青物から、シーバスや根魚など幅広く様々な魚種が狙えるジギングですが、やはり潮回りの影響は大きく受けます。流れがある方が、エサとなる小魚や対象魚自身の活性が高くなりやすいです。しかし、流れが穏やかな長潮であっても、他の要因と合わさることによって釣れ続く状態になる可能性があります。
長潮時のポイント
小魚は流れに合わせて、移動を繰り返しますが、青物などのフィッシュイーターもそれを追うように回遊しています。その時に、小魚を捕えるチャンスがあれば潮の流れに関わらず、アグレッシブに捕食行動に入ります。長潮時は、エサとなる小魚を探しながらエリア選択しましょう。まずめや潮の動き出しのタイミングが絡むとより反応が得やすいです。
長潮時のアクション
活性が高い時だと激しい動きにもアタックしてきますが、低い場合にはゆっくりと攻めることができるスロージギングがおすすめです。スローピッチジャークやロングフォールで、ジグの動きをじっくりと見せるように使います。
Contents
長潮の釣り方⑤ 投げ釣り
投げ釣りでは、潮回りは釣果に影響がでる大きな要素の一つとなります。満潮時と干潮時の潮位の差が少なくて、動きが発生しにくい長潮は、正直良い潮回りとは言えません。低活性なことが多いので、その状況でも釣りやすくなる工夫をすることが、魚を手にする近道です。
長潮時のポイント
海釣りをするときに狙いたい潮位が「上げ三分、下げ七分」で、潮が一番動いて釣りやすいタイミングと言われています。上げ三分は干潮時から3割潮位が上がった時で、下げ七分は満潮時と比べて潮位が7割になっている状態のことを指します。長潮でも、積極的にこの機会に釣りをするようにしましょう。
長潮時のアクション
早く動しても追ってこないので、ゆっくりとエサを見せるように仕掛けを動かしていきます。魚が動かずに狭い範囲に固まっている場合があるので、反応があったらそこを重点的に攻めましょう。アタリが小さい場合は、普通サイズのアオイソメなどを針一か所だけにつけて、他の針にはサイズを小さくしたものを付けると掛かりが良くなります。