船釣りでは、生息しているエリアの上を通りながら船を流していくため、エサをアピールしていくことが重要となります。起伏の激しいところではこまめにタナを取り直し餌の位置を一定にします。オモリが海底から1.5mほど上に来るようにイメージし、底の起伏に合わせて取っていきます。
船釣りを動画でチェック
エビやハゼを餌にしています。しっかりとタナをキープするように竿を上げることを意識して釣っています。船長にアドバイスを聞きながら釣りをする雰囲気も船釣りならではの楽しさです。
マゴチのおすすめ仕掛け
おすすめの仕掛けについてご紹介します。まだ手元にない、という方は参考にしてみてください。
ハヤブサ マゴチ仕掛 丸セイゴ 16号-5号
バラシを防ぎ、確実に釣ります。船・天秤式 全長1.5m、2本鈎2セットです。マゴチ専用の仕掛けです。こちらの仕掛けはマゴチをハゼやメゴチのような小魚で狙う際に使用したい仕掛けです。針を口先の上部に付けましょう。
ガマカツ 照りゴチ仕掛(エビ餌用)17号-6号
鈎に巻いた糸オモリがあることでエサを安定させることができます。フロロカーボンを使用。マゴチの歯からもハリスを守ります。全長1.5m。号数:17、ハリス:6。
ハヤブサ ちょいマジ堤防 ぶっこみ胴突飲ませ
ハリスを短くし餌踊りも良いのでアピール効果が高いです。ライントラブルを防ぐパワー親子サルカンや、岩場での根がかりも考慮した捨て糸仕様です。堤防 胴突式/全長80cm、鈎(号):6、鈎(号):5。
マゴチ釣りの餌を紹介
エビや小魚を好んで捕食しているので、それに合わせた餌が良いです。現地調達や、事前に仕入れておくなど、あらかじめ準備方法を確認しておきましょう。
エビ
餌のメインはエビが使用されることが良いです。エビの角を折り口の部分から針を刺します。なるべく透明に黒く透けて見える脳天に当てないように頭の上へ刺し通します。ここを傷つけると弱ってしまいます。ハリ先を少しだけ出すようにして止めます。そのまま海水を入れたバケツに入れ、元気よく泳いでいれば完了です。
シロギス
シロギスも絶好の餌です。キスを釣っている時に、知らないうちに針についたキスにマゴチが食いついていたということがあります。引っ掛け方は、ハリで上顎飲み刺し抜いて完成です。先に釣って泳がせておくと良いでしょう。
ちょい投げ釣りでは人気ターゲットで場所を選べば一年中狙うことができます。餌はアオイソメでサイズは15〜20センチがアベレージです。シロギス釣りに関してはこちらの記事をご参考ください。
ハゼ
こちらも、シロギスと同じく食いつきが良い餌です。つけ方も上顎だけ刺し抜いて完了です。水の中でも元気よく泳ぐように、丁寧に針につけましょう。真夏は数釣りが楽しめるシーズンになります。この時期は足元でも十分に釣れることができます。
マゴチ釣りのおすすめルアー
ルアー釣りが人気で、沢山の種類が出ています。その中でもおすすめのルアーをご紹介します。昼夜・ポイントを選ばずに使用できることがメリットのワーム、巻くだけで激しくアピールをするバイブレーション、広範囲を素早く探ることができ居場所が絞りづらい場合に最適なメタルジグからおすすめのルアーをご紹介します。
Bassday レンジバイブ 70ES HH-16 ハイトホロイワシ
樹脂製のバイブレーションです。底取りも容易にできます。よく飛び、ただ巻きでもうまく演出し、釣れる操作性が魅力的です。
- カラー:HH-16 ハイトホロイワシ
- アクション:ナチュラルバイブレーション
- サイズ:70mm
- ウエイト:15.0g
- フック:#8
- リング:#2
エコギア ワーム バルト 3.5インチ #365 赤金
多くの魚種を魅了するシャッドテールワームです。3.5インチです。アピールの強さでビッグフィッシュに限らず、遠くからでもターゲットを惹きつける力を持っています。魚からも目に付きやすいデザインです。
- カラー:277(チャートリュースシャイナー)
- 全長:88mm
- 全長(インチ):3.5
- タイプ:ワーム
- 釣り方、フィールド:ソルトルアー(ショア)
メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショート
ソルトでは超定番のメタルジグです。様々な魚種が狙えます。喰わせのタイミングを演出しやすい設計で一日中信頼をもってキャストができます。
- サイズ:50g
- 長さ:98mm
- ショートタイプ
- カラー#05(カタクチ)
マゴチを新鮮に持ち帰ろう
釣り上げた後、家に持って帰ったら生臭い、刺身にしたのに臭みがあるなど、そうならないためにもしっかりと締めておきましょう。おすすめの締め方は美味しいタイミングなどご紹介します。
ポイントはすぐ血抜きをする!
釣れたらまずバケツや生け簀で生かしておきます。持ち帰る分については血抜きをして全て血を抜いてしまいましょう。マゴチは他の魚と違いエラから中骨までの距離が長いです。エラなどの横から骨を断つ方法ではなく、上下から骨を断つと簡単に締めることができます。また横から骨を切ろうとするとマゴチの顔にあるトゲが刺さってしまう可能性が高くなるので、十分に注意しましょう。
神経締めをすればさらに鮮度を保てる?
神経締めと呼ばれる方法があります。マゴチの頭の付け根部分に包丁を入れ背骨を断ち背骨にある神経に針金などを差し込み、神経を潰します。この方法は神経を潰されてしまうので暴れることが出来ず、身に血が回らず鮮度を保てます。また白身魚なので釣ってから2~3日おくと美味しく食べられます。
マゴチ釣りの仕掛けに詳しくなって釣果をUP!
様々な釣り方があり、今持っているようなタックルでも挑戦できるものもあります。引きがとても強くゲーム性の高いマゴチ釣り。楽しく釣って美味しく食べて自慢しましょう。