シマドジョウの飼育|押さえるべきポイントまとめ|

水がきれいな河川の中流域で川底が泥であれば、生息している可能性が高い場所です。また、水田の用水路でも生息しています。そういった場所が釣り場になりますので挑戦してみましょう。一時はあまり見かけなかったシマドジョウですが、近年の水質の改善などで以前よりは増えてきていると言われています。日本各地にはきれいな河川に出会えることはできます。

シマドジョウの釣り方

釣れやすい時期は4月から6月の産卵時期と言われています。シマドジョウの釣り方はウキ釣りになります。餌は赤虫やシマミミズを小さく刻んだものを鈎につけて鈎先を出すように使います。川底がポイントになりますので底を探る感じで狙ってみて、アタリを感じたら合わせて釣ってみましょう。

シマドジョウのタックル

タックルは簡単に揃えられるので初心者に向いています。基本はテナガエビのタックルと同じです。ロッドは延べ竿や小物竿で1.5から2メートル程度のもので、ウキは玉ウキで5号以下を使用します。道糸は0.6号から0.8号程度のナイロン素材で、ハリスは道糸よりも細い0.3号程度、鈎は袖針や秋田狐でサイズは1~3号、オモリはガン玉を使って、ちょっと沈むくらいのものを選びましょう。

シマドジョウの飼い方

釣れたシマドジョウは家に持ち帰って飼育してみてはいかがでしょうか。日本固有種であるシマドジョウは日本の水質で簡単に飼育を始めることができます。今まで魚を飼ったことがない初心者に向いています。ここでは、これから飼う人のために大切なことを紹介します。

飼い方① 水槽の大きさ

成長したら体長10センチぐらいです。それほどは大きくならない淡水魚なので30センチ幅の水槽を準備できれば問題ありません。また、シマドジョウは活発に動いた時や驚いた時に水槽の水面から跳ねて、外に出してしまうことがあるので、その防止策として水槽のふたが必要になります。ちょっとした隙間からでも飛び出してしまうので、水槽のふたはしっかり閉めることが重要です。

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