人食いナマズ!?世界最大のヨーロッパオオナマズの生態を解説!日本にもいる?

ナマズって食べられるの?と思うかもしれませんが、ちょっとグロテスクな見た目とは裏腹に、ほどよく脂ののった白身で大変おいしい魚です。東南アジア、アメリカなどでも人気で、日本でもナマズ料理を町おこしに利用している地域もあります。最近食材として注目されているパンガシウスという白身魚もナマズの仲間です。

ナマズ料理①:フィッシュアンドチップス

ヨーロッパのファーストフードとして有名な、白身魚のフライにフライドポテトを添えた料理です。白身魚にはタラなどが使われることが多いですが、ナマズで作られることもあります。サクッとした衣と、ふわっとした身の相性は抜群です。

ナマズ料理②:ムニエル

フランス料理として有名なムニエルですが、ナマズにもよく合う調理法です。身がやや水っぽいことがあるので、塩を振ってしばらくおいて身を締めるとよりおいしく食べられます。その際は出た水分をきちんと拭き取りましょう。くせのない身にバターのコクがしみ込んで非常においしいです。

ナマズ料理③:パプリカ煮込み

ナマズは煮込み料理にしても出汁がよく出ておいしく食べられます。特にハンガリーなどではパプリカパウダーを使った煮込み料理があり、野菜などをたくさん入れてパスタを添えて食べられています。スープは赤いですが、トマトや唐辛子のスープとはまた違う豊かな風味で、とてもおいしい料理です。

ヨーロッパオオナマズは釣りの人気ターゲット!

アマゾンや東南アジア、アメリカでは大きなナマズが釣れることが有名ですが、実はヨーロッパでもナマズ釣りは非常に人気のアクティビティで、専門の釣り雑誌が発売されているほどです。ヨーロッパオオナマズ釣りの特徴は街中に流れる川でも釣れる可能性があることで、危険の少ないアクセスのいい地域で気軽に2m超の大物を狙うことができます。

怪魚ハンターにとっては憧れの魚

ヨーロッパオオナマズ釣りの魅力は何といってもそのターゲットの大きさです。引きも強くかなり暴れるため慣れないうちは恐怖を感じるかもしれませんが、そのスリルはとても刺激的です。そのため巨大魚を専門に狙う怪魚ハンターたちのあこがれの魚となっており、沖山朝俊氏や小塚拓矢氏などの怪魚ハンターも挑戦しています。

エサでのぶっこみ釣りが主流

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ナマズ釣りは様々な方法がありますが、最もポピュラーなのはウキを使わず、針とおもりだけの仕掛けを使用するぶっこみ釣りです。仕掛けが簡単で技術も必要ないため初心者でも挑戦できますが、大物が釣れた場合の覚悟が必要です。エサには生きた魚やカエル・ミミズなどを使ってもいいですし、ペレットや死んだ魚、切り身などでも大丈夫です。

ヨーロッパオオナマズは超大型の魚のため、重さや強さに負けないタックルが必要になります。おもりは100~150号、ラインはPE6号~12号のものを用意し、ロッドも軽さや感度はあまり必要ないので剛健なものを選びましょう。ナマズ用のロッドも売っています。

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