前項でも少し触れましたが、床に傷がつかない工夫として滑り止めを使うと良いです。市販のものをカットして足となる棒の端に輪ゴムなどで付けると、滑り止めの働きをしつつ床にも傷がつかないので、マットの上ではなく床に直で置く場合にはおすすめです。
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手作りと既製品の値段比較
あくまで目安としてですが、既製品と手作りする場合の大体の値段を比較していきます。既製品と全く同じものを作ることはほぼ不可能なので、大きさを合わせたときの比較をしていきます。材料費はホームセンターの値段を基準としています。
ペット用の場合
大きさは、高さ60cmの棒を使用した場合です。既製品は約3,000~4,000円に対して手作りの場合は1,168円になります。内訳は、棒となる木材19mm×19mm×600mm 118円が4本なので472円、固定するロープが198円、布が80cm×60cmで498円です。布にこだわったり滑り止めを足しても3,000円を超えることはなさそうです。
キッズ用の場合
大きさは、高さ180cmの棒を使用した場合です。既製品は約4,500~5,500円に対して手作りの場合は3,670円になります。内訳は、棒となる木材30mm×30mm×1820mm 598円が4本なので1,992円、固定するロープが198円、布が200cm×200cmで1,480円です。棒をこれより3mm細いのにすると498円になるように、素材によってもう少し抑えることも可能です。
飾りつけの例のご紹介
ただ置くだけでもインテリアとして十分おしゃれになりますが、そこにさらに装飾をすることでより可愛くしたり明るい雰囲気にしたりと自分なりのデザインにすることができます。一言で装飾と言っても様々なアレンジができるので、ここではいくつかご紹介していきます。
カラフルな飾りで明るい雰囲気に
ティピーはの特徴として、支柱をまとめて縛っている所より上の部分に飾りなどを付けやすいという点が挙げられます。基本的にここに何かを取り付けて飾るといった形になります。既製品などではシンプルな白一色の生地のものが多いですが、カラフルな装飾などをするだけでポップで明るい雰囲気になります。
他にも黒っぽい飾りを付けると落ち着いた大人な雰囲気になったり、ペット用であれば看板などを掛けるだけで一目でペットのスペースだとわかるような見た目になります。他にも写真のように別の少し離れた場所と結んで宙に垂れるような装飾もできます。
ナチュラルな飾りつけ
元々木の棒に布というナチュラルな見た目をしていますが、そこにさらに緑の装飾をすることでより目に優しい雰囲気になります。他にもちょっとしたライトアップを付けると夜の暗いときに良い雰囲気がでます。
手作りティピーテント使用例:ペット用
最後に実際にどのように使っているのかを、それぞれの用途別でみていきましょう。SNSなどからの画像と共にご紹介していきます。まずはペット用からです。ペットを飼っている方は真似して作ってみると喜ぶかと思います。
猫の寝床として
猫を飼っているご家庭での写真です。体の大きさに合わせて小さめにすることで、狭くて囲われた空間ができるので猫が好んで寝床にしたり安心して休憩をすることができます。
二匹の犬が一緒に入れる大きさ
犬を複数飼っているご家庭での写真です。別々に2つ作るのではなく、二匹分の大きさのもの1つにして同時に入れるようになっています。
猫がゆったりと休める空間
猫を飼っているご家庭での写真です。伸びながらでも寝れるような余裕のある大きさで、日差しが入るところに設置していて昼寝などをするのに気持ち良さそうです。
手作りティピーテント使用例:キッズ用
次は子供用の使用例を見ていきましょう。男の子用のかっこいいデザインから、女の子用の可愛いデザインまで様々な見た目のものがありますのでいくつかご紹介していきます。男女問わず喜ぶかと思いますのでぜひ真似て作ってみてください。
かわいい女の子用
女の子のいるご家庭での写真です。女の子用にピンクの生地を使っていて、中にはぬいぐるみやおもちゃが入っています。この写真のような女の子らしい色の生地に加えて装飾なども付けてあげるとより可愛くできます。
かっこいい男の子用
男の子のいるご家庭での写真です。男の子らしい青色の生地に三角の装飾をつけてかっこいい男の子が喜びそうな見た目になっています。中にはクッションが置かれていてお昼寝もできそうです。
兄弟でも入れるサイズ
二人のお子様のいるご家庭での写真です。兄弟や姉妹のいるご家庭では一緒に入れるように大きめに作ってあげると中で二人で遊べておすすめです。また写真はクリスマスのようですが、このように季節のイベントごとに装飾を変えて楽しむこともできます。
手作りティピーテント使用例:インテリア用
最後にインテリアとしての例をいくつか見ていきましょう。使用する素材や飾りなどで雰囲気が変わったり、中で遊ぶわけではないので大きさも気にする必要がないので、部屋にスペースがある場合などにおすすめです。例を参考にしつつ自分なりの見た目のものを作ってみてください。
ぬいぐるみの家として
この写真では実際にウサギがいますが、他の動物はぬいぐるみとなっています。このようにぬいぐるみとセットで置くことにより、ぬいぐるみが住んでいるようなメルヘンチックさを表現できます。
マクラメでおしゃれに
紐と紐を結んで模様などを作ることをマクラメと言い、それを生地として使用することで一風変わった見た目となっています。マクラメの技術がないと難しいですが、これを機に初めて見てもよいかもしれません。
かわいい小物サイズ
インテリアとは少し違ってくるかもしれませんが、番外編としてご紹介します。木の棒の代わりに竹串で骨組みを作り布を付けて、手のひらに乗るような小物サイズとなっています。動物のフィギュアと一緒に置くことで楽しそうな雰囲気がでて良いです。
魅力いっぱい!手作りティピーテントでおしゃれライフを!
本来は外で使うのを目的としたアイテムですが、近年では屋内で使われることが増えています。作り方も材料も特に難しい所はなく女性一人でも作ることができますし、一度設置したら撤去が大変というわけでもないので、少しでも興味がありましたらぜひ一度試しに作ってみてください。個性的な自分だけのティピーを作って、SNSなどに共有する楽しみ方も良いかと思います。