波が高い時は波の影響で、仕掛けのサシエが舞ってしまう事があります。仕掛けのフラフラを軽減させる為に、ハリスに玉をつけて重くすることによってピンと届いて欲しいところに落とすことができます。
潮の流れが速いとき
潮の流れが速い時はもちろん仕掛けは沈みにくくなります。ミチイトの重さも抵抗になり、余計沈間なくなります。この時も玉を使用して強制的に沈めましょう。
サラシで釣りをするとき
岸や根で波が砕けて空気と混ざった場所(サラシ)は魚が釣れやすいとされています。この場所での釣りはミチイトを波に引っ張られないようにする注意することが大事ですが、サラシの規模が大きいところは、波にミチイトが引っ張られてしまいます。この時も玉で仕掛けが沈むようにさせます。
ガン玉の重さの早見表は?
様々なメーカーから発売されていますが特に定まった規定がないため重さには若干異なります。一般的に使われるガン玉の表記はわかりにくいです。さらに小さいサイズのものをジンタンともよびます。ジンタンはハリスに付けます。
重さを早見表で解説!
Bが大きくなるほど重くなりGの数字が大きくなるほど軽くなります。昔の尺貫法をそのまま使っているので、重量を見ても初心者にはわかりにくい表記です。分かりやすいように購入したら重量表もウキケースの裏やどこかに貼り付けておくと、すぐ選ぶことができて楽チンになります。
ガン玉重量表 | |
6B | 2.65g |
5B | 1.85g |
4B | 1.20g |
3B | 0.95g |
2B | 0.75g |
B | 0.55g |
G1 | 0.40g |
G2 | 0.31g |
G3 | 0.25g |
G4 | 0.20g |
G5 | 0.16g |
G6 | 0.12g |
G7 | 0.09g |
G8 | 0.07g |
ガン玉の付け方は?
初心者でもとても簡単につけることができます。ただ、コツをつかまないと上手くつかなかったりズレてしまったりするため、何度も挑戦して慣れましょう。
付け方の手順① ガン玉を開く
ガン玉にはそれぞれに切り込みが入っています。玉に溝があることを確認しよく開いていないものがあればペンチなどで程よく開いてあげましょう。
付け方の手順② 固定したい場所にあてがう
玉の溝にラインを挟み込むような形であてがいます。付ける位置は、ミチイト側に付けたり、ハリス側に付けたり状況によって異なりますので、先述している役割やタイミングを参考に、臨機応変に付ける場所を考えましょう。
付け方の手順③ プライヤーで固定する
位置が定まったらプライヤーで玉の切り込みが閉じるように固定させましょう。昔は固定させる時に歯で嚙み潰したりしていましたが、人体に有害と言われる鉛でできているためなるべく道具を使うようにしましょう。ペンチなどの工具であまりに強くつぶしてしまうとラインを傷つけてしまいますので、注意が必要です。