太刀魚釣りの仕掛けを攻略!おすすめの仕掛けから釣り方のコツまで

この仕掛けは、オモリと大きな針が一体となったとても独特な構造をしています。針の軸に餌を付けるための針金が飛び出ていてそこに餌となる小魚刺し、ワイヤーで巻き付けるというとてもシンプルな仕掛けになります。仕掛けはすべて太刀魚テンヤという名前で呼ばれています。

テンヤ釣りのコツを紹介

タナ取りが重要な太刀魚釣りではポイントに到着すると船長さんから太刀魚のいる水深を教えてくれます。そのポイントを狙うのももちろんですが、指示された前後1mも含めて探ってみましょう。太刀魚の顔の辺りにテンヤが来るように狙います。

基本的な誘い方を行うだけでもいいですが、アタリが少ない時はしゃくって太刀魚に興味を持たせましょう。ずっと同じ動作ばかりだとアタリも悪くなってくるので時々しゃくってみるなどのアクションを起こすのも良いでしょう。太刀魚にどれだけアピールができるかが大切です。

テンヤ釣りを動画でチェック

特徴やコツが分かったので、実際の釣り方はどのような感じなのかを動画で勉強しておきましょう。餌の付け方からアタリの合わせ方など詳しく紹介されているので、実践前にしっかりとチェックして太刀魚釣りに挑戦しましょう!

太刀魚釣りの仕掛け②:ウキ釣り

初めての方でも太刀魚釣りを始めやすいのがウキ釣りです。通常のウキ釣りと違うところは、夜釣りをするのでウキが光ったり、海中を蛍のように照らしてくれるケミホタルを用いて行う釣り方です。またウキ釣りはアタリがあってもすぐに合わせずにしっかりと食いつくまで焦らず待ちます。

ウキ釣りの仕掛けを紹介

太刀魚釣りは日が暮れる頃から明け方にかけて行うので、暗くても投げたラインの先が分かるよう、ラインに電気ウキ・ケミホタルなどの夜釣り用のアイテムを使用し、鋭い歯で噛みちぎられないようにワイヤーとオモリ、餌を組み合わせて仕掛けを作ります。

手軽なセット

ウキ釣りの仕掛けは必要になるアイテムが多くなり、初めての方には難しいイメージになりますが、釣具店などに行くとセットになっている仕掛けが売っています。このセットを使えばすぐに釣りに挑戦することができます。オモリやウキ、針もそろっているので餌を用意するだけで大丈夫です。

ウキ釣りのコツを紹介

一番大切なのはウキの動きに注目することです。アタリがあると電気ウキが海中に引き込まれます。ですが太刀魚は餌を安全に食べれるか確認するため慎重になっています。その為ウキが中途半端に動いたりする時がありますが、そういった場合はすぐに合わせず、しっかりとウキが海中に入るのを確認して合わせましょう。

太刀魚は自分の上にいるものに興味を持ち近づいてきます。なので仕掛けを少しずつ動かして太刀魚にアピールしてみましょう。それにつられて太刀魚が食いついてきたりするかもしれません。しっかりと食いついたら初めて合わせてみましょう。

ウキ釣りを動画でチェック

合わせが甘いと太刀魚の抵抗でばらしてしまったり、引き上げる際に針から逃げてしまったりということがあります。その為、太刀魚が本気で食いつく際にしっかりと合わせることが大切です。ウキの沈み具合をしっかり確認して合わせましょう。

太刀魚釣りの仕掛け③:ルアー

テンヤ釣りに似ている釣り方でルアーを用いて釣る方法がルアー釣りです。ブラックバスや大物を狙う際に使用するといったイメージがありますが、太刀魚にもルアーを用いて釣り上げることができます。他の釣り方と違い、餌ではなくルアーなので餌をセットする時間もかかりません。

また餌釣りなどでは食い込ませるのに時間が必要ですが、ルアーは3本フック(トレブルフック)がついているため体のどこかに引っかかったりするので完全に食い込ませる時間は必要がありません。

ルアーの仕掛けを紹介

これまでご紹介した仕掛けにはたくさんのパーツを使用したりしますが、ルアー釣りはラインにかみ切られないようワイヤーを付け、あとはルアーを取り付けるというシンプルな仕掛けになります。使用するラインは細めのPEラインを使用しましょう。細いとアタリの感度が分かりやすくなります。

ルアー釣りのコツを紹介

ルアー釣りで一番重要なのは「魚のタナ」です。太刀魚はよく群れでいることが多い為、太刀魚の群れがどのくらいの層にいるかを調べます。太刀魚がいる層が分かったら次はルアーの動かし方です。適当に動かしていても釣ることはできますが、動かし方で釣果が変わってくることもあります。

ルアー釣りを動画でチェック

ルアーは形や重さによって飛距離も違えば、特性も違います。そのためロッドを同じように振ってもそれぞれ動きが異なるため、太刀魚の興味を引くような動かし方をしましょう。ルアーの特性もしっかりと知っておくことも大切です。

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