マゴチ釣りをマスターしよう!ルアーや泳がせ釣りでの釣り方をご紹介

マゴチの釣り方を徹底解説します。マゴチ釣りは、釣り方だけでなく釣る場所もバリエーション豊かな楽しい釣りです。この記事では、マゴチのルアーやワームの釣り、また、餌釣りや泳がせ釣りなど様々な釣り方を仕掛けやタックル、ポイントなど詳しく紹介します。

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分かりやすく丁寧に解説!都市伝説やオカルト、不思議なことが大好きです。 新しい製品を試してみたり調べることも好きなので読者の皆様のお役に立つよう詳しく解説していきます。

マゴチとはどんな魚?

皆さんは既にこの魚をご存知でしょうか?砂地の奥にひっそりと潜んでいる黒い平べったいなんとも愛嬌のある顔の魚です。見た目とは裏腹に身は真っ白で、釣るのも食べるのもどちらも楽しい魚です。ご存知の方も初耳の方も詳しく見ていきましょう。

1mにもなる大きな体

地方によってはホンゴチ、クロゴチとも呼ばれる食用魚です。平均的なサイズは50センチ程ですが、中には1m程になることもあります。平べったく見た目は美味しそうではないですが、身は白くお刺身としても美味しく食べることができます。60センチサイズのものが釣れれば大当たりと言っていいでしょう。

大きくなるとメスになる?

以前までは大きい個体が全てメスであることから成長すると性別が変わる雄性先熟の魚であると知られていましたが、研究が進み、15センチくらいの幼魚の時に性別が決まり、雄は40センチくらい、雌はそれ以上に育つことが分かっています。

ヒラメ釣りの外道だったマゴチ

ヒラメと生息圏が似ておりかつてはヒラメ釣りの外道と呼ばれていたかわいそうな存在でしたが、今ではその美味しさが認知され、「嬉しい外道」と呼ばれています。どちらも肉食の魚になりますのでヒラメとマゴチ、両方釣ることができたらラッキーですね!

良く似たヨシノゴチ 違いを紹介

マゴチもヨシノゴチも元々はコチの一種と以前は考えられていました。1993年に標準和名としてマゴチが名付けられました。外見はよく似ていますが、ヨシノゴチの方が体が白っぽく背中に茶褐色の斑点が見られます。また、腹部の黄色みが強いことでも判別ができます。

マゴチの基礎知識

「スズキ目コチ科コチ属」に属する海水魚です。名前の由来は、笏(こつ)と呼ばれる貴族の正装のとき右手に持っていた細長い木の板に姿形が似ているためで、笏がなまってコチと呼ばれる様になりました。もっとより詳細に基礎を見ていきましょう。

マゴチの分類や生態

マゴチは漢字で書くと「真鯒」と書きます。敵に会うと飛びはねて逃げる様から、踊ると魚偏を合わせて作られました。自分で獲物を追いかけることはなく、近寄ってきた魚や甲殻類を待ち伏せて捕獲します。

マゴチの生息地

北は青森から南は九州南岸の太平洋側と、若狭湾から九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、瀬戸内海、種子島が主な生息地です。水深30m以浅の砂地におり、砂地の奥にヒラメのように潜んでいます。

マゴチの体の特徴

画像を見て分かる通り、全体的にかなり平べったい魚です。英語ではFlathead(平たい頭)と見た目のままに名づけられました。胸びれに小さな褐色の斑点があり、お腹の方は白いです。また、ある程度周りの色に体の色を変えれる特技があります。

マゴチを動画で見てみよう


画像ばかりではなく実際泳いでいるマゴチの様子を見てみましょう。海底を沿うように動き回るマゴチの様子がよく分かります。突然、飛び跳ねる様に動く様も鯒(コチ)の名前の通りですね!このように海底を砂に紛れて生息しています。

マゴチ釣りってどんな釣り?

では、実際に玄人向けなのか、初心者できるものなのか。特別な技術が必要になるのでしょうか。どこで釣ればいいのか、何を用意すればいいのかの疑問に答えつつ、知る人ぞ知る魅力を余すことなく伝えていきます。

マゴチ釣りは難しい?

ここまで読んでいただいて実際に挑戦してみたいと思って頂いた読者の方もいらっしゃるかと思います。マゴチ釣りは玄人向けなのかなと心配な方もいらっしゃるかもしれません。ほんの少しだけコツは必要になりますがどなたでも出来る釣りです。

マゴチ釣りの魅力

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この魚釣りの醍醐味はなんと言ってもその大きさです。かかるまでは静寂に包まれていた水面がマゴチがかかった途端に喧騒に変わり、釣り竿にダイレクトに強引が襲います。うまくコツを掴めば何匹も連続で釣れることもあります。

マゴチ釣りの場所

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実際どこで行うのがいいのでしょう?サーフと呼ばれる砂浜、堤防、もしくは船に乗ってということになります。中でも「離岸流」と呼ばれる海岸からそれほど遠くない場所で、岸から沖へ向かって生じる強い流れがある場所は格好のポイントです。

マゴチ釣りの時期と時間

最高のシーズンを迎えるのは5月から10月頃になります。ヒラメの味が落ちる初夏には高値が付きます。また、朝から夜までどの時間でも釣ることができるのでライフスタイルに合わせて楽しむことができます。

マゴチ釣りの歴史

ここでは少し歴史を読みほどいて見ましょう。マゴチ釣りの発祥の流れを知ることで釣り方のヒントも見えてきます。気になる認知度や流通についても解説します。博士になるまであと少し。もっと詳しくなりましょう。

発祥は千葉県房総半島

元々はマダイを釣る方法の一本テンヤの発祥の地が房総半島です。釣り餌をエビの代わりにワームをつけて釣ってみたところ、驚くほどよく釣れたことからマゴチゲームが認識されるようになりました。

知ってると通?

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マゴチゲームが関東圏でブームとなってからまだ日が浅い魚です。また、店頭に並ぶことは少なく、流通としては飲食店に卸されるものがほとんどです。そのため一般にはまだあまり聞き慣れない方も多い魚です。

マゴチの釣り方を紹介

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ここまでは、マゴチという魚の基本的な生態や情報についてまとめました。マゴチという魚のイメージが掴めましたでしょうか?ここからは実際に釣りをする際のポイントについて詳しく解説していきたいと思います。

釣り方の種類

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今回紹介する釣り方は3つあります。「ルアー釣り」、「ワーム釣り」、「泳がせ釣り」です。それぞれの釣り方で必要な道具や選ぶポイント、コツがありますのが安心してください。ゆっくり学んでいけば大丈夫です。

場所に合った釣り方

釣る場所が変われば使う道具や釣り方にも工夫が必要になってきます。マゴチ釣りにはオススメの場所は3つあります。「砂浜(サーフ)」、テトラポットのような「堤防」、「船に乗って」の釣りです。

マゴチのルアーやワームでの釣り方

では、早速釣り方を解説していきます。初めはルアーで釣る場合の説明になります。ルアー釣りはエサ釣りよりもシンプルなリグ(仕掛け)がほとんどです。ロッド+ リール+ルアーがあれば手軽に楽しめるのが人気です。

ルアー釣りのタックル

ロッド

竿を選ぶ際は、MからMHクラスの強度で、水深にもよりますが、8から10フィート程度のものを選びましょう。素材はカーボンだと軽くて硬いので使いやすいです。船釣りの場合は取り回しのいい長さにした方いいでしょう。

リール

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