イナダを美味しく食べるレシピを24選をご紹介!さばき方や保存方法も!

レストランの前菜に出てくる印象が強いカルパッチョですが火を通さず作れるので家でも手軽に作ることができます。定番はオリーブオイルと塩、コショウといったシンプルなものですが、今回は和風テイストにアレンジしたものを中心に紹介します。

夏に合う!①「イナダのカルパッチョ 梅風味」

夏の暑い夜にさっぱり食べれられて、ご飯のおかずにも合うレシピです。梅を主役にしたソースは味がしっかり乗るので魚の生臭さが苦手な人にもおすすめです。青しそやみょうがを添えて季節感も出しています。じめじめした暑い夜にぴったりです。

材料(2〜3人分)

  • イナダ サク1本
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 酢 大さじ6
  • 梅干し 大2個
  • 砂糖 大さじ1
  • 大葉 適量
  • ミョウガ 1個
  • 乾燥ガーリック 適量

レシピ

  1. イナダを刺身より少し薄くカットします
  2. 梅干しは細かくたたき、ミョウガ、大葉は千切りにします
  3. 砂糖を酢に溶いてから梅干しを加えます
  4. 3に少しずつオイルを入れドレッシングを作ります
  5. 皿に盛り付け、ドレッシング、乾燥ガーリックの順でかけます
  6. 千切りした野菜をのせます

調理のコツ「刺激の隠し味にガーリック」

無くてもおいしく食べられますが、乾燥ガーリックを入れることでちょっとした刺激が加わり食欲アップにもつながります。乾燥したものが無い場合はスライスしたものや、すりおろしたものでも構いません。また辛味も欲しいという人は一味唐辛子を使いましょう。

柚子を効かせた大人味②「イナダのカルパッチョ柚子胡椒風味」

柚子の他にもスダチを使って柑橘系の香りをふんだんに用いています。柚子胡椒を用いることによって抜けのいい辛味が程よいアクセントになっているのが魅力的です。身近に辛党の人がいるなら作ってみてください。喜ばれること間違いありません。

材料(2人分)

  • イナダ サク1本
  • オリーブオイル 大さじ2
  • すだち 1個
  • 塩 適量
  • にんにく 一欠片
  • 柚子胡椒 適量

レシピ

  1. イナダは刺身用よりも薄く切ります
  2. 皿に盛り付け薄く塩を振ります
  3. 柚子コショウ、オリーブオイル、すりおろしたニンニク、スダチの絞り汁を合わせます
  4. 刺身の上に4をかけます

調理のコツ「できる限りすだちを使おう」

味全体をきりっと引き締めてくれる効果と、柚子胡椒を引き立ててくれるので、生のすだちを絞って使うことをおすすめします。もし手に入らない場合は柚子ポンでも大丈夫です。その際は塩を振る量を減らすか、その工程をカットしましょう。

脂の存在感!③「イナダの炙りカルパッチョ」

少し炙ることによってしっとりした食感になるのが特徴です。身の間に入り込んだ脂が溶け出しジューシーな口当たりが加わります。味付けは自宅にあるポン酢で十分です。付け合わせに刻んだ季節野菜を加えましょう。

材料(2〜3人分)

  • イナダ サク1本
  • 塩、こしょう
  • 水菜 適量
  • 玉ねぎ 1/2個
  • みょうが 1個
  • にんにく 一欠片
  • 青しそ 1枚
  • ポン酢 適量

レシピ

  1. イナダはサクのままフライパンで軽く両面を焼きます(中まで火は通しません)
  2. 刺身用にカットします
  3. 野菜類は食べやすい大きさにカットします
  4. にんにくはスライスします
  5. 皿に魚を盛り、ニンニク、野菜のにかけるように盛り付けます
  6. ポン酢をかけてできあがりです

調理のコツ「バーナーで皮付きにチャレンジ!」

カセットボンベに取り付けて使えるトーチバーナーがある場合は皮付きのまま炙りましょう。イメージはカツオのたたきです。皮面をしっかり炙ることで香ばしさが出る他、皮下にある脂も熱せられてフライパンよりも奥行きのある風味が出ます。

イナダレシピおすすめ3選:人気の「漬け」をご紹介!

刺身が余ってしまったという時にも活躍する「漬け」はいかがでしょうか。少しでも日持ちさせたい時や、魚臭さを軽減させたい時、一風変わった味で楽しみたい時に使える調理法です。ご飯に乗せて「漬け丼」としても使えます。

ねっとりな食感がくせになる!①「定番!イナダの漬け」

甘辛のタレに漬け置きすることで刺身にはないネットリ感が出ます。味が染み込むのでご飯の最高のお供になるので、丼ものにして食べる人も多くいます。また生臭さが心配な人は漬けダレに生姜やニンニクを入れると匂いを抑えることができるので効果的です。

材料(2人分)

  • イナダ サク1本
  • 醤油 大さじ2
  • 酒 大さじ1
  • みりん 小さじ1
  • おろし生姜 適量
  • ネギ 適宜
  • 刻み海苔 適宜
  • 白ごま 適宜

レシピ

  1. イナダを刺身用にスライスする
  2. 醤油、酒、みりん、生姜を合わせて漬けダレを作る
  3. 刺身を漬けダレに入れ半日くらい寝かせる
  4. 皿に盛り付ける。好みでネギ、海苔、白ゴマをかける

調理のコツ「お茶漬けでもいけちゃう!」

薄いだし汁をかけてお茶漬けでも楽しめます。お酒を飲んだ後の〆や、小腹が空いた時の夜食にいかがでしょう。漬けの味で物足りなさを感じた時は少し醤油をたらしてみるか、塩昆布を入れるのもおすすめです。

クリーミなゴマだれで!②「イナダの胡麻漬け」

クリーミーな胡麻ダレに漬ける少し意外性のあるレシピです。なんとなく醤油ベースのイメージの強い料理ですが胡麻を使ったコクのとれたタレはしっかり味が乗っかるのでおかずとして最高な一品になります。

材料(2人分)

  • イナダの刺身 2人分
  • 練り胡麻 大さじ1
  • 醤油 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 豆乳 大さじ1
  • おろし生姜 適量

調理手順

  1. 調味料を合わせよく混ぜます
  2. 刺身を入れて半日〜1日冷蔵庫で寝かせます

調理のコツ「醤油の代わりに味噌でも可!」

もう少し味に太さが欲しいという人は醤油を味噌に代えてつくってみましょう。味噌のコクが加わるので強さのある味付けになります。またそこに豆板醤を適量加えればピリ辛なタレにもなります。いろいろアレンジが効くので思いついたものを取り入れてみましょう。

キムチとともに!③「イナダの韓国風漬け」

ごま油やニンニクの香りが食欲をそそる韓国風の味付けです。キムチを使用することで時折口に入るシャキッとした食感も楽しめます。キムチは白菜や大根でも構いません。よく混ぜ込んで漬けましょう。ごま油を使うことで全体を香ばしい香りでまとめています。

材料(2人分)

  • イナダ刺身用 2人分
  • 醤油 大さじ1
  • 酢 大さじ1
  • ごま油 小さじ2
  • おろし生姜 小さじ1
  • おろしにんにく 小さじ1
  • ネギ 適量
  • キムチ 適量

レシピ

  1. 調味料を合わせて漬けダレを作ります
  2. 刺身、キムチをタレに入れます
  3. 冷蔵庫で半日ほど寝かせます

調理のコツ「丼にするときは卵黄を!」

定番の漬けと同じように丼ものにしても合う韓国風。チャレンジするときは真ん中に卵黄を落として、よくかき混ぜましょう。卵のまろやかさがプラスされて一層おいしくなります。もしあれば刻み海苔には韓国海苔を使うと完璧です。

イナダのレシピおすすめ特選:「パスタのソース」をご紹介!

子どもや大人にも人気のあるスパゲティのソースとしてイナダを活用してみましょう。冷凍保存ができるので一食分ずつ小分けにして冷凍すると後々便利です。今回はもっとも合うトマトベースで紹介します。魚の風味を凝縮させた旨味あるソースです。

材料(2人分)

  • イナダの刺身 2人分
  • 市販のトマトソース 2人分
  • 白ワイン 適量
  • ニンニク 一欠片
  • 塩 適量

レシピ

  1. イナダは1〜1.5センチ角に切ります
  2. ニンニクは包丁で潰します
  3. オリーブオイル、ニンニクをフライパンに入れじっくり弱火で香りを出します
  4. イナダを入れ塩を振り、軽く炒めます
  5. 白ワインを入れ蓋をしてアルコールを飛ばします
  6. トマトソースを入れ煮立たせます
  7. 塩を入れて味を整えます
  8. アクを取って出来上がりです

調理のコツ「多彩なアレンジ」

このソースをベースに冷蔵庫にある余り物の野菜や他の魚介を加えてアレンジできる便利レシピです。オリーブやケイパーを入れたら本格的なソースにもなります。面倒な時はこのままでも十分おいしく食べることができますし、上に水菜を散らすだけで見栄えもよくなります。

イナダのおすすめレシピでレパートリーを増やそう

シーズンになれば絶好の釣果が期待でき、スーパーでも安く手に入れることができるので節約にもなります。ぜひ今回のおすすめレシピを参考にして、存分に旬の美味しさとお得感を楽しみましょう。またこちらの記事ではレシピとともに鮮度の良さの見分け方やイナダの栄養素も説明しているのでよろしければご覧ください。

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