夜間アクティビティ(星座鑑賞やスノーシューイングなど)
HP:https://vacationpack.his-usa.com/city/cao/detail.php?tid=1001
ARA主催!3~6泊のマドレーヌ島ツアー
「真っ白なアザラシの赤ちゃんに会いに行こう!マドレーヌ諸島3~6泊」
催行期間:2019/2/21~2019/3/15限定出発(2019/2/7時点)
1日目 | 【午前】ケベックシティ8:55発 マドレーヌ諸島12:29着後ホテルへ
ガイド付き島内半日観光 【夜】イブニング・アクティビティの一例 |
2日目 | 【午前】アザラシ鑑賞ヘリツアー(約3時間)
【午後】島内観光・アクティビティ 【夜】イブニング・アクティビティ |
3日目 | 【午前】島内観光・アクティビティ
【午後】観光・アクティビティ 【夜】イブニング・アクティビティ |
4日目 | 【午前】マドレーヌ諸島空港到着後、自由解散 |
HP:https://arapro.ca/tours/wildlife/harp-seal/
Contents
赤ちゃんに会うにはどのような服装と持ち物が必要?
氷上の気温は天候によって大きく変わります。天気が良いときでマイナス5℃、風が強いときの体感温度はマイナス15℃以下に感じるほどの寒さです。では、どのような服装で何を持って行ったらいいのでしょうか。会いに行く前にチェックしていきましょう。
服装
零下20℃まで耐えられる防寒ジャケットと防寒ズボン・フリースジャケット・ニット帽・滑りにくいスノーブーツ・厚手の靴下・写真操作のしやすい薄手の手袋と厚手の防水防寒のミトン
持ち物
カメラ・カメラの予備電池・携帯用カイロ・サングラス(氷上は晴れると、とても眩しいため)・日焼け止めクリーム(雪焼け予防)・保湿クリーム(乾燥予防)
マドレーヌ島の気候
2月の最高平均気温は-5.5℃、最低平均気温は-11℃で、3月の最高平均気温は-4.2℃、最低平均気温は-10.1です。東京の平均最高気温が2月は10.4℃、平均最低気温が1.7℃、3月の平均最高気温が13.6℃、平均最低気温が4.4℃ですので、いかに2月、3月のマドレーヌ島の気温が極寒であるかがわかります。
いろいろある防寒着の中でも今話題のワークマンのアウトドアブーツ・パンツ。日常使いとしても人気です。ワークマンの防寒最新モデルから定番まで紹介しているこちらの記事も合わせてご覧ください。
マドレーヌ諸島とはどんなところ?
タテゴトアザラシのいるマドレーヌ諸島とはどのようなところなのでしょうか。マドレーヌ島についてと行き方、タテゴトアザラシの観察をするだけではないマドレーヌ諸島の魅力であるアクティビティを紹介します。
マドレーヌ諸島とは
毎年2月下旬~3月中旬までに約25万頭のタテゴトアザラシが繁殖のためにやって来るマドレーヌ島はセントローレンス湾に浮かぶ総面積200㎢ほどの小さな島です。この島では経済の伝統的なアザラシ漁が行われていましたが、現在では、個体数の減少から規制されています。
マドレーヌ諸島へのアクセス
日本からの直行便がないため、バンクーバーやトロント、ガスペなどの空港で乗り継ぎが必要となります。ガスペ、ケベックシティから1日1~2本の直行便が出ていますが、ガスペ以外は最低2日かかりますので、各都市での滞在するのが良いようです。
アザラシウォッチングだけでないマドレーヌ諸島の魅力
マドレーヌ島の楽しみはハープシール観察の他にアザラシインタープリテーションセンターやチーズ工房、スノーシューイング、星空観賞、日没鑑賞などのアクティビティーがあり、天候に合わせてアクティビティーが催行されます。
悲しい事実!タテゴトアザラシと人間との歴史
カナダの北極圏のイヌイットは生活のために食料や衣料としての猟をしていました。しかしながら、アザラシの良質な毛皮を求めて、残酷な商業狩猟の対象になっている悲しい現実があります。また、今でも一部地域では食料としているところもあることを皆さんはご存知ですか。タテゴトアザラシについて知っておきたいアザラシと人間の歴史を少しご紹介したいと思います。
タテゴトアザラシは狩猟の対象だった!?
タテゴトアザラシの赤ちゃんのホワイトコートと呼ばれる白く長いふわふわの毛は良質で、とても価値のある毛皮として特に珍重され、2世紀にわたり乱獲されてきました。アザラシの狩猟は主にノルウェー、ロシア、グリーンランドで盛んです。アザラシ猟は狩猟毛皮だけを取るための商業捕海豹とイヌイットの食料、燃料、衣料、工芸品とほぼ丸ごと利用する生活のための狩猟の2種類に分かれ、この2つはまったく異なる理由の猟となります。現在でも年間約17万頭が捕獲されています。
タテゴトアザラシの個体数が減っていることについて
生後数週間を氷の上で生活をするアザラシの赤ちゃんにとって、地球温暖化による氷の状態の悪さや、海氷の減少が子どもアザラシの減少に関係していると言われています。このことから、保護団体は狩猟中止を訴えていますが、カナダ政府は毎年アザラシの間引きを実施しており、狩猟が個体数を脅かすことはないとの見解を示してしています。2004年の調査結果では540万頭まで回復したと述べています。
一部地域では今でも伝統料理として食べられている
農耕の出来ない一部の地域では食料として捕獲して生活をしています。アザラシの肉や脂は彼らにとって貴重なタンパク質とカロリーを摂取するための食料となっており、生活していく上でかかせない栄養源となっています。また、カナダ東岸に位置するニューファンドランド島では、「フリッパーパイ」というハープシールのひれをパイにした伝統料理を復活祭に食べる習慣があります。
タテゴトアザラシが好きなら人生で一度は会ってみよう!
もふもふの赤ちゃんの姿は写真を見てるだけでも癒されます。写真だけではなく、生の赤ちゃんに会いに行ってみませんか。今回一部のツアーのご紹介をしましたが、他にも赤ちゃんに会えるツアーはありますのでツアーなどを利用して会いに行ってみてください。もふもふに癒されること間違いなしです。