深海生物のテヅルモヅルの謎に迫ってみた!驚きの生態や味が判明!

水族館でも飼育が難しいといわれているように、全ての水族館で展示はされていません。しかし、展示されている水族館もそれなりにはあります。ここでは展示されている水族館をいくつかご紹介いたします。

アクアワールド茨城県大洗水族館

茨城県大洗町にある水族館です。ここでは2018年3月に新種だと発表されたトゲツルボソテヅルモヅルが展示されています。この新種が展示されているのはここが国内初になります。ここでは他にも希少な生体を展示していることもあります。また、サメの種類が豊富なことから、ついでにサメの鑑賞も楽しめることでしょう。

京都大学付属白浜水族館

和歌山県白浜町にある、国内唯一の大学付属の水族館です。この水族館の面白いところは、無脊椎動物に力を入れていることと、近くにある漁港から仕入れた生物を展示しているということです。入館料が安価なところも魅力です。また、周辺に観光地が沢山あるので、そのついでに寄ってみるというのもいかがでしょうか。

沖縄美ら海水族館

巨大な水槽で展示されているジンベイザメで有名な沖縄にある水族館です。実をいうと深海生物の展示も充実しており、テヅルモヅルも展示されています。ここでは黄色の体色に黒い斑点が特徴のオショウテヅルモヅル、体の表面が小さな顆粒で覆われているセノテヅルモヅル、まるでエイリアンのようなサキワレテヅルモヅルが展示されています。

新江ノ島水族館

神奈川県藤沢市にある水族館です。ここは深海生物の展示でも有名です。JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)等、様々なところと協力して、深海生物の長期飼育法について研究されている学術的な水族館です。アクセスも良いので、観光ついでにいくことも可能です。

特別展示にも行ってみよう

代表的で有名な水族館をご紹介しましたが、他にも展示されている水族館はあります。また、普段は展示されていない水族館でも、特別展示等のイベントで深海生物特集をする際にテヅルモヅルが展示されることもあります。ぜひ、色々な水族館を訪ねてみてください。

博物館

生体には出会えませんが、博物館でなら標本となっている状態で見ることができます。博物館にある標本は展示用だけではなく、研究用としても保管されているのです。博物館なら他にも貴重な標本に出会うことができるでしょう。

国立科学博物館

上野駅から歩いていける、国立の博物館です。ここには棘皮動物を専門に研究する研究チームがあり、日本国内で採集されたもの以外に、海外で採集された標本も展示されています。特別展示や企画展示も多く開催されており、大人も子供も楽しめる博物館です。

水族館へ行ってテヅルモヅルを見てみよう!

テヅルモヅルについて、少しでもお分かりいただけましたか? まだまだ解明されていない謎が多いテヅルモヅルですが、少しずつ研究が進んでいます。今後もっと謎が解明されてテヅルモヅルが身近になっていくかもしれません。生体ではどのように動くのかを見ていただきたいです。ぜひ、水族館に足を運んでテヅルモヅルに会いにいってみましょう。

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