この種類は2018年に沖縄の公園で大量発生して問題になったものです。刺されると、激しい痛みや嘔吐、最悪の場合筋肉が麻痺してしまうという恐ろしい種類になります。体長は1㎝程度で見つけることが難しい種類になります。主に、家の周りや自動販売機の下の隙間など少しの隙間に入り込みます。
この種類もオーストラリア原産の種類の外来種ですが、日本の広範囲に生息しています。外来種であるゴケグモの中では1番広範囲に生息していると言われています。蜘蛛は比較的穏やかな虫になるので人間が危害を加えない限り攻撃してこないので安易に手を出さないようにしましょう。
Contents
白い蜘蛛を退治する方法
蜘蛛のことが苦手で退治したいと思っている方に向けて説明していきます。特に女性は触るのも無理という方がいると思います。そこで触れなくても退治する方法を今回はご紹介していこうと思うので参考にしてください。
業者に依頼する
蜘蛛に限らず害虫は業者に頼めば自分が手間をかけずに、簡単に駆除することが出来ます。人間が危害を加えると反撃してくる蜘蛛もいるので心配な方は頼んだ方がいいでしょう。業者に頼むメリット、デメリットをご紹介していきます。
メリット
- 自分の手を使わず駆除することが出来る。
- 危害を加えられる心配がない。
- 生息していると考えられる場所を徹底的に探してくれる。
デメリット
- 費用が掛かり、選んだ業者により差がある。
- 他人(業者)に家の中を見られる。
- 定期的に駆除が必要になる場合がある。
- 1度駆除しても定期的に掃除などを行わないと再度発生してしまう。
徹底的に掃除をする
主婦の皆さんは比較的掃除が出来ると思いますが、独身男性や一人暮らしの方は毎日部屋の隅々まで掃除するのは時間的にも難しいと思います。しかし、蜘蛛を駆除するにあたって掃除はとても大切なことなのでぜひ実践してみましょう。
蜘蛛はエサがない場所には住み着きません、そこで、エサとなりうるゴキブリやダニを同時に駆除する必要があります。ダニは見つけるのが難しいので、布団やカーペットなど居そうな場所を掃除しましょう。
メリット
- 蜘蛛だけでなく他の虫が発生する確率も低くなる。
- 家の中の綺麗さを保つことが出来る。
- 費用を抑えて駆除することが出来る。
- 病気の予防にもなる。
デメリット
- 蜘蛛や他の虫を自分で直接駆除する必要がある。
- 毎日継続しなければならない。
- 時間が掛かる。
- 蜘蛛は家の隅に隠れている場合が多いので、見つけ辛い。
- ゴキブリやダニなどをエサにしているので掃除をする場所が多い。
部屋の湿度を低く保つ
蜘蛛は暖かく湿気の多い場所を好みます。そこで加湿器を設置したり、水漏れなどはなくしましょう。気づかない場所で水漏れしている場合もあるので定期的な点検が必要になります。空気をこまめに入れ替えたりするのも有効でしょう。湿度を低く保つことで巣も作りにくくなるので一石二鳥になります。
メリット
- 蜘蛛の他にも虫が生息しにくくなる。
- 蜘蛛の巣をつくり辛くなる。
- 洗濯ものなどがよく乾くようになる。
デメリット
- 過度に乾燥させると、のどなどを痛める可能性がある。
- 乾燥に強いウイルスなどが繁殖しやすい。
- 風邪をひきやすくなる。
白い蜘蛛が卵を産むのを阻止する方法
蜘蛛に卵を産まれると、とても厄介になります。卵からは1度に数百から数千の子供が生まれると言われています。英の中にそんなに大量の蜘蛛が出ると考えたくもないと思います。また、小さな子供がいる場合は興味本位で触ってしまう可能性があります。そこで卵を発見したときの対処方法を説明していきます。
殺虫スプレーを使う
蜘蛛本体にも使える殺虫スプレーは実は卵にも使用することが出来る種類があります。しかし、使えない種類もあるので卵にも使用することが想定できる場合は、説明をきちんと読んで購入するようにしましょう。
殺虫スプレーを使うことで、幼虫を先に駆除することが出来ます。スプレーを使用すると卵を駆除するときに、刺激を与えてタイミングよく生まれてくるなんてことも防ぐことが出来ます。そこでおすすめの殺虫スプレーをご紹介していきます。
クモフマキラー
この殺虫剤は、本体はもちろん卵、毒を持つセアカゴケグモにも効果があるものになります。逆さにして噴射することも可能で狭い隙間に逃げた蜘蛛にも使用することが可能です。また、一か月程度噴射した場所に巣をつくらせないようにすることが出来ます。
蜘蛛の巣を張れそうな場所に定期的に使用するのがいいでしょう。1缶に450ml入っており、速攻殺虫することが出来るのでたくさん噴射しないようにしましょう。20秒間以上の使用を禁止しているので守るようにしましょう。
見つけたら野に放つ
卵は床などに落ちないようにこのように蜘蛛の巣で守られていることが多いです。そこで産まれる前に周りからそっとはがし野に放つという方法もあります。この時に卵を傷つけるとそこから産まれてくる可能性があるので注意しましょう。
そして、家の近くに放ってしまうと戻ってきてしまうことがあるので、なるべく近くには放たないようにしたほうが安全でしょう。公園の草むらなど周りにエサがある場所がおすすめです。周りにエサがないと、エサを探し求めて戻ってきてしまう可能性があります。
自然の物を使って蜘蛛予防をしよう
殺虫スプレーを使用するのに抵抗がある方もいると思います。殺虫スプレーを使用すると煙たくなったり床が滑りやすくなったりします。また、ペットなどを飼っている方はあまり使用したくないと思います。そこで自然のものを活用して予防できる方法を説明していきます。
リンゴやレモンの芳香剤を使用する
虫はこのにおいを嫌う習性をもってます。普段自宅で使用している芳香剤をリンゴやレモンのにおいにするだけで、無視が寄ってこなくなる確率が上がります。芳香剤を普段使用している方にはおすすめの方法です。
ハッカ油を使用する
この画像の分量通りに混ぜることで自然の手作り殺虫スプレーを作ることができます。蜘蛛はハッカ油のにおいを嫌う習性を持っているので、蜘蛛が出入りしそうな隙間に吹きかけることで予防することが出来ます。
蜘蛛が家に寄ってこないようにするためには?
業者などを利用してせっかく蜘蛛を駆除したり、毎日こまめに掃除をしていても、他の蜘蛛が家に寄りついてきたら意味がありません。そこで次は、家に寄り付かせないために行った方がいいことをご紹介します。簡単な方法もあるのでぜひ参考にしてください。
家に入る経路をなくす
虫が外から家に入ってくるにはどこかの経路を使う必要があります。主に蜘蛛が使っている経路は、排水口や換気扇などの穴や玄関のドアや窓の隙間になります。そこを塞ぐだけでも蜘蛛はもちろん、他の虫の侵入も防ぐことができます。
換気扇や排水口はネットなどを使って塞ぎましょう。玄関やドアの隙間は百円ショップなどで販売されている隙間テープを活用しましょう。隙間テープを使用することで、隙間風なども防ぐことができるのでぜひ試してみてください。
殺虫剤などを家の周りに散布する
殺虫剤の中には、蜘蛛が嫌う成分を配合した種類があります。その効果を利用して侵入を防ぎましょう。家の周りや隙間に噴射しておくことで数か月間の効果が期待できます。蜘蛛が大量発生している地域や出現しやすい地域は特に有効な方法でしょう。
白い蜘蛛がたくさん出る地域ってどこ?
家で頻繁に蜘蛛を見かけるという方は、自分が生活している地域で蜘蛛がよく出るかどうか知りたいと思います。たくさん出る地域で生活していた場合、1度対処しても再発生してしまう可能性が高くなるので継続した対処が必要になります。ここで紹介する地域の方は先ほど説明した家に寄ってこない方法をぜひ試してみてください。
沖縄は気温が高いから出やすい
自然豊かで温かい気候の沖縄は、蜘蛛がたくさん出現するスポットの1つです。理由としては、気温が高いことです。蜘蛛の中には、暖かい場所を好む種類がいます。先ほど説明しましたが、毒を持つセアカゴケグモも沖縄県の公園で大量発生しました。沖縄県に在住している方は、定期的な駆除や対処を行いましょう。
山が多い北海道にもたくさん出る
山が多い北海道には大型の蜘蛛が多く生息しています。山には様々な昆虫が住んでいるのでエサも豊富で蜘蛛も住み着きます。山には隠れる場所もあり、天敵に卵も見つかることが少なく繁殖しやすいのです。そして、山から民家に迷い込んでくることも多いようで、北海道の方も定期的な掃除や駆除が必要になります。
白い蜘蛛はそこまで怖がる必要はない
家でよく見かける白い蜘蛛の中には、毒を持つ種類は少なく心配する必要は少ないでしょう。また、人間が危害を加えない限り、手を出してくる可能性が低い温厚な虫です。怖いからといってむやみに手を出さないようにしましょう。また、ペットや小さい子供と一緒に生活している方は、特に注意が必要です。
ペットも小さい子供も動くものに興味を持ってしまうので早急に対処する必要があります。しかし、過度に怖がる必要はなく、縁起のいいものとして有名なので、すぐに大量発生した場合を除き殺さないようにしましょう。他の害虫を駆除してくれるいい虫なので上手に付き合っていきましょう。