リールパーツを工具で分解し、元々のカラーを剥離剤で剥がし終えたらいよいよリールの塗装に入ります。そこで必要になってくるものが「エアブラシ」です。
スプレー塗装でも良いのですが、塗装の「長持ち」を考えた場合その「長持ち具合」は歴然です。リールのみならずプラモデルやバイクなどの塗装でも使われる「あると便利」なアイテムです。(別途コンプレッサーが必要)
リール塗装の時にあると便利な道具│②塗装ブース
部屋の中でリール塗装を行う時に重宝するのが塗装ブースです。塗料の「飛び散り」を防ぎ快適な塗装作業が可能になります。リールの大きさ的にプラモデル用の塗装ブースで十分対応可能です。
リール塗装を自分でする│おすすめのスプレー缶
「あると便利な」でエアブラシを紹介しましたが、使用するにはコンプレッサーも必要になるため高額な初期投資となってしまいます。
初心者が「自分で塗装をする」場合、まずは安価なスプレータイプの塗料で「はじめてみる」ことをおすすめします。
リール塗装おすすめのスプレー缶①
まず最初に「おすすめ」するのがアサヒペンのメッキ調スプレーです。ゴールドカラーをベースにしたメッキ調のカラーはキレイに仕上げることが出来ればリールの高級感アップ間違いなし。
容量と価格
容量は300mlで価格は1592円(税別)です。乾燥時間は30分~60分
リール塗装おすすめのスプレー缶②
次に「おすすめ」するのがアサヒペンの蛍光塗料スプレーのピンクです。輝く蛍光ピンクのカラーで「目立つこと間違いなし」の塗料です。パーツごとに他のカラーと組み合わせれば誰ともカブらないオンリーワンリールに仕上げることも可能です。
容量と価格
容量は300mlで価格は1569円(税別)です。乾燥時間は30分~60分。
リール塗装おすすめのスプレー缶③
最後に「おすすめ」するのがアサヒペンの高耐久ラッカースプレーの「ツヤ消しブラック」です。あえて「ツヤ」をなくしたブラックカラーは渋いのひと言。大人の雰囲気漂うそのカラーでベテラン感を演出し、さらには耐久性にも優れています。
容量と価格
容量は300mlで価格は1044円(税別)です。乾燥時間は夏季が20分~40分、冬季で30分~60分です。
リール塗装を自分でする│塗装の方法
道具やスプレーを買い揃えたらいよいよ「自分で塗装」です。一見難しそうな「自分で塗装」も適した道具を使用して正確な手順で行えば「はじめての人」でも十分に塗装することができます。
リール塗装の方法①│リールの分解→剥離剤
まずはじめに行うのが「リールの分解作業」です。パーツやネジを無くさないように小箱を用意して分解していきます。塗装完成後に再度組み直す必要があるためスマホなどで原型の画像を撮りながら分解をしていきます。
リールの分解が終えたら、次は「剥離剤」をリールに塗っていきます。元々の塗装が落ちるまで少し時間がかかります。気長に待ちましょう。「剥離剤」には絶対に素手で触れないように注意して下さい。十分な換気と薄手のビニール手袋をして作業することをおすすめします。
リール塗装の方法②│研磨作業→下塗り→マスキング
剥離剤での塗装落としが終えたら次はナイロンたわしによる「研磨作業」です。本体表面の凹凸は仕上がりを左右する重要箇所です。丁寧な作業を心がけて下さい。
研磨作業が終えたら「下塗り」です。下塗りには塗料の「乗り」を良くする効果と表面の凹凸を無くし「たいらに」する効果があります。
次は「マスキング」です。マスキングテープを色分けする部分にしっかりと貼り付けていきます。