タテゴトアザラシの赤ちゃんが可愛すぎる!気になる生態や生息地は?

皆さんは、タテゴトアザラシ(別名:ハープシール)をご存知でしょうか?タテゴトアザラシは北の寒い地域に生息しているアザラシの一種で、白くてふわふわの赤ちゃん姿が可愛すぎると話題になりました。そんなタテゴトアザラシについて、生態系や出会い方などについて紹介していきます!

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タテゴトアザラシとは?赤ちゃんが可愛すぎると話題になる理由を紹介

白くてふわふわのタテゴトアザラシの赤ちゃんはどのようなところに住んでいてどのような特徴があるのでしょうか。可愛すぎるアザラシの赤ちゃんと生息地や生態などをご紹介します。

北大西洋や北極海に分布しているアザラシ

繁殖のため、晩冬は氷縁南側に、夏は北極海域の氷縁側へ移動し、分布は北極海、北大西洋のグリーンランド周辺、ニューファンドランド、ハドソン湾、バフィン島からチェリュスキン岬まで広く生息しています。

気になる形態や生態は?可愛いだけじゃない!

オスは190㎝・体重135㎏、メスは180㎝・体重120㎏と大きく、銀白の体毛にアルファベットの「U」を逆さにしたような斑紋が入ることがあり、これが竪琴のように見えることから「タテゴトアザラシ」の名前の由来とされています。黒色のマスクをかぶったような顔に前脚は短く水かきがあり、後脚はひれ状で、四肢には毛が密生しています。大規模な群れを形成して生活することもあり、魚類、甲殻類、軟体動物などを食べます。

赤ちゃんの姿が可愛すぎると一躍人気なアザラシ

赤ちゃんの出生体長は約85㎝、体重10㎏程度で生後1~2日の生まれたばかりの赤ちゃんのふわふわとした毛はまだお母さんの羊水でイエローコートと呼ばれる黄色い毛をしています。この黄色い毛はしだいに氷や雪で脱色され純白の体毛になっていきます。生後約14日まで全身白い毛で覆われていますが、生後約3週間で灰色の毛に生え替わってしまいます。赤ちゃんはとても甘えん坊で、お母さんを探して鳴きながら探し回る姿はとても可愛いです。

タテゴトアザラシは日本で見られるの?水族館などを調査

実際に見てみたいという方も多いのではないかと思います。日本で会えるところはあるのでしょうか。日本で会うことのできる水族館や動物園はあるのか、いるとしたらどのような飼育がされているのかについて調査してみました。

2010年頃までは鴨川シーワールドにいた!

2008年の鴨川シーワールド飼育動物一覧でタテゴトアザラシの確認ができます。タテゴトアザラシは鴨川シーワールドの「ロッキーワールド」でワモンアザラシと一緒のプールで飼育されていたようです。流氷をイメージした氷の塊の作り物が浮いた(固定)プールは、タテゴトアザラシのような大きな体には狭く感じる大きさだったようです。

今でも鴨川シーワールドにいるの?調査してみた

2010年以降、鴨川シーワールドのタテゴトアザラシに関する情報を見ることが出来ませんでした。鴨川シーワールドではワモンアザラシやゴマフアザラシなどの飼育はしているようですが、残念ながら現在、鴨川シーワールドでは飼育をしていないようです。

他の水族館や動物園での飼育情報は無し・・・

現在、日本国内でタテゴトアザラシの飼育をしている水族館や動物園を確認することができませんでした。国内で生のタテゴトアザラシに会うことはできないようです。

海にはまだまだ知らない生き物がたくさんいます。「サルパ」という生き物をご存知ですか。神秘的な生き物「サルパ」についてのこちらの記事も合わせてご覧ください。

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