王道とも言える煮付けですが、ご飯のおかずやお酒のおつまみにも合うため、イナダ料理の中でも特に人気なメニューです。余ったら煮汁とともに冷凍保存もできるので出来上がりの量を気にせず仕込むこともできます。ここでは覚えておくと大変便利な煮付けの黄金比率も紹介します。
黄金比率で作る①「イナダの煮付け」
「水4:酒4:みりん1:砂糖1」これはイナダに限らず、煮魚を作るにあたって用いられる調味料の割合です。この分量の割合を用いると失敗しないので黄金比率と呼ばれています。ただし正解ではないので一度試したのちに自分好みに割合を改良してみるのもおすすめです。
材料(2人分)
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レシピ
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調理のコツ「砂糖は粗目でコクアップ!」
煮魚といってもその仕上がりは「さらっと」したものから「こってり」したものまで様々です。用いる魚の身の質感よって味付けが分けられます。イナダのような締まりある身には味の強い方が良く合います。砂糖を粗目にすると「こってり」感が出るのでおすすめです。逆にキビ砂糖を使うと優しい味に仕上がる傾向があります。
旨味を引き出す②「イナダの塩煮」
酒と塩のみを使ったシンプル味付けですが、その分主役となる素材の旨味をたっぷり味わえる一品です。切り身に色が入らないので上品な装いが印象的です。付け合わせに緑の野菜を用いればぐっと見た目も引き締まります。
材料(2人分)
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レシピ
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調理のコツ「沸騰してから切り身を入れよう」
シンプルな味付けなのので生臭さが大敵です。水からではなく鍋の水が沸いてから切り身を入れると臭みを抑えることができます。また霜降りでも同様の効果を得られるので重要です。野菜を使う際は生姜を入れるタイミングで鍋に入れましょう。水菜、ネギなどがおすすめです。
甘辛の味付けがご飯にも合う③「イナダの味噌煮」
味噌煮の代表的な食材といえばサバが有名ですが同じ青魚であるイナダにもぴったりな調理法です。サバと比べるとさっぱりと食べることができます。ほどよく煮詰まったとろみある煮汁との相性は素晴らしくご飯のおかずにもぴったりで朝食のおかずとしても最適です。
材料(2人分)
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レシピ
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調理のコツ「こってり仕上げよう」
味噌煮をする上でのコツは分量にあります。水を含めた調味料の分量が多すぎてしまうと味噌汁になってしまいます。煮詰めてもなかなかこってりになりません。これを防ぐためにも煮汁は切り身半分が浸かる程度にするのがポイントです。
イナダレシピおすすめ3選:人気の「竜田揚げ」をご紹介!
ほどよくジューシーで、鶏肉のような食感にもなるので食べ応えがあります。食べ盛りのお子さんや、旦那さんのビールのおつまみにも最適です。下味やソースにも幅があるので変えてあげることで違った味付けにもなります。バリエーションが豊富なところも魅力的です。
冷めてもおいしい①「定番!イナダの竜田揚げ」
さくさくな衣とほくほくな身、そこに絡んでくる生姜とニンニクの風味がくせになります。「子どもに作ったら大人気だった」など「おつまみで出したら喜んでくれた」などあちこちで絶賛の声が聞かれる大好評レシピです。
材料(2人分)
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レシピ
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調理のコツ「濃いめの下味でお弁当にも!」
タレに漬ける時間を長めに置くことで下味がしっかり入ります。味が濃いと冷めてもおいしく食べることができ翌日のお弁当のおかずにもなります。一方でマヨネーズやタルタルソースなどをつけて食べたい場合は漬け置く時間を短めに調整しましょう。
子どもが好きなカレー味!②「イナダのカレー竜田揚げ」
どうしても魚特有の生臭さが気になってしまう人や、魚が苦手なお子さんにおすすめのレシピです。カレー粉が味と香りの主役になってくれるので気にすることなく食べることができます。スパイシーな匂いは食欲アップにもなります。
材料(2人分)
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レシピ
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調理のコツ「牛乳を使って臭みをとろう」
牛乳に漬けることで身が柔らかくなるとともに嫌な臭みを取り除いてくれます。カレー粉の香りだけでは不安な人はぜひ試してみてください。また面倒な人や匂いが気にならない人は、さきほどの定番竜田揚げのレシピにカレー粉を加えるだけでもおいしく作ることができます。
甘酸っぱさがいい!③「イナダの南蛮漬け」
イナダの旬となる夏の暑い日によく合います。お風呂上がり、これをつまみにビールを一杯というシチュエーションにもそそられます。出来立てよりも半日〜1日ほど冷蔵庫で寝かせるとよりおいしいです。衣に染み込んだ甘酸っぱいタレや、野菜の食感がクセになります。
材料(2〜3人分)
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レシピ
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調理のコツ「素早く漬けましょう!」
食材に味を染み込ませるのにもっとも適しているのは加熱している時よりも冷ましている時です。なので、揚げたらなるべく冷めないうちに南蛮酢に入れましょう。こうすることでぐっと味の入りがよくなります。
イナダレシピおすすめ3選:人気の「刺身」をご紹介!
手軽においしく食べることができる刺身は、鮮度の良いものが手に入ったらぜひ試したい一品です。でも意外に味の幅は知られていないことが多く、調味料も醤油だけだと思っていませんか?実は同じ刺身でもいろいろな食べ方があるので以下を参考にぜひ試してみてください。
定番!①「イナダの刺身」
鮮度が良ければまずは刺身で食べてみたいものです。イナダの刺身はさっぱりしているのでブリの刺身のしつこさや柔らかすぎる食感が苦手と言う人に特におすすめです。しつこすぎず、淡白すぎない、バランスのいい刺身を味わえます。
材料(2人〜3人分)
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レシピ
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調理のコツ「腹部派?背部派?」
丸ごと1匹捌いて刺身にする時は、腹側のサクか背側のサクかで口当たりが変わってくるので食べ比べてみましょう。腹側は脂の乗りがよくほんのりしっとりした舌触りを、一方で背中側のサクはあっさりとしています。マグロまで違いが顕著には現れませんが微妙な違いを楽しんでみましょう。
漁師の定番②「イナダのなめろう」
調味料や薬味、身までを一気にたたいて仕上げる豪快な漁師料理です。粘りのある凝縮された旨味の一体感が感動的で白米にもよく合い、お茶漬けにしても最高です。豆板醤を混ぜて辛味を入れたり、キュウリやミョウガを加えて夏らしい風味にしたり、アイディアをすぐに取り入れられるところも魅力です。
材料(1〜2人分)
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レシピ
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調理のコツ「根気よくたたこう」
混ざり具合が味の良し悪しを決定します。ムラが出ないようによく混ぜ合わせた上でたたくのが美味しく作るポイントです。また粘り気が仕上がりのサインですが、皿に盛る前に必ず味見をし、薄いと感じるようなら味噌を足すようにしましょう。
レモンの爽やかさとともに③「イナダのマリネ レモン風味」
ちょっぴり洋風の要素を取り入れた一品です。暑い日や食欲があまり出ない時にいかがでしょう。レモンの風味をメインにしつつも生姜や青しそなど他の香りを加えて、より「涼」を演出するのもおもしろいです。透明なお皿に盛り付けてると見た目も涼しげになります。
材料(2人分)
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レシピ
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調理のコツ「にんにくの香りで食欲アップ!」
非常にシンプルな料理なので少しアクセントをつけるためにニンニクを切り身の面に擦り付けて香りを移しています。レモンと喧嘩せずにほのかに口の中に広がる香りが心地よいです。なお、擦り付けには必ずスライスした断面を使うようにしましょう。