

何を食べているのかは、現状ではまだ全ては解き明かされていません。それでは、水族館等ではどうしてるのか気になるところです。飼育環境下においてはオキアミを食べています。一般的にはプランクトンを食べている可能性が高いと考えられていますが、実際の深海では何を餌にしているかは正確にはわかってはいないのです。

かわいい仲間

テヅルモヅルに隠れて住んでいるのがテヅルモヅルエビです。体長はとても小さく約1cm程で、体色は赤く、白のストライプ模様になっており、とても見た目のかわいいのです。ナイトダイビングをする方は時折、目撃していると報告に上がっています。

まだ謎が多い

少しずつその生態が明らかになってきていますが、まだ謎に包まれていることが多いのが現状です。繁殖や腕の分裂のメカニズム、寿命、子供はどうやって成長していくのか、深海での過ごし方、天敵はいるのか。謎は挙げたらキリがありませんが、今後、研究が進むのを期待しましょう。

 

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なぜテヅルモヅルの研究が進まないのか?

まだまだ謎の多過ぎる不思議な生物ですが、どうして研究が進まないのでしょうか。研究が進まないのには理由があったのです。注目されてきたこともあり、今後は研究が進んでくるとは思いますが、現状をご説明いたします。

昼間に見つけることができない

住んでいる場所が深海が多いため、この時点でまず採集が難しいのです。そして浅いところに住む種類でもスキューバダイビングをしなければ生息地に辿りつくことはできません。また、このような浅いところに住む種類は夜行性のため、昼間は岩場に隠れているため引っ張り出すことも難しいのです。

飼育が難しい

潮の流れの速いところ生息しているものは、きれいな水を好むようです。速い海流やきれいな水質を再現するのは、水族館であってもなかなか難しいことです。生きた個体を採集するのも難しいですが、それを飼育していくことはとても大変なのです。

NEXT スペースの確保が困難