ムラサキシャチホコって?まるで枯れ葉のようで擬態がすごい!

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空の鳥だけでなく、地面には視覚以外で獲物を探すアリやムカデなどもいます。安全な場所で生きるため、緑の葉の上でも見つけることができます。葉の上に成虫がいる可能性があります。

ムラサキシャチホコの成長

出現時期は4~6月、8~9月でムラサキシャチホコの成虫が蛹から羽化してメスはオスを誘うためにフェロモンを拡散させます。産卵期に生まれた卵は、ハチなどに寄生されたり、生存競争が起こり、成虫になれる数は減ります。

ムラサキシャチホコの幼虫

寄生バチ(マユバチなど)の餌食になることが多いムラサキシャチホコの幼虫。成虫の擬態を見たいということでオニグルミの葉にいる幼虫を育てようと探す人も多くいます。

幼虫の注意点

オニグルミの葉の裏にいることもあります。卵を産み付けるハチが近くにいたら要注意です。寄生されているかは、成長するまでわかりません。小さい幼虫でも寄生します。

ムラサキシャチホコの蛹

茶褐色の濃い色の2cmほどの蛹です。出現時期が4~6月、8~9月であるため、捕獲した時期が遅い場合は、蛹のまま冬を越すことがあります。

ムラサキシャチホコの成虫

ハチに幼虫が寄生されていなければ、枯れ葉模様の成虫に羽化します。自然の生存競争が激しく成虫になれる幼虫は数が少ないのが現状です。

擬態のようす

ムラサキシャチホコが実際に枯れ葉に紛れている動画です。先入観がなければ見ていても気づかないですが、どう見ても枯れ葉の一部で、翅は立体的に丸まって見えます。幼虫は、威嚇のポーズをしますが、成虫は敵が現れたら、飛んで逃げます。

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