アイナメ料理12選をご紹介!旬の時期やさばき方まで徹底解説!

釣り人にはポピュラーな魚「アイナメ」。ちょっとヌメッとしている見た目からか「おいしそう!」とは感じませんよね。ところが料理法を知ってしまえば食味は絶品!そこで今回はアイナメのおいしい料理の仕方を紹介していきます。おすすめレシピもあるので参考にどうぞ!

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釣りにキャンプや登山までアウトドア大好きライターです。 最近狩猟免許を取得しました。

アイナメってどんな魚か知っておこう!

地味な体色、臆病な性格、暮らしているところは水深30m〜40mほどの薄暗い場所、とここまで聞くと陰気臭いイメージを抱いてしまいますが生態を掘り下げて行くと見方が変わるような心温まるエピソードもあり、自然と興味が湧いてきます。どんな魚なのか見ていきましょう。

アイナメの見た目の特徴

平均的な体長は30〜40センチで体色は生息環境で微妙な違いがあります。色は黒褐色から赤や黄色っぽいものまで様々です。オスは産卵期に婚姻色である黄色も表れます。アイナメ科の特有の「背びれが一本に繋がっている」「鱗が細かい」という特徴も見られ同科のクジメという魚とよく混同されます。両者の見分け方についてはこちらをどうぞ。

アイナメの生態・生息域といった特徴

北海道〜九州南部までの広い範囲に生息しています。海藻が茂った岩礁帯やテトラポッドのような陰のある場所を好みます。昼行性でオスは縄張り意識が強く、産卵期になると卵を守るという習性を持っています。その期間は約一ヶ月とも!しかし一方で守るべき卵を食べてしまうという矛盾するような生態も明らかになっています。

アイナメの釣り方は?

特に凝ったことをする必要もなく初心者でも狙えます。船釣りの場合は根掛かり、擦れ対策に太いハリスを用意し、船釣り専用の仕掛けや船宿の指示を仰ぎましょう。陸からだと大物狙いは投げ釣りを、手軽に楽しむなら落とし込みが一般的です。餌はアオイソメが主流です。ルアーの場合はテキサスリグで根掛かり予防を施すといいでしょう。

低水温を好み北海道では年中釣れますが、本州では初冬から初春がピークです。特に産卵期は沿岸に寄ってきて食欲も旺盛で陸からでもチャンスが多い時期と言えます。独特な餌の食べ方をするので合わせには駆け引きと我慢が求められます。難しさもありますが強い引きには中毒性がありハマる人が多くいます。詳しい釣り方は以下をご覧ください。

アイナメって何を食べてるの?

基本的には雑食です。エビやカニなどの甲殻類やイソメなどの多毛類を食べています。大きな個体になると小魚も捕食対象になります。しかし普段の行動範囲はそれほど広くないので貪欲に四方を探し回って捕食するということはあまりありません。岩の陰などで静かに待ち「来るもの拒まず」のスタンスが基本です。

アイナメの別名は?

呼び名に地域差があります。北海道では「アブラコ」関西では「アブラウオ」「アブラメ」と呼ばれ、これは体表面が油を塗ったようにテカテカしていることからきています。また根魚を由来として宮城県では「ネウ」、食味が絶品で籾種を買うお金まで使ってしまったという逸話から広島県では「モミダネウシナイ」とも呼ばれます。

アイナメの旬はいつ?おいしい時期を知ろう!

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