メッシュを使用して焚火台を制作することができます。ペグを使用して非常にコンパクトで持ち運びしやすいものができます。ペグについてはオススメの記事がありますので、ご参考に読んでみてください。
材料と創り方、トータル金額は?
- 特殊耐熱鋼メッシュ
- ペグ(30cm程) 4本
- 金属製リング 5本
メッシュの端を4片2つ折りにします。ペグ4本にリングをつけます。 ペグ4本をまとめて一つのリングに通しクロスさせ、足場を作ります。足場の上にメッシュを乗せて、ペグにつけたリングをメッシュに引っ掛けて完成です。
3大注意点のチェック
メッシュの上にただおくだけなので、空気も十分に取り入れることができます。火の粉や灰は下に落ちてしまうので、下にステンレストレイなどを置くとよいでしょう。燃やしている時は、火の粉が飛びやすいので近くでの作業は控えた方がよいです。
デメリット
欠点は灰が飛びやすいので強風時は使用を控えた方が良さそうです。火のついた薪をそのまま上に乗せている状態なので落ちたりしないように目を離さないようにしましょう。収納がコンパクトなので、持ち運びしやすいです。メッシュは自作してもよいですが、面倒な方は、アウトドアメーカーからも取り寄せることができます。
焚き火台の自作にあると便利な道具
自作する際に必要と思われる道具は様々なメーカーのものがありますが、その中でも使いやすいおすすめの商品をご紹介します。まだ自分のものを持っていない方はこの機会に購入しましょう。
ペンチ
ペンチは、太いケーブルのようなものでも楽々切断することができ、挟んで固定することもできます。何かを挟んで曲げたりする時にもおすすめです。
おすすめペンチ:WORKPRO 多機能強力ペンチ
少ない力でしっかり挟めるので様々なものを簡単に曲げられます。この精度で1,000円なので良い買い物となるでしょう。ニッパーの部分も切れ味が良い商品です。
ドライバー
ここでは缶に開けた穴を大きくしたりするときに使用します。普段はネジなどにかませて締めるために必要とする工具ですが、ハンマーで叩いたりするので頑丈なものがよいでしょう。
おすすめドライバー:ベッセル ボールグリップドライバー
先端が磁石なので外した小さなネジも落とすことはありません。狭い所での作業もラクラクです。取っ手部分も握りやすく、力が入れやすいのでネジを扱いやすい商品です。
耐熱スプレー
具体的にどの場面で使用するかは上の説明ではありませんでしたが、物によっては耐熱スプレーを吹きかけた方がよいものもあります。熱から守り耐久性を高くするためにも一つ買っておくといろんなものに使用できます。
おすすめ耐熱スプレー:KURE 耐熱ペイントコート シルバー (300ml)
ストーブの錆び落し後に本品を一吹き、その後普通に使っても剥がれなく問題なく使えました。コツを掴めば、誰でもキレイに塗ることができます。
焚き火台用囲炉裏テーブルも自作できる?
バーベキューをするとなればテーブルも必要です。囲炉裏のように、焚き火台を囲むことができるテーブルを簡単に作ることができるのでご紹介します。
クランプを使用すれば簡単に囲炉裏テーブルを作れる!
100円ショップで売っているFクランプでも作成することができます。(200円商品のようですが)この方法なら、ネジも釘も必要なく、カットした木材の4つ角をクランプで固定するだけで囲炉裏テーブルができます。持ち運びや分解もラクラクなので、手早く作りたい方にはオススメです。
焚き火台の火を長持ちさせるコツ
焚火を長時間にわたって楽しむためには、使用する道具の構造もそうですが、燃料もどのようなものを使うかによって変わってきます。木材はどのようなものを選べばよいか、ご紹介します。
針葉樹で着火し、広葉樹で長持ちさせる
針葉樹と言われる木(松、スギ、檜、イチイ等)はとても燃えやすいため着火する際にこの木材につけるとよいでしょう。それに反して、広葉樹(サクラ、ブナ、ケヤキ)は燃えにくい性質ですが、一度火が付けば長い時間燃え続けます。現地で拾い集めるの場合、広葉樹は樹皮がツルツルしている、針葉樹は皮が逆立っているところで区別するとよいでしょう。
さあ、焚き火台を自作してみよう!
自作したものを使用すると、周りのキャンプ仲間とかぶることもなく、珍しがられることでしょう。また、自分使用のものは使い勝手もよく自慢できます。簡単に制作できるのでちょっと焚火を試したいという方も、挑戦してみてはいかがでしょうか。