泳ぎが苦手なフウセンウオは海底の中をまるで「歩く」様にもそもそと動きます。ちょっと早く動く貝みたいな感じです。吸盤で色々な所に捕まるのは大得意でこの展示は、水槽の中の風船に捕まっています。
フウセンウオはポニョ役で映画に出た?
崖の上のポニョ2008年8月に公開されたジブリの作品です。この作品の主人公ポニョは魚の女の子。この作品に出てくる魚のポニョの姿がフウセンウオにそっくりなのです。ポニョのモデルってフウセンウオだったのでしょうか?映画人気にあやかってフウセンウオはにわかに知名度を上げその愛くるしさから人々を魅了し始めます。
フウセンウオは崖の上のポニョに出演!
さてポニョのモデルは本当にフウセンウオだったのでしょうか?実はジブリからは公式な発表がありません。世間では金魚魚がモデルとも、金魚がモデルだとも言われています。公式発表されていないので本当のことは分かりませんが、フウセンウオの魅力に取りつかれた私達にとってはポニョのモデルはフウセンウオだと思いたいですね。
フウセンウオのポニョの魅力!
ポニョは作品の中で泳ぎが得意でした。だけれど出来ないことや苦手なことも沢山。純粋な視点で見れば心が温かくなってきます。フウセンウオもそうです。魚なのに泳ぎが苦手だとか、明るい時間帯は恥ずかしがるようにちっとも動かないとか、可愛いい顔で肉食だとか。出来ないことや見た目とのギャップも魅力の一つかもしれません。
ダンゴウオも負けじと可愛いぞ
フウセンウオはダンゴウオ科に属しています。ダンゴウオは世界に28種類生息しています。フウセンウオも28種類のうちの1種類なのです。ダンゴウオの中にはちょっと不気味な色をしたキモカワな種類が沢山います。少し紹介します。
ニモに似てるダンゴウオ
これってカクレクマノミのニモ?と思われるかもしれませんがこれもダンゴウオの一種です。生息している環境によってこんな柄に発達した個体もいます。お腹の丸みが何とも可愛らしいです。やっぱり腹鰭で張り付いています。
まるでスライム
こちらはまるっきりスライムの様なキャンディーレッドのダンゴウオ。食べたら柔らかくて甘い味がしそうです。自然にこんなかわいい魚が生まれたなんて信じられません。ダンゴウオの名前の通り串にさしてお団子のように食べてみたいですね。
ダンゴウオについてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事も参考にしてください
フウセンウオが見られる水族館をご紹介!
フウセンウオのことを知ってくるとどうしたって本物を見てみたくなります。画像や動画では本当の魅力は伝わっていません。実物はもっともっとキュートで可愛らしいです。そこで本物を見てみたいあなたにフウセンウオが見られる水族館を紹介します。
フウセンウオが見られる水族館①おたる水族館
北海道小樽市にある水族館です。フウセンウオが常設で展示されています。北海道の自然に囲まれた水族館でイルカのショーやセイウチやアシカのショーもみることが出来ます。たまちゃんで有名なごま塩アザラシを始めとしたアザラシの飼育数NO1の水族館です。
- 住所:〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目303
- 営業時間 :10:00-16:00(最終入館 15:30)
- 料金:大人1400円 小人530円 幼児210円